デスノートのレビュー・感想・評価
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物語の序章かなあ
まだまだ一本目という感じだった。
真面目な大学生が、犯罪者をデスノートで殺していくのだが、狂気に至るまでのプロセスが描かれていないので、ラストで恋人まで殺してしまうのはサプライズではあるが、そこに至るまでの葛藤とか悩みとか恋人への憎悪とかが分からず、なにかなんだこれ?となってしまった。
続編があるそうなので、答え合わせが出来ればと思うけど、真面目な大学生⇒狂気の殺人鬼に至る過程が描かれていないなら、駄作だなあ。
そのノートに名前を書かれた者は死を迎える。
いや~、面白い!20年近く前の作品ですが、今見ても十分に楽しめます。役者さんたちの若さに驚くという別の楽しみかたもありますが。
藤原さん、松山さんあんまり変わっている印象ありませんが、ちょっとチャラチャラした感じかな。
妹が満島さんだったのにビックリ、メチャ可愛かった。(出てたの忘れてたけど)
もともと、原作が大好きでコミックも何度も読み返してます。そのうえで、この実写化にはホンッと大満足です。
漫画とは微妙に違う部分もあるんだけど、そこは、この作品なりの良さとして、非常に見ごたえのある出来になってました。
ただでさえ、息つく間のない頭脳戦が、見事に映像化されていたと思います。
そして、当時としては珍しかった前・後編の二部作。これもまた絶妙なところで、この前編が終わります。いや~、ほんっとすごい。
とにかく、全然色褪せない素晴らしい一本でした!
ただ、一言、難を言わせてもらえばリュークが、ねぇ・・・
当時は、それほど気にもならなかったんだけど、CGが、発達した今じゃ、ちょっと残念かな。
いや〜秀逸ですね
1,2回は観てると思います。そういえば続編をまともに観た記憶が無いので、その前に復習を兼ねてリピート。
でも改めて観ても秀逸でしたわ。
原作が秀逸なんでしょうね。
なので原作ファンにはアレコレやあると思いますけど、こちとら原作未読なので映画単体として秀逸って感じです。
なによりデスノートのルールが秀逸だなぁ。
死ぬまでの行動を操れちゃったり、所有者じゃ無くても同じ効力発揮できたり、その他諸々、上手いなー。もはやドラえもんアイテムですわ。
法で裁けない犯罪者を抹殺していくなんて、モブキャラの自分は確実にキラを支持しますわ。
でも最初は信念があった殺しが暴走していく過程が秀逸っすね。彼女まで殺すなんて元々サイコパスの素地があったんだろうなー。
これ以前も以降も同じ様なデスゲーム系頭脳戦作品は数多も乱立してるけど、その手の作品の金字塔じゃないでしょうか⁉︎
褒め過ぎ?
知らんけど
面白かった
原作と違う点はあるけれど、原作同様に面白い
好きな漫画作品が映画になったので観てみたらがっかりという事は結構あった
しかしこれは別格
主人公の夜神月を演じた藤原竜也さん、とても上品な顔立ちなのにクズの役や性格最悪の役が似合うのは何故なのだろう?
月と初対面して果たしたLがコンソメポテチをも貪っているのが印象的
自分だったら粗相するわ
脚本家に拍手
漫画原作映画で成功した稀有な例の1つ。アニメも面白いし、珍しいパターン。
リューク以外は現実に沿った設定だけに、映像化しやすかったのかな。
藤原竜也のライトは、ビジュアルこそ合わないものの、雰囲気はばっちり。
松山ケンイチのLはそれ以上だし、ハマり役ナンバーワンはワタリだね。
映画オリジナルの後半の展開も凝っていたし、これを見た各所が漫画の映像化を企画し始めるのも頷ける。
夜神月
頭は良いけど間抜け。
どんどん特定されていくのは滑稽
もし、自分がデスノートを手に入れ使ったとしても、絶対に発見されないと思う。
と言うか、殆んどの人がばれないのでは?
Lが現れても相手にせず普通の人と同じ感じでいれば良いだけ。
しかも、悪人じゃない人もどんどん殺してるのは最悪
後編へ続く・・・でした。
金子修介監督の代表作・・・と言うことで観ました。
前・後編で後編は5ヶ月後に公開されたのですね。
本当に良いところで終わっています。
《心理的駆け引きの頭脳戦》とのことですが、
そこまで頭脳戦にはまだ見えないけど。
やがみライト(藤原竜也)が絶対悪でビックリ。
ラストのある殺人の冷酷非情に震えました。
ライトに心はないのか?
そもそも「デスノート」
ライトが拾ったノートに名前を書くだけで、人が心臓麻痺などで
いとも簡単に死ぬ!!
あり得ない!!あまりに安易!
殺される対象は法律では裁かれなかった犯罪者。
まるで一見、正義の代理人ですが、次第にFBI捜査官などを殺し始める。
ライトに見えるリュークと言う死神。
デザインが奇天烈(てか、なに?この安っぽさ)
ライトを追い詰める・L(える)竜崎を松山ケンイチ。
FBI捜査官を細川茂樹。
その恋人を瀬戸朝香。
ライトの恋人を香椎由宇。
ライトの父親で捜査責任者の警察幹部を鹿賀丈史。
ライトの妹を満島ひかり。
18年前(2006年)の作品なので、藤原竜也も松山ケンイチも
すこぶる若く細く美しい。
取り急ぎ続きを観たいです。
原作知ってると物足りない
前提として
・多分、二回目
・原作『デスノート』は読後。
・アニメ版は未視聴。
・金子修介監督の他作品だと『デスノート the Last name』を視聴済。
原作を知っていると、ちと物足りない。
内容としては、月とLが対面するところまで。つまり、白熱する頭脳戦が始まる前に終わっているのだ。
人間ドラマ(というか恋愛)に重きを置いたり、推理を理解させやすくするために工夫したりなどがあるためか、原作の一番面白いところが観られなかったのが残念。
逆に、尾行者をどうやって殺すか、とか監視カメラの警察側の苦悩とか、どうやってポテチを再現するかなどはバリバリ見れるので、そこが好きな人にはぜひ。
これらの影響もあって、一本の映画と言うよりも、テレビドラマを2,3話分まとめて観たような感覚になってしまった。カメラの構図もテレビドラマ寄りなものが多かった。
規模の小ささを感じたのも、これが原因かもしれない。
あと、若干の改変多数(特にキャラ)。それを受け入れられるかどうかでも、この作品の評価は変わる気がする。それでも原作の雰囲気はぶち壊していないのがすごいところ。
個人的には渋井丸拓男の改変はかなり好きな部類だった。ネタキャラからガチサイコになった稀有なキャラ。
そういえば、「この人も出演していたのね!?」ってなる俳優さんばっかり。キャスティングがスゲェ映画だ。
リュークもマスコット的な形で存在。CGは時代的にご愛嬌(それでも質は高い)。さすがにラストの方で、月に"愛"を語るのにはツッコんでしまったが。
ただ、視点が多い作品なのに、場面転換・サイド転換は違和感なくてうまかった。
良くも悪くも、続編に期待しないといけない。
原作知らないとめっちゃ面白いが、逆に知っていると物足りない。そんな作品。
余談も余談だけど、今サブスクで観ると『Dani California』が聞けないみたいだ……楽しみだったのに!
最近あらためて視聴しました。 藤原竜也さん良いなぁとつくづく思いま...
最近あらためて視聴しました。
藤原竜也さん良いなぁとつくづく思いました。
原作漫画の実写化の成功の秘訣は何でしょうか。優秀な人材が集まって制約を気にせずに好きなように映画をつくることができれば、多分このような完璧に近い作品になるのでしょう。
満点でない理由は、映像とBGMが特筆ポイントがなく埋もれている印象だからです。
【”松山ケンイチの白塗りメイクの演技凄し!”主演の藤原竜也を中盤から登場した”L"を演じた松山ケンイチが完全に支配した作品。】
■死神が落とした“死のノート=デスノート”を拾ったのは、エリート大学生・夜神月。(藤原竜也)
彼は、そのノートを使い、理想の世界を築くため、自らの手で世界中の犯罪者を裁き始める。
一方、この事件を捜査するべく、ある一人の天才”L"が警視庁に送り込まれる。
◆感想
・初見である。(あー、初見だよ!)
・当時はコミック映画化を小馬鹿にしていたし、優先順位としては会社に入ったばかりのオイラの前に現れた女神の様な女性の気を引くために必死な毎日だったのである。
ー あー、そうだよ!けれど、今やその女神さまはオイラの家人だよ! ホント、スイマセン・・。-
・で、巷間で評価の高い本作を鑑賞した。結論から言うと面白かったです。
■今作は、藤原竜也が表向きには主演であるが、(この人、ホント不老であるなあ。驚嘆である。)今作の主役は松山ケンイチである。
あの白塗りの眼の眼の周りを黒でくまどった”L"の存在感は半端ではない。
<イロイロと突っ込みたくなるシーンもあるが、一時代の邦画を代表する作品である事には間違いないであろう。>
ノートに書いた名前を消しゴムで消したらどうなるんだろ?などとずっと考えてた
司法試験合格と警察官僚が直結させてしまう学生の短絡ぶりは気持ち悪いな~などと思いつつも、FBIがアメリカ本土以外に捜査権あるわけないだろ!と突っ込む前に「日本に死神なんかいないよ!」と気づかなかった自分が愚かでした。夜神部長が警察庁所属というのもちょっと理解に苦しんでましたが、Lと直接対峙するとき「警視庁の・・・」と挨拶していた矛盾も。
まぁ、原作も何も知らないで観たため、何を訴えたい映画なのだろうといった気持ちだったわけですが、冒頭からキラの殺人行為に「大量殺人だ」と躍起になっている警察の姿が目立ってしまい、キラを神のように讃える人たちの姿が見えないのが不思議でしょうがなかったです。正義を気取る夜神の心理状態だって見えてこないし、被害者家族の悲しみもない。その被害者家族を代理して犯罪者を殺したくなる気持ちもわかるけど、冤罪だった場合にどうするか、犯人がわからなかったらどうなるのか、現代的テーマを多く孕んだまま「ライトvs.L」の騙しあいという構図に収束させる展開にして、問題を丸投げする手法でした。
元々は正義感の強い主人公が、死神のノートを拾ったために悪人どもを成敗していくうちに自分が殺したいと思った罪のない人間を次々に殺していってしまうという狂気をテーマにしたいのだろうと思ったのですが、その狂気へと変貌を遂げる過程が薄かったのではないでしょうか。それが、狂気を感じるほど不気味な演技はむしろ“L”のほうであるため、対決のバランスだけは取れてるものの、とまどってしまいます。また、彼の甘いものへの嗜好とかドーナツの串刺しとか、場内では失笑が起こってましたが、後半になると笑い声があちこちから・・・まさか、ポテトチップス対ドーナッツという構図もあったのか?!しかし、後編も観ちゃいそうですねぇ。予想としては、ミサミサが別のノートを拾ったことからキラと対決するんでしょうけど、偽名合戦にならないことを願っております。
名前がわからなければ殺されないので、この映画を観て怖くなった犯罪者たちが名前を変えるために役所に殺到する光景が目に浮かびます。んなわけないか・・・
【2006年6月ブログ記事】
【映画館以来、久しぶりにwowowで鑑賞(21.8)】
顔沼、井馬泉、渋谷丸などなど犯罪者の名前がめったにないような苗字だったことや、キラを神のように讃えるネット民たちの存在。面白い社会現象は揃っていたし、Lとの対決だけを楽しみして見るとなかなか面白い。ただし、レイとの対決が複雑だったことや、逆にその恋人との対決の裏側が単純すぎた・・・
映画ブログをやっているとき、ミチさんという親切な方から映画館経由で原作本を借りたことを思い出しました。その節はありがとうございました。
藤原竜也が悪魔的だぁぁっ!!
「るろうに剣心 京都大火編」を見て、改めて藤原竜也という俳優の凄さに気づかせられたので、15年ほど前の作品だが「デスノート」を鑑賞することに。当時はまだ23歳の藤原竜也。伝説のはじまりって訳です。
お、おっとー??
あんま覚えてないけどデスノートってこんなんだっけ?こんな雑な作品だったっけ?ちょっとガッカリなんですけど。
ずば抜けた頭脳を持つエリート大学生の夜神月(藤原竜也)は、ある日人の顔を思い浮かべながら名前を書くと、その書いた人物が死んでしまうというデスノートを拾い、リューク(中村獅童)という死神に出会う。
とりあえず、目的だった藤原竜也は最高でした。
伊藤カイジといい志々雄真実といい、強烈な漫画キャラを見事に演じている。本当に素晴らしい!!
正義から悪へと変身する姿は恐ろしく悪魔的。毎度毎度思うことだが、この夜神月というキャラは藤原竜也にしか出来なかったであろう。適役すぎ!
それに加え、当時にしてはリュークのCGがなかなか良かったなと感じた。声優を中村獅童がやっていることもあり、顔も声も全てが怖く近づきたくない死神を再現していた。リンゴを食べる姿は可愛らしく、なかなか笑えて良さは引き出せているんじゃないかと思う。
後半になると面白くなるが、それ以上に前半が本当に面白くない。まじで酷すぎる。どうしてこうなった?
前半のヒドイところは、藤原竜也以外の役者が棒読み、意味不明なところで意味不明な音楽、求めてないイチャイチャシーン、雑すぎる編集、何故か先走る一つ一つのラストシーン、胡散臭くて安っぽい映像...などなど。本当に酷い出来だった。
後半の展開も知っちゃってるので驚きがなく、テンポは良くなったもののやっぱり薄っぺらくて見応えなし。伏線というか丸出ししてるんですよ。面白さ剥ぎ取られているわ、この映画。
藤原竜也とリュークはいいものの、ストーリーががばがばで腑に落ちずしっくり来ない。どうしてだよぉぉお!!!
こんなお話だったっけ?
こんなお話だったけ?
原作既読です。今作も既観です。なんとなく懐かしさから観直してみました。こんなにエビソードつまみ食いで原作から程遠い脚本でしたっけ?より消化不良になってしまい原作もしくはTVアニメを観直したい気持ちになってしまいました。「デスノート」という作品を知るきっかけになる分には充分ですかね。原作既読の方は特に観る必要もないかと思われ。
全46件中、1~20件目を表示