劇場公開日 2025年7月11日

「「tiny desk」みたいな録音風景が楽しい」ONCE ダブリンの街角で ぴのこねこさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0「tiny desk」みたいな録音風景が楽しい

2025年8月28日
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楽しい

ストリートミュージシャンの男性と移民の女性が出会い、一緒に音楽を作り上げていく。
女性はミュージシャンに、「彼女はいる?」などと、個人的なことをしつこく聞く。
そのせいもあって、ミュージシャンは女性を、ただの音楽仲間以上の存在、と意識してしまう。
これは気の毒だ。
楽器店で女性が、メンデルスゾーンの「舟歌」を弾いた時、ミュージシャンは「自分で作ったの?」と聞く。ピアノを習いたての子どもが発表会で弾くような有名な曲なのに、知らない。
住む世界の違いを暗示しているシーンと受け取った。

終盤、女性の夫から立派なピアノが届き、「やはり」という感じ。

録音スタジオで、友人達を加えてのセッション風景は、ちょっとtiny deskに似ていた。
録音エンジニアは、ECM の偉い人に感じが似ていた。
「音にうるさい人の顔」って何か共通したものがあるのかな。

ぴのこねこ
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