アンドロメディア

劇場公開日:

解説

デジタルネット上で生きる少女を巡って繰り広げられる争奪戦を描いた青春サイエンス・フィクション。監督は「中国の鳥人」の三池崇史。渡辺浩弐による同名小説を、キサラギクリオが脚色。撮影を「中国の鳥人」の山本英夫が担当している。主演は人気沸騰中のグループ、SPEEDと、新人の原田健二。

1998年製作/110分/日本
原題または英題:Andromedia
配給:松竹
劇場公開日:1998年7月11日

ストーリー

高校1年の舞(島袋寛子)は普通の女子高生。同級生のリカ(上原多香子)や洋子(今井絵里子)、メール友達のナオ(新垣仁絵)、そして秘かに思いを寄せている幼なじみのユウ(原田健二)とともに、学園生活をエンジョイしていた。ところがある日、彼女は何者かにひき逃げされ死んでしまう。悲しみにくれる舞の父で、天才コンピューター・プログラマーの俊彦は、完成させたばかりの人間の脳をコンピューターに移すプログラムを使って、パソコン上に舞をAIとして蘇生させる。舞の記憶をインプットしたAIは、舞そのものだった。しかし、そのプログラムを狙って、世界征服を企むデジタルウェア社の会長・ザッカーの部下・黒澤が俊彦を殺し、AIを捕らえようと魔の手を伸ばしてきた。AIは、俊彦の機転でデジタル・ネットへ逃げ込み、ユウのパソコンへと姿を現す。死んだはずの舞の出現に驚くユウ。だが、AIが何者かに狙われていることを知った彼は、彼女をノート型パソコンへ移し、追手からの逃亡を図る。一方、俊彦の息子で舞とは腹違いの兄である高中が、父の研究を盗もうとザッカーに荷担。ユウに片想いしているリカを利用して、パソコンを盗ませる。それに気づいたユウは、高中からパソコンを奪い返すことになんとか成功するが、今度は黒澤によって洋子とナオが誘拐されてしまう。ふたりを助けるには、AIを渡さなければならない。敵のアジトに乗り込んだユウは、洋子とナオを助けるため、AIの入ったパソコンを黒澤に渡す決断をする。ところが、パソコンを手に入れた黒澤は、欲に目がくらんで暴走。電脳世界にダイヴしようとするが、父の研究の偉大さに気づいた高中に邪魔され、発狂してしまう。こうして友情によって守られた舞だが、自分を狙う新たな刺客がくることを予感し、永久にこの世から消える決心をする。そして、ユウの手によって海の底へ沈められるのだった。

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スタッフ・キャスト

監督
脚色
キサラギクリオ
脚本協力
NAKA雅MURA
江良至
原作
渡辺浩弐
エクゼクティブ・プロデューサー
滝本裕雄
春日たかし
稲葉貢一
プロデュース
濱名一哉
平野隆
製作
児玉守弘
平哲夫
プロデューサー
中澤敏明
中西誠
制作プロデューサー
西村大志
佐藤敏宏
井上文雄
撮影
山本英夫
美術
稲垣尚夫
石毛朗
音楽プロデューサー
伊秩弘将
音楽プロデューサー補
水島康貴
主題歌
SPEED
DA PUMP
録音
中村淳
整音
中村淳
音響効果
柴崎憲治
照明
豊見山明長
編集
島村泰司
衣裳
磯井篤朗
スタイリスト
ソニア・パーク
製作担当
芳川透
朝比奈真一
助監督
加藤文明
桜井雅彦
スクリプター
柳沼由加里
スチール
畠山壽人
VFXスーパーバイザー
曽利文彦
VFXプロデューサー
坂美佐子
CGディレクター
小畑正好
CGデザイン
竹内敦志
音楽協力
遠藤浩二
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