私のちいさなピアニスト
劇場公開日:2007年8月25日
解説
ピアノの才能を持つ孤独な少年と落ちこぼれピアノ教師の心の交流を描いたハートフル・ドラマ。ピアニストになる夢をあきらめ、ソウル郊外で小さなピアノ教室を営んでいる女性ジス。近所に暮らす少年キョンミンが絶対音感の持ち主であることを知った彼女は、キョンミンをコンクールで優勝させてピアノ教師としての名声を得ようと思いつく。レッスンを続けるうちに、2人は本当の母子のような絆で結ばれていくが……。
2006年製作/108分/韓国
原題:For Horowitz
配給:シネカノン
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2015年3月27日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:映画館
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絶対音感を持つ悪戯っ子と、留学出来ずに悔しい思いを持つ女性ピアノ教師との触れ合い。
教え子を有名にして自分も有名に成りたい願望を持ち、ホロビッツの様なピアニストと結婚して、成功した同期を見返してやりたいとゆう少し高飛車な性格のキャラクター設定の為に、時々「おいおい!」と思ってしまう場面も、全てはクライマックスに向けての長い長い前フリなのが分かっていながら、ついつい泣かされてしまった。
全く名曲の[トロイメライ]をあんな風に聞かされてしまっては、完全にノックアウト状態に陥ってしまった(/_;)
更に、暑苦しい位に付き纏っては“恐れ知らず”に[オー・ソーレ・ミーヨ]を歌うピザ屋の店長の頑張りには、いつの間にか応援せずには置けなくなる。
解っちゃいるけどやられちまう。
子役の少年も、元々はピアノが上手なので採用されている筈なので、最初はそれ程でも、「あっ!」と言う間にレベルが上がり、やがて予想通りの展開へ。
実力を発揮するシーンがCDによる吹き替えだったのが少し残念だったけれど。
でもね、良いわ。こんなやられ方も(笑)
(2007年8月29日シネカノン有楽町)