エラゴン 遺志を継ぐ者のレビュー・感想・評価
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盛り上がりに欠ける勇者の活躍
原作が15歳の少年が書いたベストセラーと知って驚くも、ストーリーは単純で起伏がなく、脚色に努力の跡も感じない。ドラゴン使いの勇者の物語の着想とその飛翔映像はとても映画的なのに勿体ない映画化。ジェレミー・アイアンズ、ロバート・カーライル、ジョン・マルコビッチと個性派俳優を贅沢に揃えているから尚更残念な出来と言わざるを得ない。冒頭のナレーションで物語の設定を説明する禁じ手とクライマックスの決戦シーンのカットバックなしの素っ気なさが致命傷。
日本語吹き替えで見ましたが…
山田孝之さんと小雪さんが日本語吹き替えでやってると聞いて1回目は金曜ロードショーで途中しか見ませんでしたが2回目はDVDで見ましたが山田孝之さんの声感がないと気付きほんとにやったのかなと思いましたました。(小雪さんはすぐ気付きましたが)
ドラクエではドラゴンライダーは敵キャラです。スライムナイトの色を変えた奴です。
映像に引き込まれないのはなぜか・・・CGの技術もそれなりのものがあるのに、迫力、臨場感がない。これはドラゴン・サフィラの大きさも原因かもしれないけど、主人公エラゴンのカットが大きすぎるため、ドラゴンが人間と同じ大きさのように感じてしまうからなのかもしれません。唯一凄いと思ったところは崖の上から飛び降りる数秒間。落下するときの浮遊感だけは引き込まれて、奈落の底に落とされる気分になりました。 それにしても、アメリカの17歳の高校生が原作者だそうで、今や大金持ちなんだろうな~という羨望とともに、日本の高校生も負けちゃいられないとエールを送りたい気分です。日本の高校生が書いた映画といったら、今年は『キャッチアウェーブ』くらいです。アメリカでは徴兵制の批判さえも盛り込んだファンタジー映画であるのに対して、日本は「海をなめるな!ゴミを捨てるな!」がテーマとなっています。とは言ってみても、所詮高校生。このエラゴン第一章のストーリーをみても、そこら中にあるファンタジーものと大差ありませんでした。 それほどの映画でもないのに、ジェレミー・アイアンズ、ジョン・マルコビッチ、ロバート・カーライル、ジャイモン・フンスーと贅沢な俳優を使っていることに驚きました。一方、『バイオハザード2』のジル役シエンナ・ギロリーは主人公と恋愛関係に陥るには年齢差があり(関係ないかもしれない)、ちょっとミスキャストかもしれませんが、思い切ってジルのコスチュームそのままにしたほうが嬉しかったりします。主人公の衣装だって『スターウォーズ』のルークそのままだったし、3作目あたりで双子の妹が登場するような予感もしてドキドキしてしまいます。 要するに『スターウォーズ』と『LOTR』のストーリーと『ハリーポッター』の呪文を思い浮かべれば、続編は予想がついてしまいます。2作目ではミクロ化した一行がガルバトリックス王(マルコヴィッチ)の頭の中に入って、不思議な世界を体験するだろうし、3作目はブロム(ジェレミー・アイアンズ)が生き返って実は親子でした~となることでしょう。マルコヴィッチに対抗してミラ・ジョヴォビッチが援軍に加わるというキャスティングも期待したいと思います。
何年か前に1回だけ見たのですが どんなのだっけ~って思い、また見ま...
何年か前に1回だけ見たのですが どんなのだっけ~って思い、また見ました! 最初は面白かったのですが、だんだん普通になってきました。 1つ言えることは、ドラゴンかっこいいな~ってことぐらいです(笑)
魔法とドラゴンと壮大な景観。ファンタジーの王道なはずが肩透かし。 ...
魔法とドラゴンと壮大な景観。ファンタジーの王道なはずが肩透かし。 映像も戦闘シーンも悪くないのに、このでき。おかしいな もっと練って、何部作かで、製作しますよと銘打っとけば1作目として受け入れられないこともないが。 ところどころご都合主義で進むんだけれども、まー許容範囲内。しかし、やはり人間ドラマが薄い。 この題材ならもっと出来たと思う。もったいない。 続編ありげで大将討ち取らんのに、これはやっぱりだいぶこけたのかな?
時間が足りなかったかな?
ちょっと急ぎすぎた感があります。 ですが観れないことはないです。 俳優も豪華で、ドラゴンの目で視るときの映像は観客の私も見ていて気持ちよく、迫力満点でした。 ファンタジー好きな人にはオススメです。
声優は俳優だが見れるレベル
ストーリーは途中で終わる、映画の続編はないしこれ1本では不十分。 よかった場面はドラゴンに乗っての空中戦くらい。 キャラクターはブロムという元ドラゴンライダーが魅力的だったが、 ヒロインのアーリアは足を引っ張ってる印象が強く、 主人公には成長を感じられなかった。 原作を詰め過ぎてしまって全体的に中途半端になってしまったかな。
スタジオはもっと責任を持つべき
人物設定やストーリーが単純で解りやすい絵巻物語。明るく爽快なタッチは「ロード・オブ・ザ・リング」にない魅力を持つ。画像と音響は文句なし。とくに、知性ある女性を想わせるドラゴンの表情の変化は見事。敢えて言うならカメラを動かし過ぎ。じっくりと腰を据えたショットがほしかった。 興行的に失敗するとしたら、この人以外は考えられないというほどのハマリ役が不在なことだ。生き生きとしたメイン・キャラの不在が、そのままポスター・デザインに如実に現れている。 もう一点、衣装が中途半端。見た目にも安っぽい。 ★ひとつは次作に期待してご祝儀だ! p.s. 続くはずの続編が頓挫したので、ご祝儀は取り消し! 「ライラの冒険」同様、スタジオはもっと責任を持つべきだ。
アバターの原点?
ドラゴンに乗って空を飛びまわるところなどアバターに似ています。 たた、キャラクターはアバターの方が神秘性があって良かったですね。 主人公のエラゴンがガキっぽくていまいちでした。 ドラゴンが女性と言う設定は良かったかもね。
子供向けマンガ
自ブログより抜粋で。 -- 『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズと同系列の内容だが、印象としては子供向けマンガ的。 卵から孵ったばかりのドラゴンがあっという間に成長したり、テレパシーやテレポーテーションの魔法にそう感じさせる軽さがあって、世界観も浅いように感じた。 映像的には違和感のないドラゴンのCGや、スピード感溢れる飛行シーンには見応えがあって、それなりに楽しめた。 でもま、見かけとは裏腹な女性的なドラゴンや、ドラゴンライダーという設定などに作品としての個性を感じなくはないが、正直この手のファンタジー映画としての突出した魅力に欠き、印象に残りにくい大味な凡作。
何ら志を感じない、稀に見る粗悪品
いやぁ、その内容のスカスカぶりに驚いた。そもそも原作が、ロールプレイングゲームを文字に起こしたようなものだけれど、それぞれのキャラクターに思い入れを込めて書かれているのは感じられるし、まだ読めた。 では何故、映画は何ら志を感じられない、稀に見る粗悪品になってしまったのだろう? 思うに、今回大抜擢された新人監督は、面白い映画を観たことがないのではないだろうか? いや、「面白い!」と思うレベル、あるいは妥協するレベルが、あまりに低すぎるのかもしれない。 もし、製作者が「時間の制限が無く、読み手の想像力もプラスされる小説と違って、映画には多くの制限があるから」とでも言い訳するのであれば、詭弁でしかない。それは、あれだけ膨大な「指輪物語」のエッセンスをしっかりと抽出し、さらにそこに自分のカラーをしっかりと盛り込んで、傑作「ロード・オブ・ザ・リング」三部作を仕上げたピーター・ジャクソンを例にしてみれば分かる。 ただ、おそらく大きなプレッシャーと制約の中で奮闘した新人監督をあまり責めるのもいけないのだろう。最も罪が重いのは、「指輪〜」や「ナルニア国物語」の成功の尻馬に乗らんと、ろくな準備もせずに、ぽっと出のベストセラーに飛びついた20世紀フォックスの背広組だと思うのだ……。
気楽にみる映画
空を飛ぶドラゴンサフィラとエラゴンの冒険物語。サフィラとエラゴンが数々の危機を通して成長していく。ドラゴンライダーの「師」を演じるジェレミー・アイアンズが登場した途端映画にメリハリが出た。さすがの存在感。 気楽にみるには最適なストーリー。
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