劇場公開日 2006年11月3日

7月24日通りのクリスマスのレビュー・感想・評価

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3.5クリスマスなのに7月24日というズレ具合

2024年7月18日
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鑑賞方法:DVD/BD

笑える

楽しい

幸せ

7月に因んで鑑賞

原作は『悪人』『怒り』『楽園(2019)』『太陽は動かない』『湖の女たち』の吉田修一
監督は『電車男』『赤い糸』『一週間フレンズ。』『モエカレはオレンジ色』の村上正典
脚本は『電車男』『陰日向に咲く』『となりの怪物くん』『羊と鋼の森』『TANG タング』の金子ありさ

吉田修一作品は比較的よく映画化される
『7月24日通りのクリスマス』は彼初の映画化作品

恋する乙女のコメディー

舞台は長崎
もう一つの舞台はリスボンだがそっちはサユリの妄想

演劇部時代に一目惚れした男性と久々に再会
片思いが成就する話

7月24日通りはリスボンに実在するそうだ
ポルトガル内戦で立憲君主側が絶対君主側からリスボンを奪還した記念日として名付けられたらしい

日本の美熟女代表格中谷美紀が2006年に冴えない女子を好演
メガネの掛け方ひとつで三枚目になるのは大村崑や三木のり平が証明しているが彼女はそれほど露骨に鼻眼鏡をしていない
コンタクトにすると美人になるという黄金パターン
私ごとだが眼鏡からコンタクトにしても不細工は不細工だし目が痛いしなにかと面倒だし不細工は眼鏡で充分だけど寒暖差で曇るし嫌になる

サユリ以上に冴えない将来の義理の妹登場に失笑
やっぱり上野樹里がこういう役に似合うしコメディエンヌとして最高

変態朗読師ダバダーや『キングダム』の王騎などすっかりイロモノ扱いになってしまった感が大沢たかおだがこの頃は好青年を演じている

多少の細かい疑問点はあるが全てサユリの妄想で片付く
しかしメグミにまで聞こえる大きな弟に対する苦言はいかがなものか
妊娠してるのに姉の立場で結婚反対とかやばすぎでしょ
それで夫になる男の姉を恨まないところがファンタジー
蓮舫とか東京マスコミとか器が小さいから当然批判するだろうし老害ネット民中心に炎上するだろう
神林メグミは神だ

配役
元演劇部で少女漫画大好きな会社員の本田サユリに中谷美紀
東京で活躍する長崎市出身の照明デザイナーの奥田聡史に大沢たかお
サユリの幼馴染で書店店員の森山芳夫に佐藤隆太
サユリの弟でミスター長崎大の本田耕治に阿部力
耕治のカノジョでアレルギー性鼻炎の神林メグミに上野樹里
演劇部では裏方をしていたホストの真木勇太に劇団ひとり
サユリの上司で亜希子の夫の安藤譲に沢村一樹
演劇部の先輩で譲の妻で聡史の元カノの安藤亜希子に川原亜矢子
飲食店を営むサユリの父の本田五郎に小日向文世
五郎のカノジョの海原和子にYOU
芳夫が働く書店の店長に諏訪太朗
サユリの王子様ランキング今週の第5位に平岡祐太
演劇部OBの野波麻帆
勇太の客に西山茉希
勇太の客に青田典子
サユリを応援する謎のポルトガル人にメクダシ・カリル
美少女棋士に増元裕子
五郎の店の客に夏川純

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野川新栄

4.0原作は小説なのだけれど、漫画のようなおもしろさ。モミの木、上野樹里...

2017年9月10日
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笑える

原作は小説なのだけれど、漫画のようなおもしろさ。モミの木、上野樹里がよかった。

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collectible

3.0女子版電車男と言うより女子版モテキかな?

2014年12月28日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

笑える

楽しい

萌える

自分の高校生時代に過ごした長崎が舞台で
あり、ちょっと感情移入してしまいました。
懐かしさと、若かりし甘酸っぱい思いやりが
リンクして冷静なレビューではない。
正直、今まで中谷美紀は苦手な女優だ。
ちょっとやつれた感が好きになれない。
けれどこの作品は良かった。
彼女の魅力を改めて感じた。
ストーリーはありふれたラブコメなのだが
一昔前にハリウッドでメグライアン辺りが
良く演じていた作品みたいでしたね。
ハッピーエンドと胸が高鳴るラブコメ。
決して新しくなく、傑作でもないが
安心してリラックスで出来る。
世の腐女子(妄想女子)に幸あれ。

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としぱぱ

4.0おもしろかった

2014年7月21日
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笑える

楽しい

幸せ

タイトルが素敵だったので、王道のラブストーリーかと思いきや、結構ギャグがあちこちにはおりまぜられていて(笑)
でもとてもいい話でした。
やっぱり笑ったほうがかわいい!
女の武器は涙と言いますが、笑顔も武器なんですよね(о´∀`о)

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keiko.kawaguchi

3.5ほっこり

2013年11月4日
PCから投稿

幸せ

うれしくて足元が踊っちゃう部分とか、
ちょっとした浮き沈みの表情とか、
日本人てとても繊細だ!と再認識した。

路面電車に港に、いろいろ行ってみたくなる。。。

途中でシュールな部分も入るけど
恋をするっていいことだ、という気持ちになれた。

佐藤隆太だけ切なかったけど…。
あとYOUがすてきだった!

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くらげ

3.5ちょっと散漫

2010年5月24日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

幸せ

拙ブログより抜粋で。
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 話の流れも大方『電車男』と似た印象。ただ『電車男』は“応援”という一本筋の通ったテーマがあったが、こちらはちょっと散漫な印象で、メルヘン調が一貫してなく、ときにシリアスとなってしまう。
 具体的には『電車男』のオタク君はオタクのままで愛される対象となったが、メルヘンちゃんはメルヘンであることが否定されてしまう。現実を突きつけられるのである。
 それは結果的には彼女の自立を促すのだが、夢見るラブファンタジー映画としてはこれは失敗、というか、余計な遠回りではないか。
 最後には夢のような落としどころを選んでいる以上、徹底してメルヘンで笑い飛ばせば良かったんじゃないかと思えてならない。
 とは言いつつ、こういう夢のあるお話は好きなんですけどね。

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かみぃ