恋恋風塵

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劇場公開日:

恋恋風塵

解説

「悲情城市」などで知られる台湾のホウ・シャオシェン監督が1989年に発表した作品で、ノスタルジックな風景の中にみずみずしい青春の断章を描いた秀作。鉱山の村で幼いころから兄妹のように育ったワンとホン。中学卒業後、2人はともに貧しい家計を助けるため、台北に出て働く。慣れぬ都会暮しの中、互いに励まし合う2人に淡い恋情は芽生えるが、やがてワンのところに兵役の知らせが届き……。1989年に日本劇場初公開。2016年、デジタルリマスター版でリバイバル。

1987年製作/110分/台湾
原題または英題:戀戀風塵 Dust in the Wind
配給:熱帯美術館
劇場公開日:2016年5月21日

その他の公開日:1989年11月11日(日本初公開)

原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。

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映画レビュー

4.0大家講台語的世界

2024年12月5日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

単純

萌える

台湾の60~70年代のありふれた情景を描いた作品。当時の素朴な人々の生活が感じられます。ご飯のおかずが滷蛋だけとか、裸電球の下で飲み会とか、でも映像のおかげかみんな暗いところはありません。最後は主人公が當兵してる間に幼馴染が結婚してしまいますが、実話だとするとこんなひどいことする女いるかねと思います。もし本当に恋人だったら2年離れたぐらいで裏切るとは思えず、この映画自体が主人公の主観で、幼馴染といい関係と思っていたけど実はそうでもなかったというのが現実のような気がします。本当にいい関係だったなら當兵する前にちゃんと告白して婚約しとけよとツッコミたくなります。

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FormosaMyu

4.0何も起きないのに目が離せない

2024年12月3日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

映画の見方を考えさせる映像、大きな事件もおきないのになぜか目が離せない人生とか日常とか実際こんなもの、流れる風景も淡々としてゴミゴミしていてもなぜか美しい、恋さえも風の中の塵それでも活きて行く人の無力感、存在感を感じた。

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なんてこった

3.5野菊の如き君なりき、か

2024年10月21日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

台湾巨匠傑作選2024@シネ・ヌーヴォー。 いや可憐。可愛い。これはヒロイン、シン・シューフェンのための映画だね。侯孝賢が見出して、自身の4作品だけに出演して引退したという秘蔵っ子。 それとじいちゃん、リー・ティエンルー。台湾の人間国宝級の人形遣いだが、自然過ぎる演技。いかにもじいちゃんが言いそうな繰言を延々と繰り返すシーン、爆竹で見送りのシーン、さらに終盤の畑のシーン。素晴らしい。 台湾に行きたい。「十分」の駅に行きたい。

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くーにー62

3.5素朴さに癒された

2024年10月18日
iPhoneアプリから投稿

1960年代の台湾が舞台のせいか、ちょっとゆったりし過ぎで、眠くなる。主演とその恋人以外の出演者全員が、演技してるのかしてないのか、特にセリフがあまりにも自然すぎてドキュメンタリー映画のような印象を受けた。 2年の兵役後の二人の結末は大体は予想できたので、ストーリー展開の面白味はなかった。ただ、2人の故郷は、山の中にあって、素朴な生活様式と自然の風景には癒された。

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ジョニーデブ