明るい場所

劇場公開日:

解説

姉の元恋人に仕掛けた妹の悪戯が、周囲の人たちを戸惑わせていく短編コメディ。監督はPFFノミネート経験を持ち、現在はアメリカン・フィルム・インスティテュート在学中の豊島圭介。脚本は豊島と映画研究者・木下千花の共同。撮影に「Helpless」の田村正毅があたっている。若い映画作家たちに発表の場を提供する上映会「DONUTS SMOVIES A Go GO!」で上映された。16ミリ。

1997年製作/40分/日本
配給:ビターズ・エンド
劇場公開日:1997年4月26日

ストーリー

姉・由希の留守中にアパートを訪れた亜希は、由希の元恋人でアメリカ帰りの乾二郎からFAXが入っているのを見つけ、ほんの悪戯心から由希だと偽って乾二郎と会う約束をする。そうとは知らず亜希とデートをすることになってしまった乾二郎は、戸惑いながらも彼女のペースに乗せられて、亜希の家に遊びに行った。ところが、そこへ由希がフィアンセの功太郎と一緒に現れた。元恋人と現恋人に囲まれて困り果てた由希は、妹の非常識な行動に腹を立てるが、亜希自身も思わぬ展開に内心動揺していた。優しい功太郎は狼狽を隠してその場を丸く収めようとし、一方、乾二郎の方もどうしていいか分からないまま家に泊まることになる。翌朝、昨夜の居心地の悪いムードはどこへやら、亜希と乾二郎は他愛のない話に花を咲かせる。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

監督
脚本
豊島圭介
木下千花
製作
原野守弘
撮影
たむらまさき
音楽
原野守弘
録音
菊池信之
現場録音
野澤友博
編集
豊島圭介
スクリプター
常石史子
スチール
原一平
ながおかあつこ
  • 亜希長岡敦子

  • 乾二郎原口大史

  • 由希奥村康代

  • 功太郎原啓一

  • 長谷川米子

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