劇場公開日 1989年2月25日

レインマンのレビュー・感想・評価

全70件中、1~20件目を表示

3.5Heartwarming Road Movie

2023年9月26日
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鑑賞方法:VOD

笑える

Tom Cruise plays Charlie, a luxury car salesman who discovers he has a brother with FG syndrome. He busts him out of psychiatric care to use his mathematical skills to win big in Vegas. Despite the hardship, the familial bonding and the brother’s relationship with Charlie’s girlfriend makes the film a pleasant watch with laughs. The film and music is cheesy 80’s synth and sunlight at its finest.

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Dan Knighton

3.0一人前と思い込んでいる大人たちへ

2024年3月23日
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鑑賞方法:DVD/BD

障害があれども常人にはない記憶力のある兄、身勝手で薄情な功利的な弟、
明らかに行動に障害があると解るのは、凡人にそれを伝えるため、と考えると、
自分は常人だと思い込んで、他者に配慮のない
身勝手で薄情な拝金主義者は障害者よりも自覚がない上に、外見、行動的に解りずらいので質が悪いということか?それとも、それも障害?まともな人間とは?

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多様性男女平等自由主義、5名作4良作3いい作品なので他は2以下です。

5.0演技力の他にも見所が多い、ヒューマンドラマの傑作

2024年1月29日
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鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

幸せ

亡くなった父の財産をめぐり自閉症の兄と行動する事となったチャーリー。
様々なトラブルに見舞われながらも、共に過ごすうちに少しずつ今まで感じた事がなかった感情に気付き始める。

トム・クルーズとダスティン・ホフマンの超演技が冴え渡る、ヒューマンドラマの最高峰。

この映画は特にダスティン・ホフマンの演技力に目を奪われがちですが、旅の道中の昼夜様々なシーンがすごく美しい。
壮大な景色、カラフルな街並み、そして不意に訪れる二人の心が通じ合う一瞬。
時が止まったかのようにも感じられる美しい映像の魅せ方に、最後は胸を打たれました。

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びぃあぃじぃ

3.5兄弟愛💗

2023年6月13日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

自閉症の兄・ルックス抜群の弟。

父の死亡から遺産の事をきっかけに初めてあった二人。
罪の無い兄の天真爛漫な行動に弟が心を揺さぶられる。

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April

3.5トムクルーズはとんでもなく自分勝手な役ですが、ダンスのシーンは素敵...

2022年9月26日
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鑑賞方法:映画館

トムクルーズはとんでもなく自分勝手な役ですが、ダンスのシーンは素敵ですね。
エレベーターの中のシーンも良いです。
洋画のダンスシーンは印象的で羨ましい文化です。
日本人には真似できないね。

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やまぼうし

4.52人の名演技が素晴らしい

2022年9月19日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

ダスティンホフマンもすごいがトムクルーズもとても素晴らしい。
人と人が繋がることの素晴らしさをあの2人のダンスに凝縮している。またエレベーターの中のスザンヌとのダンスも素敵の一言。
最後の面談で弟が兄をもう質問をさせないというくだりはそれまでの流れで一番泣けた。
2回目の視聴だったけど、映画館でこうやって何度も観れるのは幸せなんだなあとつくづく思った。

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morick

4.5愛は、そう、簡単ではないよな〜

2022年9月14日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

幸せ

トム・クルーズが演じるチャーリーは
チョイと強引な商売をする外車ディーラー。
出だしから、トムと部下とのやり取りや電話での客への言い訳で
チャーリーが金で追い詰められている事情が解って来る。
面倒な客への対応を部下に押し付け自分は彼女と旅行に〜
と、言っても、お金の事が気になって
彼女との会話もほぼ上の空〜
この冒頭の一連のシーンで、チャーリーが、
強引で少々身勝手な性格である事が伝わって来る。

そんなところへ10代で喧嘩して家出したまま
連絡もまともに取っていなかった父が亡くなったと、
父の弁護士から連絡が。

父の葬儀にも投げやりな態度のまま、
遺産が気になるチャーリーが勇んで弁護士を訪ねるが、
父が自分に残したのは、親子喧嘩の種になったクラシックカーと、
父の趣味だった枯れかけた薔薇の木だけだった。

ダスティン・ホフマン演じる兄が登場するまでは、
兎に角、強引で身勝手なチャーリーが強調される。
こんなチャーリーと、
ある事情で他人とのコミュニケーションが上手く出来ない兄。
凸凹な2人の珍道中!これどうなってしまうの??
と、物語に引き込まれて行く。

午前十時の映画祭ならではの作品。ぜひ劇場で!

で、月に8回程、映画館で映画を観る中途半端な映画好きとしては

2022年「トップガン マーベリック」が
大ヒット中のトム・クルーズが若き頃にそろそろ演技派と呼ばれたい!
みたいな気持ちで挑んだ今作。

当時、本当に良くもこんな地味な企画の映画が通ったもんだけど
そこは映画会社もトム・クルーズが出るなら
なんとかなるだろうな〜って言う感じでしょうかね?
だから冒頭は当時最先端だったランボルギーニに乗って
爆音を響かせるトムをカッコよく撮ってます。
途中にも煌びやかなラスベガスでの見せ場もあったりする。

中盤以降、父の遺産の鍵を握る兄ダスティン・ホフマンを手懐けるために
前半あれだけ強引な態度だったチャーリーが、
渋々兄のペースに合わせて行く過程は、アカデミー賞もの!
とまでは行かないけど(笑)トムも頑張ってたな〜。

しかし、この映画でアカデミー賞を手にしたのは、
泣く子も黙るダスティン・ホフマンでした。そこはしょうがない。
まばたきひとつしない、常に異次元を見つめている様な表情。
本当にそう言う人?と思わせる歩き方、後ろ姿。
この手の難病映画が流行ったキッカケだったと思います。

最後は、ハリウッド的な強引なハッピーエンドにせず、
比較的現実的な決着にした事で、逆に2人の間に通った交流は
ほそぼそとでも続いて行くのかな〜

そんな余韻が残る良作でした。

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星のナターシャnova

4.5素晴らしいです

2022年9月14日
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鑑賞方法:映画館

ダスティン・ホフマンの演技は天才肌の成せる技です。
ほとんどトム・クルーズと二人で出ずっぱりで、ロードムービー。30年ちょっと前の映画だけど今とはずいぶん違います。トム・クルーズの喫煙シーンは彼らしくないが、時代ですね。

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エンジェル・ハート

3.5変わってゆくのはいつだって自分

2022年9月11日
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午前十時の映画祭にて鑑賞。
損得勘定で生きる弟と自閉症の兄の2人旅。旅にはケンカはつきものとはよくいったもので、全く違う価値観を持つ者同士衝突しながらも少しずつ理解を深めていく。
2人とも目に見えなくとも互いに変化したはず。

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ななな

4.5電話ボックス📞

2022年9月10日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

幸せ

電話ボックスを占領して長電話、二人で入って誰かに電話をかけたり。それはほんのちょっと前までの話で100年前という訳ではない。そんな電話ボックスが映画の中で何度も出てきていい舞台装置になっていた。電話ボックスで電話をかけている間にどこかに行ってしまう兄のレイモンド、油断も隙もあったもんじゃない。かといって二人で入る電話ボックスは窮屈でそこで兄がおならをしたからたまったもんじゃない!

アメリカは広すぎてロードムービーは頭がクラクラする。でも飛行機も高速道路も兄が嫌がるから仕方ない。いつの間にかカメラを手に入れた兄がしきりにシャッターを切って撮影していた。どんな写真だろう?それがエンド・クレジットの左側に流れた。数字が入っている看板や標識、雲や空が流れたりぼやけたりしている風景。それは広大なアメリカ大陸ではなくて身近な風景や物でレイモンドの目に留まった世界。

ガチャガチャと落ち着きのないチャーリーがだんだんと兄のリズムに合わせてダンスできるようになる。だからレイモンドも弟からダンスを習う気持ちになった。別れの場面、レイモンドが頭を弟にもたれかかせる場面は美しかった。

経験豊富な名優とこれから伸びゆく若い俳優とのタッグ。互いに学び影響を与え刺激を受けながら新しい何かが生まれる。そういう映画をもっと見たいと思った。ついこの間、ジャン・ギャバンとジャン=ポール・ベルモンド共演の「冬の猿」を見たので余計にそう思った。

ダスティン・ホフマンは本当に素晴らしい。公開から30年以上たって初めて見ました。「午前十時の映画祭」ありがとうございます。

おまけ
ダスティン・ホフマンもトム・クルーズも鼻が似ているから(特に横顔の鼻の高さと形)「兄弟」っぽくてよかった。

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talisman

4.5午前十時の映画祭ありがとう

2022年9月7日
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鑑賞方法:映画館

公開時、米国駐在中で当然字幕なしで鑑賞。英語がそれほど堪能でなく、台詞がすべて理解できた訳ではないが、それでも感動した覚えがある。

ダスティン・ホフマンの演技は上手いけど、あらためて見直してみるとトム・クルーズが素晴らしい。

嫌な奴から少しずつ良くなってくる(少しだけ、劇的に変わらないところがいい)、微妙な変化がすごく伝わってくる。

トム・クルーズは今もかっこいいけど、若い頃は正視できないくらい男前だな。
こんな正当な二枚目、いまあんまり思い浮かばない。

音楽もいいなと思ってたらハンス・ジンマーだった。

午前十時の映画祭、ありがとうございます。
映画館に通ってるごく一部のファンしか知らないの勿体ないなぁ。
TSUTAYAとかGEOとか、あと配信してるとことかとコラボしたらいいのに。映画人口増えればWin Winなのにな。

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大吉

4.0トム・クルーズとダスティン・ホフマンの名演技

2022年9月5日
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鑑賞方法:映画館

笑える

知的

萌える

午前十時の映画祭12にて。
ロスでランボルギーニなどの高級外車ディーラーを営むチャーリーは、絶縁状態にあった父が亡くなったと弁護士から連絡を受け、遺産目当てにシンシナティの実家に帰省した。ところが、父の遺言状を開くと、チャーリーが相続出来たのは古いビューイックのオープンカーと父が大切にしていた庭の薔薇だけで、土地建物他300万ドルの遺産は全て匿名の人物に相続されることとなっていた。その人物とは、今まで存在すら知らなかった自閉症でずっと病院暮らしの兄レイモンドであると知った彼は、兄を病院から連れ出しロスへ連れて帰ろうとした。しかし、飛行機は危険だから嫌だと言うので3時間で帰れるのに車で3日もかけてロスに帰ることになった。その間、ディーラーは環境規制局の承認が下りず車が売れず不渡を出して大変なことになってしまった。レイモンドは一般常識は無いが、数字の暗記が出来る特殊な能力を持っている事がわかった。さてどうなる、という話。

チャーリーが最初は遺産目当てで兄レイモンドを拉致して弁護士と対決しようとするが、レイモンドの特殊能力を生かしてラスベガスで大儲けし、一緒にいる事でレイモンドの子供のような純粋な心に惹かれて行き、自らも人として成長していく所が見所だと思った。
若いトム・クルーズがカッコよかったし、ダスティン・ホフマンの自閉症(実際はサヴァン症候群)の演技も素晴らしかった。
コンピューターもまだまだ性能が低い時代にあの記憶力は金儲けに使えそうだと思うよね。
ラスベガスで3000ドルかけて外した20は何だったんだろう?誰かがイカサマしたのかな?
スザンナ役のヴァレリア・ゴリノが可愛かった。

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りあの

3.5もっと伝わってきていいものが、伝わってこない

2022年6月19日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

当時から題名は知っていたが、初観賞。

レインマン(雨男)からメインマン(親友)へ、がテーマのようだ。

誤って赤ん坊の弟に危害を加えないようにと、施設に入れられた自閉症の兄。

長い間離れていた兄弟が、徐々に心を通わせるところが見どころなのだろうが、

ジーンとくるまではいかない

若いトムクルーズと、ダスティンホフマンの名演に脚本が負けてる感じ。

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藤崎敬太

3.0絶縁状態だった父親の死により初めて自閉症の兄がいたことを知る。 始...

2022年6月19日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

絶縁状態だった父親の死により初めて自閉症の兄がいたことを知る。
始めはあまりにも子供じみた弟だったけど、兄と関わり、接点を知っていくことで愛情が芽生えていく。
ダスティン・ホフマンの演技はさすが。
だんだん心が通っていくトム・クルーズの演技も自然でよかったと思う。
弟が兄と心が通じ合ったシーンはとてもじんわりきた。とても素敵なシーンでした。

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よっしー

5.0自閉症の兄

2022年6月15日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

疎遠だった父親が亡くなり、主人公(トム・クルーズ)は一応駆けつける。
遺言で、遺産は全く知らされていなかった異母兄(ダスティン・ホフマン)に譲られると聞き、納得できない。
会ってみると、当時は新しい概念だった自閉症で、面食らってしまう。
笑わせて泣かせるウェルメイドなドラマ、主人公の彼女役はお気に入りのバレリア・ゴリノ。

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いやよセブン

3.0トム・クルーズの二枚目過ぎるキャラクターが成長譚を上手くは…

2022年6月15日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

最近、同じバリー・レヴィンソン監督の
「グッドモーニング,ベトナム」を
観たこともあり、関連付けての鑑賞。

若い頃に観た時は、
この作品の骨子は
トム・クルーズ扮する弟の成長譚なのだと
思うものの、
兄役のダスティン・ホフマンの演技に負けて
焦点がぼけてしまったじゃないか、と
トムの演技力を批判した記憶がある。

改めての鑑賞では、冒頭でのいきなりの
排ガス規制により
車の販売が行き詰まるエピソードや
風力発電の風車シーンには、
環境問題を先取りする要素のある作品
だったのだなぁと、先ずは驚かされた。

また、ダスティン・ホフマンの
スターウォーズのC-3PO的歩行には
今回も思わずニヤリだった。

この映画はアカデミー主要4冠受賞と
キネマ旬報第4位とのことなので
名作の誉れ高い作品なのだろう。
しかし、私には再び不満が残った。

やはり、多分にこの物語は、
兄と出会ったことによる
弟の成長物語なのだろうが、
それがヒシヒシと伝わってこない。

ひとつは、トム・クルーズの演技以前に
兄に対する弟の想いの変遷が
上手く編集出来ていないように思うからだ。

兄がレインマンであることや
彼が施設に入れられた原因が
自分との関連であることが解ったり、
弟の感謝の告白や兄とのダンスシーン等、
要素は多々あったのだが、
それらが弟の段階的成長の描写として
まとまり切れていない気がする。
その意味でも、
成長を遂げた彼が真っ当な人間として
ランボルギーニ問題を解決するシーンが
不可欠ではなかったろうか。

今回、再鑑賞して、
原因が演出や脚本だけにあるのではなく、
やはり、トム・クルーズの演技そのものにも
あると感じる。
例えば、吉永小百合が誰を演じても
吉永小百合であるように、
トム・クルーズの場合も、
彼は誰を演じても
ドラマの最初から最後まで二枚目然でいて、
彼の演技力というよりも
彼のそういったキャラクターから
抜け出すような誘導の出来ない演出力が、
彼が演じる人物を
成長譚たらしめない人物像として
導いてしまう原因ではないだろうかと
思った。

弟役はトム・クルーズではない
別の性格俳優だった方が、
より優れた作品になっていたような
気がしている。

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KENZO一級建築士事務所

4.5名シーンしかない貫禄の傑作

2022年6月13日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 とは言い過ぎでしょうか。名作フィルターがかかった目で見直してしまったため、そんな評価をしてしまう。
 自閉症、ということですが、そんな彼を受け入れられるかどうか、そんなテーマの映画ですが――というそれ以前に、この映画を観るに当たって、トム・クルーズの演ずる強引なハッタリセールスマン振りを受け入れ、観ていられるかどうかにかかってくるかな。 如何に名作とは云え、観る人にとって趣向が合わなければ何も成らない。まず、彼の悪ガキっぷりに嫌だと感じてしまったら、名作も台無しでしょう。映画の前半、そのリトマス試験をパスしたら大丈夫。
 ダスティン・ホフマンの名演技も見所ですが、強気・強引な弟チャーリィの気持ちがほぐれ、心が通じ合っていくその過程を楽しむことが出来るなら、これは素晴らしい傑作だと思います。
 いやまあ、やっぱり格好いいですね、トム・クルーズ。今も、昔も。

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猿田猿太郎

4.013年前の感想

2022年4月18日
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自転車操業でなんとかやりくりしている高級外車ディーラーの
チャーリー(トム・クルーズ)の元に、父親が亡くなったことが伝えられる。
遺産相続のために故郷に帰ると、弁護士から遺産は
全て兄のレイモンドのものと言われ、その兄の元へ。
レイモンド(ダスティン・ホフマン)は自閉症で、施設で暮らしている。
遺産をものにしようとレイモンドを施設から連れ出すのだが・・・。

今になっては、自閉症も知られているが、20年も前にこれを映画にして、
当時は理解されたのかな?でもアカデミー賞獲っているので、評価は良かったのか。
チャーリーもはじめは、遺産目当てだったが、一緒に行動していくうちに
レイモンドを兄として受け入れていく過程は、読めていても素晴らしい。
でも、こういう映画はたくさん見てきたので、これが好きな人は、
レナードの朝とかギルバート・グレイブなんかもオススメします。

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to

4.5【父の遺産を得る事しか頭になかった愚かしき弟がサヴァン症候群の純粋な兄と共に旅をする中で学んだ事。弟の思考の成長を、サヴァン症候群の兄を演じたダスティン・ホフマンの見事な演技を通して描いた作品。】

2022年2月2日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル、DVD/BD、VOD

悲しい

知的

幸せ

ー 今作は、御存じの通り、サヴァン症候群の兄レイモンドを演じたダスティン・ホフマンの演技が絶賛された作品である。
  自動車ディーラーのチャーリー(トム・クルーズ)は、幼い頃から憎んでいた父の訃報を受け葬儀に向かう。
  遺産目的のチャーリーだったが、遺産300万ドルは見ず知らずの、サヴァン症候群(今作では、自閉症と言われている。)の兄・レイモンド(ダスティン・ホフマン)に渡ることを知る。
  そこでチャーリーはレイモンドを勝手に施設から連れ出し…。ー

◆感想

 ・観る度に思うのであるが、チャーリーの身勝手過ぎる行為に、中盤まで苛苛しながら鑑賞してしまう作品である。
 ー 彼は、意に添わなかった父親の遺産を得るために、レイモンドを勝手に施設から連れ出し、サヴァン症候群の中でも、数字に特別強いレイモンドの特性を利用しながら、ラスベガスで大金を稼ごうとする姿には、毎回違和感を感じる。ー

 ・だが、飛行機に乗る事、雨の日には外に出ない、高速に乗る事を嫌がる兄、レイモンドの要求を嫌々ながらも受け入れるチャーリーの姿勢。
 そして、徐々に徐々に、繋がっていく兄弟の絆。
 - それまで、我が道を行く我儘な男チャーリーが、”我慢する事を学び”人として成長して行く姿。-

<今作は、多くの方が書いている通り、ダスティン・ホフマンの名演技ありきの作品である。
 彼の名演技が有り、その後、雨後の筍の様に公開された、サヴァン症候群を患う人物にフォーカスした映画の数々。
 その意味では、今作はエポックメイキングな、位置づけにある作品である。
 ”チャーリーはボクのメインマン・・”と再後半に無表情で言ったレイモンドは、何処までチャーリーに心を開いていたのか・・。
 だが、遺産を獲得することだけが目的だったチャーリーが、兄に対する愛情を徐々に、そして仄かに感じていく様を描いた今作は、チャーリーと言う男の、人間として純粋無垢な兄レイモンドと共に旅をする中で、成長する姿を描いている魅力的な作品なのである。>

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NOBU

2.5名演でした

2021年11月6日
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父に愛されなかった弟と、自閉症の兄がどのように距離を縮めていくのか興味深く拝見しました。
とにかくダスティンホフマンが素晴らしかったです。演じているとは思えないほどで、圧倒されました。自閉症ながらも弟への愛を感じましたし、旅を共にする中で二人の距離が少しずつ縮まっていく様子に心温まりました。
父の仕打ちに怒り傷付き、自閉症の兄に戸惑い苛立ち、ささくれ立っていた弟も、兄と過ごす時間の中で穏やかになっていきました。幼い頃の僅かな記憶“レインマン”の正体を知り、父の愛に気付く場面が感動的です。
(旅が長すぎたのか途中で少し眠くなってしまったので星の数は少なめです)

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セロファン