喜劇 駅前漫画

劇場公開日:

解説

「喜劇 駅前弁天」の長瀬喜伴がシナリオを執筆、コンビの佐伯幸三が監督した“駅前シリーズ”第十五作目。撮影もこのシリーズの常連黒田徳三。

1966年製作/94分/日本
配給:東宝
劇場公開日:1966年4月28日

ストーリー

駅前新開地に、坂井次郎はサカイ・マンガ・コウボウという週刊誌相手の漫画グループを主宰し、ミミ子、イタ子、マスオというそそっかしい三人の弟子をもち、事務所の屋根裏の紐を引けば何でも出来る、合理的な部屋に住んでいた。また伴野孫作が経営する伴野商会はオモチャを作る町工場で、藤子とオバQにそっくりな息子久太郎と暮していた。この久太郎には親友の紙箱屋三平の息子音松かいるが、漫画おそ松君にかぶれて、自分にも、あと兄弟が五人欲しいと三平を困らせていた。この三平と孫作は、仕事の方はまるでだめで、納めた品物はすぐ返品され、孫作にいたっては、大人気もなく、未だ夢を見ては、夜中に寝ぼけるほど。そんなある日、駅前商店街に景子の妹で美人の染子が、コーヒー店“Q”を開店することになった。次郎は、すぐさま、染子に一目ぼれして、何回となく“Q”に通い、胃を悪くするほどコーヒーをがぶ飲みする始末。また、市会議員で、この街の実力者イヤミ・ストアー社長井矢見も金と権力で染子を狙うが、染子は童画家森田徳之助を尊敬していた。この徳之助の娘由美は、絵描きでありながら、感覚が古く、うだつのあがらない毎日を送っていた。しかし、ある日、染子の店に飾ってあった絵が、雑誌社の目にとまり、由美は一躍流行画家となりショボクレムードは一変した。また一方の孫作も、彼の力作、オバQで成功し、次郎も、音松と久太郎をモデルにしたマンガが売れ、晴れて染子と結ばれることになった。これを機に駅前の商店街もいよいよ、繁盛するようになった。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

3.0駅前にオバQ

2020年1月25日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

2020年1月25日

#喜劇駅前漫画 鑑賞

漫画ブームにのって、#オバケのQ太郎 と #おそ松くん とのコラボ作品である。
そもそもコラボとか珍しい時代だろうし、しかも漫画とのコラボ(アニメではない)が先駆的

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とし

3.0実験的

2019年1月16日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

笑える

楽しい

森繁久彌は画家で娘が大空真弓、伴淳三郎はおもちゃメーカーで妻は淡路恵子、フランキー堺は漫画家の人気者。
アニメを交え、イヤミやオバQも登場、実験的な面白さがある。
珍しく淡島千景が出演しない。

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いやよセブン
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