「暗喩と皮肉に満ちたロードムービー」リトル・ミス・サンシャイン うそつきかもめさんの映画レビュー(感想・評価)
暗喩と皮肉に満ちたロードムービー
レビューの内容を見て、勝手に「泣ける癒やし系映画」を期待していたのですが、全然違っていて、私の苦手なジャンルである、ロードムービーでした。
リトル・ミス・サンシャインにエントリーした子役の演技がもう一つ乗ってこないのと、お父さん役の俳優さんが私の好みではないことも、ちょっとマイナスポイントでした。
問題だらけの家庭に、飛び込んできた、ミスコンテストの繰り上げ当選の知らせ。その道中に、一家は様々なトラブルに追い込まれていきます。
それは、旅の途中に起きるハプニングではなく、彼らがもともと抱えていた問題が一気に爆発したもので、上手にストーリーのライン上に登っていきます。
そして、それを乗り越えていこうとするだけのシンプルなお話ですが、見せ方はとても上手だと思いました。
でも、やっぱり夢がなさすぎるかな。
レビューの評価はアテにならないものだと再認識したところです。
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