「戦前からのアプレガール♥」浮雲 マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
戦前からのアプレガール♥
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この原作や映画が戦前であるなら、少しは評価出来ようが、アプレゲールが百科騒乱の1950年代。朝鮮戦争が始まり、日本の復興が早まる。ある意味、『漁夫の利な特需景気』の時代。
新しい女性の生き方を描いたと過大評価するが、女性が男に食い物にされる女性の黎明期の様な話。男の為に、性の仕切りを低くした女性の顛末。この波は何一つ反省する事無く現代に続くが、何故かこう言ったストーリーがもてはやされる。
1949年に『情婦マノン』と言う男女関係を描いたフランス映画があるが、凄まじい男女関係を描いた映画だった。我が亡父はその映画の話は良く話してくれた。しかし、この類の映画を『アプレガールは不道徳だ』とディスっていた。後に情婦マノンは鑑賞したが、情婦マノンの方が毒々しい男女関係だった。この映画には笑いも危機感も緊張感も不条理すらない。戦後メロドラマの元祖なのだろう。
鹿児島から安房、宮之浦まで3時間で行ける。10時発だったら午後一番で着く。映画に出てくる様な船ではない。屋久杉の島ですよ。放浪の末の旅路の果ては普通『鹿児島』だろう。
出鱈目そのもの。
僕には最後だけが笑えるし、ザマァ見ろって思ったが、不謹慎だね。賢明に一生懸命に生きて欲しい。これからの女性には。こんな映画見て心動かさないで。
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