「平和な世の中を夢みて」パンズ・ラビリンス しろくろぱんださんの映画レビュー(感想・評価)
平和な世の中を夢みて
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むか~し昔のお話です
から始まるお姫様のものがたり
可愛いファンタジーものと思ったら
まるっきり反対の
独裁的な背景の話だった
でも映像が凝っているので
引き込まれていく
15年以上前の作品なのに
古さを感じなかった
お姫様に戻るための試練が…
カマキリみたいな妖精
ダークな世界のファンタジー
武装兵力との戦い
…なぜこのファンタジーと
リアルな世界を描いているのか
よくわからなかった
アンネの日記を思い出した
迫害を受けていた時に
その苦しみから逃れる為
妄想で綴られた日記
これもそういったことなのか
嘘や争いのないお城を抜け出し
光が降り注ぐ地上に…憧れて
…でも地上は
嘘や争い事で人が死んでいく
地上は生きやすいところ
ではなかった
平和な時を過ごしていると
何か私欲を求めて
…独裁者が戦争を起こす
それの繰り返し
平和なお城に帰りたかった
お城に帰れなかったお姫様の
…お話です
平和な世の中に
…生まれたかった
オフェリアが
産まれてくる赤ちゃん
に未来を託す言葉が印象的
余談…
大尉がナチスの
ヒトラーに何処となく似ている
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