劇場公開日 2007年10月20日

インベージョン(2007)のレビュー・感想・評価

全31件中、1~20件目を表示

4.0コロナと現在の戦闘情勢を予言していたのかも…

2025年5月11日
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鑑賞方法:VOD

悲しい

怖い

興奮

2007年作品と言うから、今から18年も前の作品。2020年に起きたコロナ感染を予言していたの様な、世界中に蔓延した感染病を扱ったSF・サスペンス。主演のニコール・キッドマンも、瑞々しい美しさがあり、子供を守る強いママを演じている。また、その恋人役にも、『007カジノロワイヤル』で一気に人気の出た、若きダニエル・クレイグが演じている。

コロナ・ウイルスは、否定はしているが、中国が作り出した人造ウイルスであったのは暗黙の事実。しかし、こちらのウイルスは、宇宙から帰還するところで大爆発を起こしたスペース・シャトルが持ち込んだスペース・ウイルス。しかも、感染者の口からの分泌液から感染し、そのウイルスは、睡眠によって作用し始めて、見た目は分からないが、感情を失くしてしまうというもの。

周りの人々が、次々と感染していく中、ニコール演じる精神科医のキャサリンは、自分も元夫からの吐しゃ物を浴びて感染する中。しかし、愛する息子を必死で守り抜くため、強くて逞しいママとなって、孤軍奮闘するストーリー。ただ一人、頼りにしていた恋人のベンが、最後に救いに来てくれるのだが…。

改めて、ニコール・キッドマンの美しさが光る作品。『クワイエット・プレイス』のエミリー・ブラントやホラーの名作『ラストサマー』のジェニファー・ラブ・フューイット等、美女が独りで、必死の形相で敵から逃れ、最後は勇ましく立ち向かったていくという展開は、こうした作品では鉄板。それぞれの美しさの中に秘めた、『生』に欲する強さと逞しさが開花していく様に、感情移入しやすくて見応えもある。

映画としては、思った以上にスリリングで面白かった。また、人々からウイルス感染で感情がなくした時、世界の紛争や戦闘が無くなり、国家間に友好的な流れが生まれるシーンが映し出された。これは、これで世界に向けたメッセージを強く感じた。と同時に、ラストシーンで語られた「争いも犯罪も無い世界は、人が人でなくなった世界」という言葉は、人としての性(さが)に対する憤りとやるせなさも突き付けてきた。

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bunmei21

3.5侵略者か救世主か

2024年7月7日
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鑑賞方法:VOD

楽しい

怖い

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レント

1.5ニコール・キッドマンに気圧されて…

2024年6月28日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

単純

2007年公開のアメリカ映画。
Wikipediaによると、ジャック・フィニイのSF小説『盗まれた街』(原題:The Body Snatchers)の4度目の映画化作品、とある。すごい。

監督:オリヴァー・ヒルシュビーゲル、
脚本:デヴィッド・カイガニック、ウォシャウスキー兄弟。

精神科医のキャロル・ベネル役にニコール・キッドマン、
同じく医師のベン・ドリスコルにダニエル・クレイグ。

まじめに観ていたのだが、
心臓に注射するシーンでずっこけてしまった。
SFは、前提となる世界観に溶け込めるか否かで、
評価が変わってしまう。

どうやら私は溶け込めなかったのだが、
ニコール・キッドマンの「圧」というのか、「目力」というのか、
どういうわけか気圧されてしまい、最後まで見てしまった。

彼女はまるでメデューサのようだ(笑)。
ラスト含め、どうにもフィットできない作品だった。

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Haihai

2.5ダニエル・クレイグはどうしてもジェームズ・ボンドに見えてしまう。

2024年6月2日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

ストーリーは子供騙しのSFだが、ゾンビを車から振り払うシーンだけはなかなかの迫力。この映画の撮影当時まだ30代後半の筈だが、ニコール・キッドマンの美しさには既に劣化が見られる。そして、ダニエル・クレイグはどうしてもジェームズ・ボンドに見える。

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Yohi

3.0淘汰されるべきは…?

2024年4月28日
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ダニエルクレイグ好きなので観た!ニコール・キッドマンがとても美しい。ただ、ニコールの出てる映画って私的にハズレも結構多いんだよなあ…(ライオン、スキャンダルとかは好きやけど)

コロナ後に観ると、感染の恐怖とか気持ちがすごくわかる。感染者が大多数になった状態で、自分がまだ発症してなかったらどう対処するか…ポーカーフェイスでいられる自信が全くない。

他人という概念がなくなった世界は平和になるってことなんやろうけど、他所の惑星?から地球にきて侵略しようとしているのにその考えの強要は無茶苦茶やない?と思う😅

物語的には時間も短めかつわかりやすいので、サクッと観られる映画やった。家で観るくらいがちょうどよいかも!
ちょっと汚いシーンもあるのでお食事時は観ない方が良い。

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める

3.5ニコール・キッドマンのボディーがスナッチされる〜💦

2024年4月19日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

WOWOWの放送にて。

地球外から襲ってきたインベーダーは、人格を侵略する菌だった…。
ある日突然、身近な人が別人のように性格が変わってしまう。
外見が変わらないから、誰が侵略されているのか分からない。
この設定が面白いから、何度映画化されても基本的に面白い話になる。

ニコール・キッドマンは、撮影当時40歳手前だろうか。
まだまだ美しい。

体内に入った菌は、レム睡眠状態で分泌されるホルモンが作用して人格を侵略する。
感染を媒介するのは、宿主が口から吐き出した粘液。(気色わる〜っ!)
ニコールはこれを浴びちゃうのだから、かわいそうだ。
とうとう、眠ってはならない状況に追い込まれた精神科医のニコールは、ドラッグストアで眠らないための薬と飲料を探して手に入れ、ガブ飲みする。それでも睡魔は襲ってくるのだが、はたして耐えられるか。
助けに来た友人(恋人?)の医師(ダニエル・クレイグ)が侵略されてしまっていると見て、直前に手に入れた銃を構えるが、はたして彼を撃てるのか?
追手から走って逃げていても、街中に出ると感染した通行人が大勢いるから、無表情を保って感染者のふりをしなければならない。はたして気づかれずに雑踏を抜けられるか。
スリルとサスペンスに富んでいて、なかなか面白い。

吸血鬼映画やゾンビ映画でも思うことだが、そこらじゅう吸血鬼やゾンビだらけになって自分ひとりが逃げているなら、いっそのこと犠牲になったほうが楽なのではないか。
睡魔も限界、信頼する人も感染して、万事休すとなったニコールも一瞬は逡巡したはずだ。
感染したダニエル・クレイグは「我々の世界では他人を傷つける者はいない。他人がいないから」と言ってニコールを観念させようとする。
ここで、映画の前半に登場するロシア大使の「戦争も犯罪もない世界。それは、人間が人間でなくなった世界だ」という台詞が皮肉となる。
だが、彼女の幼い息子は免疫があって眠っても侵略されない。自分が侵略を許すと息子を置き去りにすることになる。これがニコールが抵抗する原動力となるのだ。
闘え!ニコール・キッドマン。

ホラーにしろ、サスペンスにしろ、美女が徹底的に追い詰められるのは、映画の醍醐味のひとつでもある。
ニコール・キッドマンを追い詰められる主人公に起用したことで、この古典的な原作の映画化作品の中で本作は一線を画したと言える。

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kazz

3.0地球外から飛来したウイルスとの戦い。 緊迫感はあったが、映画として...

2024年3月16日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

地球外から飛来したウイルスとの戦い。
緊迫感はあったが、映画としてはどこかで観たような展開。
終わり方も呆気なかった。
ワクチンが開発されてめでたしめでたしというのは簡単過ぎる。

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省二

3.0感情をなくした人間って?

2023年12月31日
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プライア

3.0母は強し!

2023年12月2日
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鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

怖い

実に斬新なパニック(?)映画でした。
侵略型SF映画とも伝染病ウイルス映画とも違う、それらを融合した新たな作品と言えるでしょう。

寝てはいけない。
単純だけと究極に難しい状況下、冷静な判断で光を見つける事ができるのか。

序盤の不気味な雰囲気を漂わせる、ミステリアスな感じが見ていて楽しかったです。
守る為には自分を犠牲にしても構わない。
子を想う母の力を感じられる一作。

ラストシーンは意見が分かれそうですが、自分だったらちょっともう無理かなぁ…💧

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びぃあぃじぃ

3.0ゾンビもの

2023年6月13日
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映画と言えるでしょう。
宇宙からのウイルスによる。
ニコールキッドマン好きには良い映画。
ダニエルクレイグも出ている。
キッドマンは、途中結構な人を殺してしまう。
感染者は感染中の記憶をうしなうとの台詞があるが、
キッドマンも覚えていないのか?

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myzkk

1.0母は強し

2023年6月8日
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鑑賞方法:TV地上波
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odeonza

4.5頻繁な リメーク にも納得です

2023年6月7日
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鑑賞方法:TV地上波

面白かったです。 聞いた事のない映画だったので きたいしていませんでしたが、 素晴らしかったです。 ホラー映画として高品質でした。 ゴーストも宇宙人も登場しませんが、 非常に恐ろしかったです。 一番怖い生き物は人間なんだと再認識できました。

私は はじめて しちょうしましたが、 実際には、 この作品は以下の通り リメークが繰り返されています。

『ボディ・スナッチャー/恐怖の街』1956年
『SF/ボディ・スナッチャー』1978年
『ボディ・スナッチャーズ』1993年
『インベージョン』2007年
『インベージョン』(ドラマ) 2021年~

これだけ面白いのですから、 頻繁な リメーク にも納得です。

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2.5ある朝突然、あなたの家族が、別人になっている。

2023年5月21日
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鑑賞方法:VOD

怖い

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にゃに見てんだ

3.5『盗まれた街』4回目の映像化

2022年1月17日
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鑑賞方法:DVD/BD

怖い

興奮

知的

原作は小説『盗まれた街』で、

『ボディ・スナッチャー/恐怖の街』1956年
『SF/ボディ・スナッチャー』1978年
『ボディ・スナッチャーズ』1993年
『インベージョン』2007年

『インベージョン』(ドラマ) 2021年~

4回の映画化と、
つい最近ドラマ化(継続中)と、
名前ぐらいは知ってる方が多いのでは?

1956年の1番最初の映画と2021年からのドラマ以外、観てますが、

ニコール・キッドマン、ダニエル・クレイグ 、と有名な役者を使い、一般ウケを狙った感がありますね。

もともとの、B級感、ホラー感、が弱まった…

でも、メッセージ性があり考えさせられ面白かったです。

ホラーが苦手な方でもイケると思います。

ウイルスやワクチン接種が作中に出てきて今の世界状況とリンクします。

ドラマ版には、

菊地 凛子 さん
『パシフィック リム』など

忽那 汐里 さん
『デッド プール2』など

ダイスケ ツジ さん
ゲーム『ゴースト オブ ツシマ』で有名

など日本人キャストも出てるらしいです。

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RAIN DOG

3.5原作の小説は面白いんだろうなって思う映画

2021年2月20日
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鑑賞方法:DVD/BD

眠るといけない、誰が感染者かわからない、感染する方が幸せなのかも? など、人間の本質的な部分にあるものをくすぶる原案が凄くいいと思う。

ニコール・キッドマンは兎に角綺麗、ダニエルクレイブは髪の毛短い今の方が格好いい(笑)

【総評】
原案はいいのだけど、展開が雑なのが残念。。。1時間半の作品ですが、2時間10分位の尺をとって、感染拡大とか疑心暗鬼とかワクチン製造なんていう部分を丁寧に作り込んだらほんとにいい作品になったと思います。

原案が勿体無い作品でした。

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キムラファンマルケ

3.5侵入って💦

2020年8月5日
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R♪

3.0The Invasion

2019年9月16日
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鑑賞方法:VOD

怖い

▷ インベージョン (2007)

WOWOWで上がってたから鑑賞。面白かった☺︎
ニコール・キッドマン
ダニエル・クレイグが出演してるし豪華。
マイナー?B級映画?なのか、見てる人の数少なめ!
周りの人がどんどんウイルス感染していって、
じわじわとくる恐怖と不気味さ。
そんでもって息子の可愛さと小さいのに判断力抜群◎

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Niki

2.0意識をひとつにして争いのない社会を…

2019年6月22日
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鑑賞方法:DVD/BD

シャトルの墜落から知性を持った未知のヴィルスが人間に感染していく。

感染者が賢くて恐い(笑)
流感と情報操作してワクチン接種(ヴィルス)を勧めガンガン感染者を増やすとか、騙される人は多いだろう。

SFホラーとしてはリメイク作品でもあり目新しさはないものの、ブロンド美人のニコール・キッドマンが美しい。

当時はサーズ?や鳥インフル等が流行し混乱を呼んでいた為、作品的な関心は高かったのかもしれない。

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うにたん♪(DCPにも抜け穴あるんだ)

3.0深夜の国勢調査は怖いぞ!

2019年2月4日
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鑑賞方法:映画館

 いや、冗談抜きで・・・あのシーンが一番怖かった。だけど、自分が感染させられるんじゃないかとか、鑑賞中眠ってしまうんじゃないかとか、そんなのは怖くないんです。あとは主人公のニコール・キッドマンが息子を助けて研究所へ向かうというスリリングなSFとなっています。息子を思う母親は強い!もしかすると女性のほうがウケがいいかもしれません。

 元はジャック・フィニーのSF古典小説「盗まれた街」。これまで3度も映画化されてるようですが、他は知らないので1993年版『ボディ・スナッチャーズ』と比較すると、とてもグローバルな設定となっていました。1993年版では米軍基地内で起こったSFパニックもの。今回の『インベージョン』はスペースシャトルの謎の墜落のため全世界にウィルスのような生命体が拡散していました。しかも、ヨーロッパや日本ではワクチンの開発が進んでいるのに、アメリカだけは“流感である”と情報操作されているのです。まったくアメリカ政府ってやつは困ったもんだ・・・

 局地的な閉塞感はない代わりに、感染者の増大や地下鉄内のアクションシーンが見応えあります。言ってみれば、ゾンビ映画と変わらない・・・ただ、ワクチンさえ打てば治癒するので、むやみに殺すこともできない(といっても、かなり殺してましたが)。そして、感染しても眠らなければ体を乗っ取られることもないのが共通した特徴でもあります。

 全体的にはイマイチなのですが、なにしろニコール・キッドマンが素敵なので許せます。彼女は精神科医で息子の父親(かなり悪い奴に描かれている)とは別れてしまっていて、ダニエル・クレイグとの関係も恋人には発展しない微妙な関係を保ってる。息子への愛情にも感動しますが、息子に「私が眠ってしまったら、この注射器を射して!」という場面はしびれてしまいます。

 アメリカは情報操作されていましたが、日本だって追随するにきまってる。その後、宇宙ウィルスに汚染された牛肉をも輸入するかもしれませんね・・・

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kossy

3.5お腹一杯感はあるが…

2017年8月18日
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鑑賞方法:DVD/BD、TV地上波

「盗まれた街」の4度目のリメイク。ストーリー的にはB級だが、ニコール・キッドマン、ダニエル・クレイヴ主演とはなかなかの豪華キャストだ。4度目のリメイクと考えると多いと思うが、同じことを永遠と繰り返してやるのはリメイクでは無い。毎度時代ごとの社会的なテーマを混ぜ込んで映像化している。一般的な評価や興行面においては不振に終わったが、個人的にはかなり好みの作品である。
終盤でダニエル・クレイヴ演じる人物がエイリアンウイルスに感染した際の台詞に本作の言わんとしている事が明かされる。
我々は存在は別々だが、「他者」が存在しないというもの。要するに別々の個体でも皆が同じ中身という事だ。そうすることで戦争等の争い事が無くなるという物だ。良く考えればそれこそ、人類が追い求めていた理想郷では無いか。

だが、主人公含め観客側も自分と他者はそれぞれ別、個人主義を貫かんとする。それでこそ生き物であると。そういう考えが争いを産む元凶なのかもしれないが、追い求める理想郷と現実のギャップ、我々の本来あるべき姿とは何なのだろうか。キャストが豪華なB級感が拭えない作品だが、何かと考えさせられる作品だ。

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Mina
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