劇場公開日 2006年10月28日

「惜しい」虹の女神 Rainbow Song かみぃさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5惜しい

2010年5月24日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

拙ブログより抜粋で。
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 映像の世界に身を投じた自分としては、大学の映画研究部が舞台になってるようだから懐かしく観れるかと思っていたのに、映研は回想シーンで、現在パートは映像製作会社が舞台じゃん。
 これはヤバイっす。先輩たちからどやされ、どつかれる市原隼人がリアルすぎ。本題とは違う意味で胸が締め付けられた。

 役者陣は皆自然体で、演出の雰囲気もいいんだけど、作り手の思い入れだけが一方的すぎるのか、いまいちのめり込めない。というか立ち入れない。
 普遍的なラブストーリーをやっているようで、その実プライベートフィルムそのもので極めて青臭い。突き放した言い方をすれば「だから何?」って感じ。

 作品を包む空気感はたいへん好印象なんだが、全体を通してカタルシスを欠くのが惜しまれる。

かみぃ