ブラッド・ダイヤモンドのレビュー・感想・評価
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嘘と裏切り
ダイヤの価値を決める"4つのC"
color(色)、 cut(カット)、 clarity(透明度)、 carat(カラット)。 しかし、実は5つ目の「conflict(紛争)」が存在することを、あなたは知る。
「自由」「家族」「真実」 彼らはダイヤにそれぞれ違う輝きを見た。
この作品はこのコピーの通り、驚きを隠せない恐ろしい作品だった。
ソロモンの息子が革命統一戦線RUFに捉われ、銃を持たされ、兵隊にマインドコントロールされている。私もやっぱり危険を承知でも助けに行くだろうか?内戦、同じ民族が殺しあう恐ろしいものだ。そして、結局ダイヤモンドのためならダニもRUFと同じことをする。息子のディアも親に銃を向けるなんて…、これが「T・I・A! This Is Africa!」
最後にソロモンが、ロンドンの街角のショーウィンドウで宝石を見るシーンは感慨深い。
見応えはあった
見応えのある作品。
ただ質より量という感じもある。ボリュームたっぷり見せ場も随所に盛っているからで、反面シリアスに描けそうなテーマながら紛争アクションのような観賞感が残る。でもそこを評価するというのもひとつの見方だろうし、善し悪しではないのかな。この映画でのディカプリオがかっこいいのは確かだし。。
そう、とにかく戦闘の迫力が必要以上に本格的なのだ。たぶん、それなくても成立するシナリオと思うけど、大量エキストラを使ってほんとに頑張っている。
良い感想のつもりがなんか微妙になったが、ようするに見応えはあった、ということ。退屈だったとかではない。
「自由」「家族」「真実」―彼らはダイヤにそれぞれ違う輝きを見た
ダイヤモンドの密輸で富を手にしたいローデシア出身の元傭兵アーチャー、内戦で村を襲われ家族と離れ離れになったうえダイヤモンド発掘の強制労働に駆り出された漁師ソロモン、ダイヤモンドの密輸を追うジャーナリストのマディー。
紛争地シエラレオネを舞台に、
一人は「地獄のような」アフリカを飛び出すため、一人は連れ去られた家族を探すため、一人は紛争ダイヤの実態を暴くため、
巨大なピンクダイヤを探す三人の人生が交錯する。
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実際にあった社会問題をモチーフに、ダイヤモンドの「価値」を決める「5つ目の"C"」を提示しながら、輝きの裏にある「影」や「悲劇」を描き出した。
息詰まる激しい銃撃戦、一人の人間同士が心を通わせていく過程、緊迫する探り合い…緩急ある展開で飽きずに鑑賞した。
そして、今自分の手元にあるダイヤが、果たしてクリーンなものなのか血に染まったものなのか、考えさせられた。
一部の富める者のために…
何万人もの死者を出したシエラレオネ内戦。要因は紛争ダイヤモンドという悲しい現実。改めて映画を見直し命の重さのあまりにも軽いことに驚く。ダイヤの経路や経緯を知らずして買う者、売る者、それを利用する者、何も関係ないのに追いやられ、搾取され、命まで奪われる者の負のサイクルが10年近く続いた地はまさに地獄だ。少年兵達の社会復帰、心の回復を願うばかりだ。20250725Amazonプライム鑑賞
"TIA"
ブラッド・ダイヤモンド
5つ目のC
圧倒
血塗られた歴史
評価は衝撃度の評価
75
人間の愚かさ
現実的な
この映画の中では、紛争ダイヤモンドを巡り、利権争い、誘拐され少年兵として闘わされる。
普段何気なくお店などで並んでるダイヤモンドにもそういうものが混じってたりするのかと思うとゾッとする様な気持ちになりました。
自分が生きている現実では、想像の中での事でしかないけれども…実際に自分の知らない所では、そういう事がいくつも起きているいる現実がある事を思い知りました。
映画の中で印象的な台詞がありました。
それは、「善悪は、行動によって決まる。」
たぶん、合ってないかもしれないけど…笑
そんな感じだったと思います。
自分の行動次第では、周りから善人も悪人もうつる。
何事も自分の行動一つという事かと思いました。
ストーリーもとても良くて2時30分も気にならないくらいあっという間で面白かったです。
タイトルなし
アフリカ・シエラレオネの内戦を舞台に少年兵VS主人公3人&軍隊の戦いをハードに仕上げたなと思いました。
最後のディカプリオが撃たれても諦めない姿~ひっそりと死ぬところが衝撃でした。
人間は人間だ
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