「嘘だったらいいのに」ザ・マジックアワー サプライズさんの映画レビュー(感想・評価)
嘘だったらいいのに
三谷幸喜監督作品の中でも最も評価の高い作品。
前々から気になっていたためか、期待値は結構高め。コメディで★3.7は期待しちゃうでしょうよ〜
結果、面白かったです。
三谷幸喜らしさ満載。この人の映画を見ていると自然と笑顔になれる。映画っていいね〜
とある町に住む備後(妻夫木聡)は、町を牛耳るギャングのボスの愛人(深津絵里)に手を出してしまい、5日以内に伝説の殺し屋デラ富樫を連れて来なければ殺すと言われてしまう。
テンポがよく相変わらず豪華で音楽もいい。
THE有頂天ホテルではテンポも脚本も何もかもダメダメなかなり酷い出来だったが、今回はよく出来た展開で面白かった。長尺だが全く飽きない。とってもいいストーリーだからだろうな
三谷作品は毎度誰が主人公なのだろうかと考えてしまうのだが、ハッキリと決まってない気がしてくる。
出てくる演者全てが主人公で脇役なんていない。それがこの監督の面白さの一つでもある。全員魅力的、全員最高。
佐藤浩市と西田敏行達の辻褄が合っているようで合っていない会話は見てて非常に面白い笑
妻夫木聡のように見ているこっちまでハラハラするし、ナイフを舐めて自己紹介するシーンは超笑った笑笑笑
ただ、よく分からない点も多々。
第一に売れない俳優なはずなのに何故あんなにも人脈があるのか。そして、何故彼を尊敬しているのか。と始めは思ったが、後半になるにつれて何故彼は売れないのかとも思った。
そして名だたる顔ぶれだが、勿体ない気がしてならない。伏線とかでもっと使えたんじゃなかろうか。ただ、三谷幸喜の好きな役者詰め込んだだけにしか見えない
ラストは気に食わず。
何ならスタッフを見せずに観客までも騙して欲しかったし、やっぱあんたがデラ富樫なのねとシラケる。腑に落ちなかったなぁ
でも、とてもいい作品でした。
やっぱコメディ映画はいいもんだねぇ