レインマンのレビュー・感想・評価
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ダスティンホフマンの名演技
狂気
少し引っかかる…
不思議な世界観
素敵な家族愛
自閉症に対する理解も誤解も広めた映画
確かに、ダスティン・ホフマンは凄いけど、自閉症なら隠れた凄い才能があるはずとか、1事例を描いているものの、他の自閉症も似ている的な誤解を広めた映画ではある。
因みに言うと、これ以後は、彼の演技を参考に自閉症者の演技をしてしまい、きちんと観察や再現をしようとする演技者が出てこない。検証もされないのは残念である。
ま、夢物語だから、それでいいと言えばいいかなぁ。
しかし、広めたということは、関心を集めたということで、偉大すぎる功績があると思う。
ストーリー功績が、このテーマだと完全なるハッピーはあり得ないのも好ましい。
伝わらない悲しさ
やはり彼の演技が肝か。
型にはまらない演出
実在の「レインマン」キムさんのご冥福を祈ります。
小地蔵も「午前十時の映画祭」で始めてみました。ズバリ名作です。先週『クレイマー、クレイマー』を見たものですから、ダスティン・ホフマンがこんなに多彩な演技をする人かと、もうびっくり。同一人物には見えませんでした。
自閉症の兄レイモンドの演じ方は、半端でなく素晴らしく、一部の隙も見せません。対する弟チャーリーを演じるトム・クルーズも、微妙な兄に対する心境の変化を演じ分けていて、これも素晴らしかったです。
何しろ、父親の残した遺産を独り占めにしようと、誘拐に近いかたちでレイモンドを連れ出してしまったチャーリーでしたから、前半はいかに金をせしめようかということが、顔に有り有りと出ていました。
連れ出したものの、飛行機も高速道路も、具体的事故件数と死傷者数を思い出して厭がるレイモンドに根負けしたチャーリーは、仕方なく田舎道をとぼとぼ車で行くことになります。予想外にストーリーは、ロードムービーへと変わっていくのですが、この間に徐々にチャーリーの気持ちが変わっていく描写がいいのです。
余計な台詞を絞って、ほぼ音楽と情景で繋いでいくのですが、充分にチャーリーの変化が伝わっていきます。折々見せるアメリカのカントリーの描写が大変きれいです。そしてラスベガスでレイモンドの記憶能力を使って、荒稼ぎするところなど、エピソードの数々は、ユーモラスで楽しめました。
圧巻は、やはりレイモンドが心なごませる存在であった“レインマン”であることにチャーリーが気付くところですね。
またラストでは、兄弟が本物の兄弟として、額を合わせあい、ハグするところで感動しました。
レイモンドの超人的な記憶能力について、違和感を感じることもいるようです。しかし、こんな例もあります。
映画『ビューティフル・マインド』では、統合失調症であるにも関わらず、主人公のジョン・フォーブス・ナッシュは天才的な数学者として、ノーベル賞を受賞するところまでが描かれています。レイモンドのようなケースもあながちフィクションの世界だけではなさそうです。
実際に、主人公レイモンドのモデルとなった「実在のレインマン」、キム・ピークさんは、知的障害を持ちながら驚くべき記憶力で周囲の情報を瞬時に頭に入れてしまう能力を持っていたそうです。ダスティン・ホフマンは役作りのためにキムさんとともに時間を過ごし、その行動を真似たようです。
そのキムさんは昨年末に心臓発作のため死去されました。ご冥福を祈ります。
最後に、本作のバリー・レヴィンソン監督の最新作として公開中の「トラブル・イン・ハリウッド」も果然見たくなってきました。
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