ALWAYS 続・三丁目の夕日のレビュー・感想・評価
全14件を表示
世界的にデリカシーが無いんじゃない。
さて、この年は何年なのだろうか?
『デリカシー』なんて最近の言葉じゃない。
こう言った話をファンタジーを交えて表現すべきではない。
多分、そうだと思ったら案の定。
ショートコントの寄せ集め。せめて、続編でやめねばならぬ。
踊り子って芸能人じゃないのか?裏社会と通じていると思われて良いのだろうか?
分かって表現しているのなら認めるが、松竹◯劇団(SK◯)は東宝映画の競合会社だから仕方ないか。『男◯つらいよ 寅次郎わ◯道をゆ◯』の『木◯実ナナ』さんを思い出す
さて、多分、1964年の東京オリンピックよりも前の時代。東京は物凄く汚らしい街だった。隅田川がドブ川で、川崎は大気汚染が蓄積され、全国的に『公害』と言う言葉が生まれた。そんな時代。熊本県の『みなま◯』の出来事を東京ではないからと言って、忘れてはならぬ。
狂犬病は怖いよ。
ロシアで真夜中の路上で立ちショ◯していたら、野犬に囲まれた。あの時はハリウッドのク◯みたいなホラー映画よりも怖かった。
つまり、『娼◯』から『253』になる訳だ。つまり、第三話のテーマなんだね。
『芥◯賞とか直◯賞とか取れないならノーベ◯賞があるよ。』
才能はスポ根では育めないし、泣ける作品だけが名作ではない。詐欺に引っかかるなんて『リテラシー』と『知性』が少ない。そんな奴は最初から才能があるとは言えない。
受賞作品だけしか掲載されないはずだ。
落選の時は電話かかってこないんじゃない。
追記 シュークリームは昭和30年代から流行りだしたが、割れたシューキジでクリームを挟むものだったかなあ?
ゴジラ登場
ゴジラ −1.0のルーツと知って鑑賞、冒頭のアバンタイトルだけだがゴジラ登場、なんと本作のシンボル的東京タワーを熱線で破壊、最新CGではゴジラのポリゴンは5億、当時は500万だったそうだが、見劣りはしなかった。ただ、劇中で茶川を純文学作家と持ち上げるのでSFを書いていたとゴジラと繋げるのは無理やり感はありますが、一作目が大ヒットしたのでご褒美に許されたお遊びなのでしょう、山崎監督のゴジラ愛が溢れていますね。
鈴木オートの店主も第二次大戦の兵士の生き残り、死んでいった仲間を想って生き延びたことに自責の念のようなものを抱いているところも―1.0に通じていますね。
下町人情劇では山田洋次監督の喜劇仕立ての方が好みですが山崎監督も強者、散りばめたエピソードの多さと伏線回収の見事さは素晴らしい、加えてVFXでも手腕を発揮、今流行りの二刀流ですから逸材ですね。
敵役が小日向さんというのも絶妙なキャスティング、根が優しい無理っぽい敵役はジャストミートでした。ほかにも子役を含め芸達者な役者さんたちが大熱演、貧しくとも真摯に生きることへの励まし、希望を抱かせてくれる癒しの大作でした。
会いたい人、忘れられない人
"ALWAYS 三丁目の夕日" シリーズ第2作。
Huluで3回目の鑑賞。
原作マンガは未読。
景色は変わるもの。日本橋の上に高速道路が掛かり、夕日は見えなくなってしまう。けれど夕日は変わらずそこにある。
会いたい人、忘れられない人への想いがとにかく沁みる。涙腺が崩壊しまくる安定の人情ドラマに心が温まりました。
GMKゴジをモチーフにした冒頭のゴジラが、後にマイゴジへと繋がっていくのかと思うとめちゃくちゃ感慨深いです。
詳しいことは分かりませんが、16年の間に技術が格段に進歩したんだなと感じて、白組は心底すごいと思いました。
※修正(2024/05/23)
幸福感
このシリーズ、公開当初から観たいな観たいなってずーーーーーーっと思ってたのにタイミングを逃してたら第1作公開から10年も経っちゃった。
10年て。10年て。私、高校生だった・・・
最近になってついにHuluで解禁!
今日は1日暇だったので全部観ちゃった♡
堤真一が主役だとばっかり思ってたら吉岡秀隆だったのね。
茶川さんのキャラクター好き!!
あと路面電車がたくさん出てくるから、息子がプラレールで遊びながらちょいちょい反応して楽しかった(*^^*)
3作まとめて箇条書きダイジェスト!
◆第1作(昭和33/1958年)
ピエール瀧: 氷売り
六子が集団就職で青森から東京の鈴木オートへ
鈴木家に三種の神器(テレビ・冷蔵庫・洗濯機)登場
茶川とヒロミと淳之助が出会う
シュークリーム事件
サンタが万年筆持ってくる
小日向文世扮する金持ちを追い返す①
見えない指輪えーんそしてヒロミ消える
夕日眺める
◆第2作(昭和34/1959年)
ピエール瀧: アイスキャンディ
オープニングがゴジラ
東京タワー完成間近
一平のはとこ、ミカが鈴木家に居候
給食費事件
小日向文世扮する金持ちを追い返す②
茶川、店休んで新作「踊り子」で芥川賞チャレンジ
小日向文世扮する金持ちを追い返す③
コック修行中のタケシ(?)詐欺に手を染め怒られる
ヒロミあわや大阪の金持ちと結婚かと思いきや
夕日眺める
◆第3作(昭和39/1964年)
キラキラ染谷将太登場キラキラ六子の後輩役
ピエール瀧: 自動販売機
東京オリンピック開催中
一平(高3)、加山雄三を目指しバンド組みギター弾く
淳之助、東大を目指して勉強
茶川、ライバル小説家の登場によりピンチ&父死す
オリンピックのバレーボール中継中にヒロミ女児出産
六子、医師の孝太郎と結婚
さらば淳之助
夕日眺める
はい、ピエール瀧が好きです。
全部すーーーごいよかった!!
なんだろう私がもう完全に失ってしまった《澄んだ心》や《ゆっくりと流れる時間》などにばかり目がいくよ・・・!!
失ったっていうかさては最初からなかったのか。つらっ
涙なしには見られないけど、第1作が一番泣いた!
淳之助、ラストの茶川とぶつかり合うシーンは本当にグッジョブ!ナイス演技!よっ、天才子役!!
しかも3作全部ちゃんと同じ子が演じてるっていうのが感慨深かった。
大きくなったねぇ・・・としみじみ。
堀北真希の変貌ぶりにも驚愕。
最初はポケモンのバリヤードそっくりだった。
ずいぶんと美しくなったねぇ~。
でも結婚相手は森山未來じゃなくて小出恵介がよかった(煩い
あともう一つだけ文句言うとしたら染谷くんがただニコニコしてるばっかで物足りなかったよ!!!!
やっぱみんエスの鴨川くんが一番好きだ・・・ッ!!
しかし本当にいい映画だった♡
心がほっこりあったまったから改めて家族を大事にしようと思った。
原作漫画すごい独特な絵だってottoさんに聞いたけどどんななんかな~
良い人々
総合:70点
ストーリー: 60
キャスト: 75
演出: 75
ビジュアル: 70
音楽: 70
けっこうねたばれしてますので、まだ見ていない人は注意してください。
賄賂というか接待というか、そんなもので賞をとっちゃうと、この手の人情物映画としては物語が成立しなくなる。だから受賞はないことはすぐにわかる。だけど映画の主題からして、最終段階で何か人の心の逆転技でなんとかなっていくのかなと、先の物語が簡単に想像がついてしまう。そもそもこじんまりした下町の話なのだから、受賞して成功して大物になって万歳なんて大きなことにはならないだろう。
ただそんな古典的なお約束の物語ではあるけれども、貧乏だけど心温まる時代だったという、この映画の土台を裏切らない安心出来る作品になっていた。個人的には古い時代が良い時代だったとは思っていないのだが、映画として良い時代の雰囲気は出ていた。
一般の評価の高い昭和の時代の街並みや背景だが、努力は認めるものの、見ていてすぐにセットとか作り物だなとわかってしまう。自分としてはそれほど優れたものだとは思わなかった。ただしCGとセットとの融合は、技術の進歩でうまくなっている。
なんていい環境なんやろ。
どうしても続きモノの映画は前作と比べてしまうけど全く見劣りしない!
今時代で人の家に子供を預ける時にあんなに快く引き受けて、
本当に自分の子供のように育てる事ができるんやろうか?
海外の映画でこの時代の作品はあるけど日本のこの年代の映画はほとんどないから面白い。
出だしのあれはないでしょう
出だしのシーン
ありゃはないでしょう!
今回も茶川さんがやってくれます。主役は茶川さんです。
やっぱりほろっとさせてくれます。
30年代40年代に還りたいね~
行列に並ぶのは、田舎者のすることだ
映画「ALWAYS 続・三丁目の夕日」(山崎貴監督)から。
内容は期待し過ぎた部分があって、ちょっと物足りなかったが、
「気になる一言」という視点でいえば、メモは溢れた。
特に「東京タワー」が完成し、昇ってみようと誘われた時、
断った台詞が面白かったから「気になる一言」。
「行列に並ぶのは、田舎者のすることだ」
確かに当時は「お上りさん」という言葉が流行っただろうし、
物珍しいことで行列を作るのは田舎者だったかもしれない。
しかし、時代は変わった。
今では都会人の方が、わざわざ並んでも手に入れようとする。
田舎者は、そんなに待てな〜い・・とばかり、並ばない。
50年後の映画では「行列に並ぶのは、都会人のすることだ」の
台詞が、使われているかもしれないなぁ。
PS.
主題歌「花の名」(BUMP OF CHICKEN)は最高でした。
アリだけど新味ゼロ。
三連休の日曜日のシネコンで鑑賞。劇場は老若男女がひしめき、始めから年配の方たちの笑い声が絶えず、それがやがて泣き声に変わり…。
皆んながあるひとときを幸せな気分に浸ることが出来て、古き良き昭和を懐かしむことが出来たという意味では、充分、アリな作品だと思う。
前作と変わったことをしようとせず、ベタな脚本でブレない作品を作ったというのも評価出来るだろう。
だが、あえて言わせてもらえば、今作で私は笑いこそすれ、泣くことは出来なかった。
その理由はいくつかある。
一つは小エピソードの積み重ねが無いということ。
都電でお母さんに会いに行くエピソード。「困ったときに開けてごらん」という薬師丸ママが預けた1000円札のエピソード。都電の通る街育ちの私にとって、同じ経験のあるドンピシャのエピソードだった。小学校2年の秋、飛鳥山公園に遊びに行った帰り、都電の駅で気付くと外は真っ暗。帰るお金もない。その時の心細さといったら!私の場合は、母が迷子札の中にいつも1000円札を入れておいてくれた。
だが、続編では、このような珠玉のエピソードの積み重ねが見られない。
二つめは同じ話で2度泣けないということ。
前作で一番泣けたのは淳之介が車を降りて吉岡君に駆け寄るエピソード。だが、続編でも全く同じエピソードを繰り返す。小雪が一緒に暮らすか暮らさないかも同じ。吉岡君がコミカルな演技をしてくれるのは良かったが、脚本がベタすぎて始めから最後まですべて思ったとおりにことが進み、何の感動も得られなかった。
三つめはラストが解決していないこと、東京タワーが何の象徴にもなっていないこと。
小雪は借金があるから踊り子として働いている。大阪のだんながその借金を返してくれたなら、簡単に結婚を破棄できるはずがない。ラストも東京タワーに登って終わるな、と確信していたら全くその通り。だが、脚本上に何の関連付けもない。『続々・三丁目』で大阪のだんなさんが小雪を追って出てきたり、またもや淳之介の父親が同じエピソードで出てきたり…なんて話は間違ってもやらないでもらいたい。
四つめは登場人物たちが、『ピーターパン』などおとぎの世界の話のように成長がないことだ。六ちゃんや一平君など役者さんは成長しているのに、三丁目の住人には何の変化も無い。やはり、彼らが成長していくエピソードをみせるべきではないかな?
監督さんが特撮出身の方なので、昭和の風景は素晴らしいが、私は今作を観ると映画を見ているというより、歴史博物館でジオラマを観て郷愁に浸っているような気分になる。
原作はエピソードがたくさんあるんだから、いくらでもまだ描くことがあると思う。次回作では、ぜひ脚本を強化して、ドラマで泣かせて欲しいものだ。
がっかり、、、
第一作が家族愛を描きかなり良かっただけに「やはり二作目はダメ」と言われても仕方ない。この続編は前半は第一作のストーリーとエピソードをなぞりながらダラダラと続き、さしたる盛り上がりも無い。期待感たっぷりで行ったのだが、あまりにも平坦なストーリーで途中でぐっすり眠ってしまった。
まるで当時の生活風景や庶民の生活ぶりを写したいが為の電影カタログになってしまっているからだろう。
最後の最後にやっと泣かせるシーンが少しだけ出てくるのだがなにせ時々流れるセリフが臭すぎる。最後に日本橋の上を歩く茶川と淳之介とヒロミが「今日は夕日が特に綺麗だ」「三人だから綺麗なんだね」という臭いセリフが最後の最後を飾るのはヒドイ。このシーンではむしろ無言でにっこり見詰め合うほうがまだマシだった。
泣けるサザエさん
冒頭のシーンはいい意味で裏切ります。
この映画のいいところは話が鈴木オート一家だけの話にしていないところでしょうね。吉岡君のたちの話がうまくアンサンブルになっております。他の会社が作ってたらもっと暗い映画になってたでしょう。
しかし、すべて読めてしまいます。
こんなだろうなあと思ったところはすべてそのとおりでした。
でもいいんです。
それでいい映画なんです。
ある監督はけなしてましたけど、きっと観ていないんでしょうな。
あの頃はそんな楽しい時代でもなかったで!!みたいな思いもあるでしょ。でも この映画は古きよき時代のファンタジーなんだと思って観てほしいです。十分ありな映画です。
この映画はどうやら、好きな人と全然観たくない人と両極端みたいです。でも30億以上は稼ぐから、観たい人のほうが多いのかな。
あと やっぱり吉岡君の朗読はうまいねー。泣きましたよ。
先行上映をみました
10月25日、立教大学の校友会のホームカミング・デイで行われた先行上映を見ることができました。私は昭和28年生まれ、この映画の背景がとても懐かしく感じられる世代の一人です。人が映画をみて感動するということが、自分の人生を写し見ているということがよく分かります。あのころ見聞きしたことが、どういうものだったか思い出します。人それぞれが自分の体験を重ねあわせることがあるのでしょう。鈴木トモヨ(薬師丸ひろ子)が日本橋の上でかつての恋人と再会するところ、恋人はシベリア抑留からかえってきて間もないという、私の父も昭和26年にシベリア抑留から開放され結婚して生まれたのが私でした。日本は死と隣りあわせだった時代からようやく新しい世界に足を踏み入れたばかりだったのですね。その時代をデティールまで忠実に再現してあると思います。
全14件を表示