悪の華(1997)

劇場公開日:

解説

芸能界の裏社会を舞台に、裏切られた過去を背負い復讐に賭ける男の姿を描いたピカレスク・ロマン。監督は「月とキャベツ」の篠原哲雄。撮影は「KOKKURI こっくりさん」の上野彰吾が担当している。主演は「ピエタ」の大沢樹生。

1997年製作/80分/R/日本
配給:ケイエスエス
劇場公開日:1997年9月6日

ストーリー

ある日、大手芸能プロダクション・花山エージェンシーの看板タレント・高槻みきが、新人タレントの宮田に頬をナイフで切りつけられるという事件が起きた。この事件がスキャンダルとなり、みきは抱えていた仕事全てを降ろされてしまう。新進の芸能プロダクション・ハイライトプロの代表取締役の座にある新城研一郎は、その穴埋めをするかのように新人・赤井マリを売り込み、みきの代役の座を次々と勝ち取っていった。その顛末は、全て新城の計算ずくのことだったである。3年前、花山エージェンシーの社員であった新城は、社長・花山吾郎の麻薬不法所持という罪を被り、服役したのだった。しかし、仮出所を得て、新城がいざ花山のもとへ戻ると、新城の恋人だった順子は花山の妻となっており、花山からも無下にあしらわれる。その日から新城は花山に復讐を誓った。新城の躍進に興味を抱いていたフリーライターの陽子は、新城から赤井マリのタレント本のゴーストライターを頼まれたことから、興味本位で新城の周辺を探り出すようになる。そし陽子は次第に新城の危険な魅力に魅かれていった。新城は部下を花山プロに潜入させ、花山を追い詰めて社会的に葬り去るそのチャンスを得る。しかし、その矢先に、花山が持病の心臓病が悪化してショック死してしまった。そんな復讐の矛先を失った新城の前に立ちはだかったのは、花山に無理矢理寝取られたと思っていた順子だった。新城は、呆然となる。そして、今まで拒んできたマリの愛を受け入れ、陽子に想いを打ち明けられた新城は、新たな生き方を模索しようとしていた。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

1.5芸能プロダクション

2022年4月16日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

芸能プロダクションの社員が社長に裏切られ、復讐するというお話。
芸能界の裏話にしては荒唐無稽かな。

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いやよセブン