「純米吟醸酒」さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち 背中にエンジンさんの映画レビュー(感想・評価)
純米吟醸酒
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純米大吟醸では無いw
BDも持っているが劇場含めて久しぶりの視聴。劇場で観たのはフェスティバルが最後?
150分も有るのに、こんなにサクサクと進むんだなぁと。まぁ、あの時代の作品なのでご都合主義な部分も説明足りないとかは有るけど、さして気になる事も無くアッと言う間にヤマトが発信、テレザート到着、デスラー戦、地球を後ろに守っての最終決戦。
余計なモノが無く、磨いた純米吟醸酒の様な出来。
始めて見た時、前情報として都市帝国が有る事は知っていたけど、超弩級戦艦が現れた時の絶望感、これどうすんだよ、もう無理じゃん。と思った後の「これは死ではない」。いや、死だよ!
あのラストが良かったのか。未だに分からない。あれ以外に締めようも無かっただろう。違う締め方をしたヤマト2は未来への希望は残されたがご都合主義で締まりも悪く、以降の商業主義的作りの始まりになってしまった。
良いか悪いかは分からない。それでも、あの日、劇場のあちこちから啜り泣きがした。あれほど、劇場が泣いた作品はその後一度も無い。
4Kリマスターとは言っても、画質は4Kではない。が、手書きアニメお約束のゴミ等は消えてかなり綺麗に見える。音声は何とか5.1chに出来なかったかなぁ。せめて、ステレオで。
まぁ、これ見ちゃうと余計に2202の酷さが際立つ。約45年前の作品よりツッコミ所満載って・・・・
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