「痛い・・・」パンズ・ラビリンス 銀平さんの映画レビュー(感想・評価)
痛い・・・
ファンタジー作品のコーナーで何となく手に取り、てっきり他のファンタジーみたいな子供向け要素も含んだ明るい作品なのかと思ったら、全然違いました。
流血シーンが多いし、見ていて痛々しい。化物や妖精よりも、人間の行いのほうが残酷で怖いです。
主人公オフェリアは最後に、本来の王女としての幸せな世界に戻りますが、仮に、現実世界で、残された赤ん坊の弟と生きていくのも決して暗い未来ではなかったかもしれないと私は思います。メルセデスが母親代わりになって、色々と助けてくれたのではないかと思います。
見終わっても暗い雰囲気が拭えませんでした。大人に向けたファンタジーだと思います。
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