歌う弥次喜多 黄金道中
劇場公開日:1957年1月3日
解説
ラジオ東京他で人気のある連続放送劇の映画化、ミュージカル時代喜劇。脚本は吉田一郎、淀橋太郎の共同、「阪妻追善記念映画 京洛五人男」の大曽根辰保が監督、同じく石本秀雄が撮影を担当する。主な出演者は、「阪妻追善記念映画 京洛五人男」の高田浩吉、「男の花道」の伴淳三郎、「世にも面白い男の一生 桂春団治」の高峰三枝子、「アチャコ行状記 親馬鹿天国」の花菱アチャコ、「お初の片恋」の中村メイコ、ほかに日守新一、広沢虎造、東富士、トニー谷、秋月恵美子、芦原千津子、関千恵子、堺駿二、島倉千代子、藤島桓夫、小坂一也、ミヤコ蝶々、南都雄二、島ひろし、ミス・ワカサなど演劇、歌謡、スポーツ、漫才界の人気者たち。
1957年製作/102分/日本
配給:松竹
劇場公開日:1957年1月3日
ストーリー
お江戸日本橋を振出しに旅に出た弥次さん喜多さんは、開化の港浦賀へ。二人は国際使節として、悪役人のため黒船に連れ去られた母親お春を求める、おきんに同情。一方、酒場クロブネではストリッパーのキッス襲撃に大騒ぎ。箱根を越えて大磯から小田原へ。二人は宿で女按摩に惚れたりした上、おきんを連れて下田へ向う。唐人お吉で名高い下田港へ来て見れば既にお春は長崎へ連れ去られた後。弱った二人は、おきんの胸に「情ある方は長崎までお連れ下さい」と記して海路を清水港へ向う。船中、浪曲師虎造と知り合い話に花が咲いたが再びおきんを見つけて大くさり。清水港は折しも島倉村のお千代の音頭で祭礼に大賑わい。奉納相撲大会では横綱富士の山と森の石松の対戦。投げ出された石松が怒っての大喧嘩も清水の次郎長の仲裁で無事にケリ。二人はやがて浜松へ。峠では幽霊の総攻撃にあいノイローゼとなって宿の床に伏したが、おきんの働きで将軍家御殿医明斎の治療を受け全快。明斎の紹介状を持って一路堺の紀之国屋文右衛門の許へ。紀之国屋に会った三人は、長崎への船出を承諾させる。長崎では出帆間際のお春と再会できたのも束の間、お春は異国へと連行された。弥次さん喜多さんは、おきんを慰め手許に引取ることにした。翌日、日本晴れの空の下、三人を乗せた千石船は堺へと船出した。
スタッフ・キャスト
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弥次郎兵衛高田浩吉
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喜多八伴淳三郎
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お春高峰三枝子
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明斎日守新一
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おきんシリア・ポール
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紀之国屋文右衛門花菱アチャコ
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遊覧駕篭の娘中村メイコ
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浦賀案内人トニー谷
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伊豆の佐太郎高田浩吉
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清水の次郎長伴淳三郎
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広沢村の虎造広沢虎造(2代目)
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富士の山東富士
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クロブネの歌手小坂一也
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茶店の娘泉友子
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島倉村のお千代島倉千代子
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藤島村の桓吉藤島桓夫
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鶴松島ひろし
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唐人お吉ミス・ワカサ
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角力の解説内海突破
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森の石松堺駿二
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お蝶ミヤコ蝶々
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勇二南都雄二
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栄子長内栄子
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敏子長内敏子
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役人永田山路義人
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役人小田永田光男
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女あんま関千恵子
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祈祷師山田周平
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坊主有木山太
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天女秋月恵美子
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天女芦原千津子
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浦賀の外人ジョージ・ルイカー
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クロフネの女将草島競子
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幽霊大和久乃
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幽霊お菊橘一枝
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幽霊お岩河上富江
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幽霊お露吾妻道代
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幽霊鬼婆藤井きよ
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茶店の親爺玉島愛造
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竹庵先生富本民平
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船頭サトウ・サブロー
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明斎の宿の女将高山裕子