アレックス・ライダーのレビュー・感想・評価
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ま~ターゲットではない私の評価は厳しくならざるを得ないですね。
叔父の仇を取るため諜報の世界に挑む天才中学生の活躍を描く物語。
少年少女をターゲットにしたスパイ映画ですね。自身がターゲット年齢にないことは承知の上で、試しに鑑賞。
「名探偵コナン」よろしく大活躍する中学生が、振り切って描かれていて気持ちが良いですね。
「叔父に鍛え抜かれた」という設定も、物語に説得力を(申し訳程度ですが)与えてくれたのが良いですね。
アクションは派手で軽快で魅力たっぷり。小中学生時代に鑑賞したら、4は付けたくなる作品だったかもしれません。
ターゲットでないだけに、殊更マイナスを並べ垂れるのも気が引けますが、1点だけ。この作品での移民に対する扱いが少し疑問に感じます。ディズニーのように気にし過ぎるのも映画の面白さを減じるように感じますが、「スメル」という言葉が何度か差し込まれると、不愉快さを感じてしまいます。
私的評価は少し厳しめです。
日本贔屓が嬉しい。
傍を固める俳優陣は豪華ですね。
子供向けなのに切れ味鋭いアクションが魅力
両親を亡くし叔父と家政婦さんと同居するアレックス君。突然交通事故死した叔父の死因を知ってしまうアレックス君は怪しいオッサン達をあっさりブチ倒してしまう。実は秘密諜報員だった叔父が彼を訓練していたのだった。その能力を買われてMI6にリクルートされた彼は怪しいIT企業に単身潜入捜査に赴くが・・・共演陣がビミョーに豪華な『スパイキッズ』が入った子供版”007“。一応シリーズ化しようとしているみたいですが・・・まあないでしょうね。
全編ユルユルの子供向けなのに冒頭のロープを巧みに使ったアクションだけがやけに切れ味鋭いなと思ったら、アクション監督はドニー・イェン・・・納得。
あと顔面がジーン・シモンズ化したミッキー・ロークとMI6お偉いさん役のビル・ナイの怪演も見所。ここ最近ビル・ナイが出てる映画にハズシがないので以降の映画チョイスの一基準とします。
あぁ、うん。
目の保養
中学生スパイ
ところどころ英国風スパイスがきいた作品。
英国スパイ映画らしい佳作。
原作の小説は英国では大人気らしい。全く知らなかったけど。
で、本作はリズムが小気味良い佳作だ。
オープニングから魅せてくれるし、テンポが良いので間延びもしない。
見せ場をタン、タン、タンとステップを踏むが如く見せていく。
脇を固める役者もクセがある。
ストーリーや展開の単純さなどB級っぽさは否めないが、丁寧に作りこんだ姿勢が見えて好感が持てる。
B級なのにB級的制作を否定するような姿勢よりよっぽど潔い。
少年がスパイとしての資質や訓練を叔父さんが実は仕込んでいた!なんて泣かせるし、ボンド・カーのようなギミックに古き良きスパイグッズ。
会話も有名な某魔法学校の名前が出てくるなど、なかなかウィットに富んでおり、ジェームズ・ボンドの英国スパイ映画らしいノリを巧く作り出している。
序盤の格闘アクションにおいてはドニー・イェンが絶対振付けたと思われるロープ格闘(!)があり、アクション好きをニヤリとさせるシーンもある。
女性は超イケメンのアレックス・ライダー(まだ子供といえば子供だが)をぜひ、見て欲しい次第である。
007+ハリー・ポッター÷2=???
ジュニア・スパイ・アクションの原作小説が、世界中で人気なんだそうです。吾輩、全然知らなかった(最近、ホントに本読まないもんな~)のですが、“英国スパイ物”はもともと大好きですので、結構期待して、観に行ってまいりました。
“「007」シリーズのジュニア版”てな感じで、MI-6の本部も凝った作りで出てきますし、ガジェット(スパイグッズ)の受け渡し場所が、デパートのおもちゃ売り場ってのも、ウィットに富んでて面白かったですね(グッズの中には“ニンテンドーDS”が!)。「スパイキッズ」シリーズほど、お子様向けではなく、もう少し上の年齢層(ハイティ-ンあたり?)をターゲットにしたと思われますが、主役を演じたアレックスくんのなかなかなイケメンぶりと相まって、結構人気が出るんじゃないかと思います。
で、我々大人のお楽しみは…この映画、脇のキャスティングが凄い!ユアン・マクレガーにビル・ナイ、そして敵役を演じたミッキー・ローク!何ともまあ、通好みなキャスト!残念ながらユアンは開始早々に退場してしまいますが、ビル・ナイの“融通の利かない英国紳士キャラ”とミッキーの“お前は何者やねん?無国籍悪役キャラ”は、観ていてとっても楽しめました。それから忘れちゃならないのが、アレックスの世話人・ジャックを演じたアリシア・シルヴァーストーン!何と最近めっきりご無沙汰だった彼女を、久々にスクリーンで観ることが出来ました。もお、32歳(?!)ですか。時の流れるのは早いもので…(>_<)。
原作はシリーズで3冊ほど出ているらしいですが、これもまた「ハリ・ポタ」のようにシリーズ映画化されていくのでしょうか?それにしては、インパクトがチョット弱いかな??
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