インサイド・マンのレビュー・感想・評価
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誰も殺さず、何も奪わない。犯罪とさえ言えないような完全犯罪を実行し...
誰も殺さず、何も奪わない。犯罪とさえ言えないような完全犯罪を実行した男たちの物語には最後までハラハラさせられる。ただカメラの映像や隠し部屋などそのトリックのほとんどは2018年現在のセキュリティでは実行できるものではなく、また、世界を牛耳るほどの財を成した大銀行家が、いとも簡単に弱みを握られてしまうあたりや、事情があって処分できなかったはずの秘密なるものの顛末が最後までうやむやであまりスッキリした終わり方ではなかったように思う。奪った指輪を刑事に渡すのは意図があるにしても、ダイヤの一部まで渡すなんて、まるでルパン三世みたいでそれではあまりにも子供向けアニメすぎて白けた。
勧善懲悪…でいいんだよね?
強盗犯グループ vs. 警察 の心理戦はお見事。
観てるこっちの心理も(映画の)つくり手に操作されているような感覚がありつつ、
それが嫌味じゃなくて心地いい。
クライムサスペンスはこうあるべきってお手本のような作品だと思う。
ひとつだけ、デンゼル・ワシントンがワゴンから降りて現場に向かうシーン。
体の上下動がないもんだから
セグウェイ的な何かに乗ってるんだろうかと気になってしまった。
たぶんストーリー的には関係ない…はず。
犯罪の奥にあるもの
緻密に練られた銀行強盗による犯行にフォーカスした作品。
焦点を絞り、話を拡大させすぎていない点は良いが、犯人の動機や銀行家のダークサイドについてはもう少し掘り下げるとより深みが増した印象を受けた。
表面的には警察、敏腕弁護士と強盗の心理戦、奥にはロックフェラーやロスチャイルドを想起させる人物への報復が見え隠れしている。
今の米銀行は、巨富を築いた資産家たちに形成され、国家や世界を思い通りに動かせる。この映画は、そんな野心家たちに贈るささやかな復讐劇なのだ。
よく出来た映画です
構成からオチまで考えられてる映画だなと思いました。まず取り調べと事件最中のシーンをごっちゃにする事で全く飽きさせない仕組みになっているし。
ジョディフォスターは明らか怪しかったけど、オチは最後まで分からなかったし、会長を途中途中で出してくるあたり上手い。
正直、人質の中から犯人見つけ出す心理戦的なのも期待してたけど、あの仕掛けも考えつかなかったんで良しとしましょう。
デンゼルワシントンの演技の幅広さが見れて良かったです。最後も良かったねって感じで。彼のシーンは何だかハードボイルドで、銀行強盗のシーンと違う映画のような気持ちにさえなる。
ジョディフォスターってあんな綺麗でしたっけ、、ってくらい美人キャリアウーマンでした。
狼たちの午後がすごく頭に浮かんでたんだけど、きっちりその話題も出ましたね。言うことなしの映画でした。
ハイジャック物はいつも面白いが
これは上位に来る。
犯人の脱出方法は途中で読めてしまうし、最後の一人はそりゃぁないだろう・・・ってなるけど、そこは映画。うまく演出すれば見せられるのだ。
ただ・・・こんだけ大物敵に回すと、このままじゃ終わらないよ・・・って不安が・・・。
上質な強盗映画
ストーリー85
演出80
キャスト90
総合85
終始、シリアスで
予想のつかない展開が続くが
フレイジャー筆頭に警察側が
和やかなムードなため
良くも悪くも緊張感がない笑
でもそこはデンゼル・ワシントン
おちゃらけたキャラにも説得力を持たせる。
クライブ・オーウェンも
「ザ・バンク」同様
知的なキャラがピカイチ光ってるし
何と言っても渋いなー
結末は結局、黒幕はわからないし
複雑なまま終わってしまうので
この形が無理な人には厳しいでしょう。
伏線を見つけて考察することを
楽しめる人には傑作かと!
デンゼルワシントンはかっこいいけど‥
デンゼルワシントンの演技は非常によく、さすがの一言。ナチスを絡ませる発想も好きですが、なんというか籠城中の駆け引きに緊張感が無いように思えました。主犯が隠れるトリックも微妙‥見ていて長く感じてしまったので評価低めです。
誰が犯人なのか分からなくさせるあの方法は、すげい。
銀行強盗グループと事件解決に向けて奔走する捜査官、
そして現場に駆けつけた女性交渉人らの心理戦を描いたサスペンス。
強盗の目的が半世紀以上の前のことがきっかけっていう、戦争が絡んでくるっていう。
まさか戦争が絡んでくるとは1ミリも思っていなかった私にとっては微妙な感じ。
どんな完璧な完全犯罪を犯すのかっていうストーリーを期待していたので。
でも、犯人と人質を全員同じ格好にして、
誰が犯人なのか分からなくさせるあの方法は、すげい。
そして、一人一人に写真を見せながら事情聴取するシーン、おもしろかった。
インサイドマン
素直に面白かった。
サスペンスで、完璧な推理ものってわけでもなくハラハラ感を出すグロい情景もなかった。この点では少し中途半端なところを感じた。
しかし、ストーリーはとりあえず見ている間、これはなんだろう。どうなるんだろう。と、色々と考えながら、最後もいまいち分からずに終わってしまったところはある。
結局これはなんだったんだ!
?????
ちょっとレビューでも読んで考え直してみようと思う。
見ている間はドキドキ感もあり、楽しんで見ることができた。
重厚で見ごたえたっぷりのサスペンス
スパイクリー監督作品は、メッセージ性が前面に出ていてテンポが悪くて長い映画の印象があったのだが、エンターテイメント性がとても高くて面白い映画だった。
銀行強盗がとても頭がよくて、見事に犯罪を成立させていた。ただ、大抵SWATが出動して、壁に穴をあけて胃カメラのようなカメラで丸見えになるというのが、この映画では描かれていなくて、それがあったら成立させるのは難しかったのかなと思った。
銀行の物置の床に穴をあけて「トイレができたぜ」と言っていたのが、軽口をたたいているだけかと思ったら本当にトイレで、面白かった。
結局、銀行の会長の秘密はどのように活用されたのか気になった。
犯人との駆け引きがおもしろい!
先が読めない展開で犯人との駆け引きがおもしろかったです!デンゼルワシントンの笑えるシーンも多く良かったと思います!
内容はいろんなキャラが出てきていろいろ複雑で最後はなんとなく中途半端な終わり方だったような気がします。
よくある設定だけど、オモシロい
よくある銀行強盗に交渉人。
設定などはありきたりだけど
やりとりは、結構オモシロかったです。
ちょっと無理のある設定もあったが。
最後のワンシーンまでがパズルのワンピース。
この映画はあえて吹き替えで見ました。
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