劇場公開日 2007年12月15日

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「マリア~♪」カンナさん大成功です! ハチコさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0マリア~♪

2007年12月27日

笑える

楽しい

単純

日本のコミックを映画化し、韓国版アカデミー賞で
最多12部門ノミネートを成し遂げたラブコメディーだそうです。
主人公のカンナを、本作で大鐘賞主演女優賞を受賞した
キム・アジュンという女優さんが演じてるんですが、
ちょっと米倉涼子みたいな感じで、背が高くてスタイルが良くて。
なにげに(スイマセン^^;)整形美女だったりして。。と思ったり?

各映画評がべた褒めしているので、そんなにいいのかしら♪と
期待しながら観に行きました。うん、確かに面白かったですね。
マンガならではのベタな描き方に加え、俳優陣の演技力と歌唱力、
脚本も良く出来ているので(案外、世知辛いとこなんか良かった)
いかにも女の子映画~っていうピンクっぽさを
皮肉たっぷりに封じ込めた、意欲作。という感じがしました。
韓国といえば、整形疑惑!?アイドル歌手には、口パク疑惑!?
あっはっは♪っていう自虐ネタがかなり効いてました^^;

でもいちばんの魅力は「相手役の男優」…はもちろんですが^^;
主役の彼女が可愛いことかな。
特殊メイクの巨漢から、一気に48kgのアイドル娘へと変貌するも、
やはり性格は変えられず、お人好しで素直なところとか、
人前で相変わらずおどおどしているところとか、
あぁそうなんだろうな~とこちら側の共感が得られる演技を披露。
たとえキレイになったとしても、整形した女はもう怪物だ。と
自分自身を認められないジレンマが、なんとも歯がゆいんだけど
結局のところ、彼女には「美声」があるので周りがほっとかない。

笑わせて、歌わせて、勇気づけて、ホロリとさせて、のリズムが
バランスよく配置されているので、心地よく観れると思います。
私的にはちょーっと長いかなぁ。。っていうシーンもあったけど、
家族を大切にする部分もきっちり織り込まれて、
なるほど~韓国で大ヒットしそうな作品だなぁ~と感じました。
原作がやはり面白いのでしょうかね~?読んだことないんですが^^;

(カンナさんって聞くと、神津!って出る自分に歳を感じる。(-"-))

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ハチコ