レインマンのレビュー・感想・評価
全70件中、21~40件目を表示
サヴァンの兄弟と心を通わせ成長していく物語。
<あらすじ>お金のこと、人を利用することしか考えていない父親と問題をか抱えていた主人公チャーリーが、父親がなくなったのをきっかけにそれまで会った事の無かったサヴァンの兄と出会い、心を通わせていく物語。
<良い処>
・最初は利用する気しか無かったのに、兄と触れ合う中で主人公チャーリーの内面が変わっていく。
・主人公チャーリー(トム・クルーズ)がカッコいい。
・サヴァンの症状をあくまで面白おかしく描いている点。悲しい病気だという憐憫感が無いのが良い。
・全体的にコメディ感があり、深刻にならずに楽しめる。
成長させられたのはチャーリーだったのです
メインマン、レインマン、レイモンド
その三つがイコールで結ばれたとき
父から愛されていたこと
それを主人公は兄から教えられたことを理解します
旅で成長させられたのは弟チャーリーのほうだったのです
なぜ父は警察に主人公チャーリーを迎えにいかなかったのか?
その理由を兄から教えられ理解したとき彼は父への恨みが消えてしまうのです
それは土曜日はレイモンドにあの車を運転させてあげるためだったのです
だから留置場に週末の二日間閉じ込めなくてはならなかったのです
そうしないとレイモンドのことがチャーリーに知れる
レイモンドのことをチャーリーに隠していたのは
幼かった自分の安全の為に、兄が施設に預けられたことを知れば、それが負い目になるだろうという父の愛情だったのです
それを兄レイモンドはこの旅で懸命に彼なりに伝えたのです
成長させられたのはチャーリーだったのです
シンシナシチからロスへは3500キロ
それも下道だけの旅
父の愛からそれ程遠ざかっていたのです
先輩役者がアイドル役者を諭し導き成功した感。
再々見。
二人の演技をじっくり見たくなるテンポの心地好さ。
先輩役者が生意気だが見処あるアイドル役者を諭し導き成功した感。
前者の無表情が後者の豊かな表情を際立たせ、遂に豊かな表情が無表情をこそ際立たせるに至り、客を泣かすのが味噌。
そうは事を荒立てない上品さも良し。
ダスティン・ホフマンはすごいの一言
最後がハリウッドご都合主義的な結末じゃなくて良かった。
若かりし頃トム・クルーズは、こんなに美しかったのかと、そりゃ映画界は夢中になるよな、と納得。
永久不滅のテーマだろうし、いつみてもいいだろうと思われる映画。
80年代の方向性
個人評価:3.7
オスカーも納得なダスティン・ホフマンの名演。80年代はこの手の作品が多く、あまり好きな方向ではないが、トム・クルーズとの兄弟でも、劇中ではしっかりと物語の中で生きている兄弟なのは流石である。
兄弟のこころの再生を丁寧に描いたアメリカ映画の真面目な感動作
今年度オスカー候補の一作。実の兄弟が旅をしながら心が通じ合う心情変化を追ったシリアスドラマで、ダスティン・ホフマン演じる障碍者の兄の記憶力の超人さでユーモアを出す微笑ましいロードムービー。そつが無い作品に仕上がっているが、ホフマンに対する登場人物のリアクションに作為が見え透いたところがある。芝居の巧さを見せるホフマンの演技が突出していて、映画全体のバランスが最良とはなっていない。上手すぎるホフマンの所為ではなく、バリー・レビンスン監督の演出力の問題であろう。「パピヨン」のスティーブ・マックイーンのような映画的演技の対比があると、このホフマンの芝居はもっと生きるはずだ。トム・クルーズの健康的で嫌味のない素直な演技は良いのだが、もっと内面表現の優れた俳優でキャスティングされれば、主題が深い部分まで描かれたのではないだろうか。真面目な映画だけに批判的にはなれないのだが、思い切ってコメディのスタイルで創作されたなら、もっと面白く感動的に仕上がったかも知れない。しかし、それだと時代に合わない作品に陥る可能性もあるか。このアメリカ映画には、小さく纏まった印象を受けた。
1989年 3月4日 宇都宮オスカーシアター
ダスティン・ホフマンの役が本当にすごかった。本物により近く、彼の演...
ダスティン・ホフマンの役が本当にすごかった。本物により近く、彼の演技の幅にはいつも驚かされる。トム・クルーズの弟役が心がだんだん動かされて近づいていくのがよかった。トムも演技が下手なわけではないが、トムの存在が霞むくらいダスティンの演技に注目してしまう映画だった。
すごく引き込まれた
最初はチャーリーの自己中加減になんだこいつ?と思ってレイに当たり、スザンヌと喧嘩したりとにかくワーワーしてる感じだったので、この調子でずっとみてるのしんどいなぁと思いながらみてましたが、2人で時間を過ごすにつれて、チャーリーの気持ちや行動が変わっていく部分にすごく引き込まれました。とっても深い映画だったなぁと思います。レイがとっても魅力的だった。
2人とも演技がすごいと思いました。
演技は素晴らしい
自閉症の兄と潰れそうな会社を経営する弟が次第に心を通わせ合う様を描くストーリー。
ダスティンホフマンの演技は名演です。役になりきれる凄さを感じます。
ストーリーの点では、 心の変化・機微が分からないです。結果的に弟は兄弟愛に目覚めますが、その変化がどのタイミングで起きたのか釈然としないです。見逃しただけか…機会が分からないあれば再確認したいです。
兄弟愛
父親の遺産目当てで今まであったことのなかった自閉症の兄(ダスティンホフマン)と弟(トムクルーズ)が数日過ごす中で心が通じ合う心温まるストーリーでした。
最初の方は自閉症という当時まだ世界的にも知られてなかった時に理解が出来ず上手く接することができないのが観てて辛かったけど徐々に理解し心が通じ合い最後はしっかりとした兄弟関係を気付けて本当に良かった。
父親の子(弟トム)に対しての対応で境遇を考えると父親が憎かったと思うが兄と一緒にいることによって結果的に父親の愛情をしっかりと最後には受け入れていたところも人間的に成長していてうまく構成させた物語でした。
切ない
チャーリーがカジノでレイモンドを抱きしめようとするも、拒否られた時の寂しそうな表情、そして最後の別れがあまりにあっさりしたものをみると、チャーリーの家族愛が、永遠の片思いのようで切なかった。
レイモンドは最初先生がいっていたように、感情を理解できない。なのに、そのレイモンドから「親友チャーリー」と言われたり、一瞬でも心が通ってる!と思えるシーンがあると、もしかして‥と期待をして、永遠に片思いをしていくんだろうなチャーリーは。って切なくなってしまった。
ロードムービーとしても名作
絶縁状態の父が死亡したことを聞いたチャールズは遺産目的で葬式に参列するが、そこで聞かされたのは自閉症の兄の存在だった…。
舞台を機に再鑑賞。ダスティン・ホフマンの演技に注目されがちだが金として見ていた兄を徐々に家族だと感じ始めるトムの繊細な演技も好きな作品。
心温まる
学生時代に観た気がするけど改めて。トム・クルーズの艶やかさ…!そしてダスティン・ホフマンは満場一致の天才です。レイモンド→レインマンは、グッとくるよね。ダンスのシーンとか、パンケーキシロップのシーンとか、名場面がたくさんある。
何度も観たくなる名作
何度も観たくなる名作です。ダスティンホフマンの演技は素晴らしく、トムは若くて可愛い〜!!お金しか頭になかったトム演じる弟チャーリーが次第に兄弟愛に目覚めていく様子が心に響きます。カジノのシーンは爽快で、1番楽しいシーンですね。それとレイモンドが、チャーリーの頭をポンポンっと撫でるシーンが好きです。唯一お兄ちゃんらしい行動ですね。偶然一つ前に観たソムニアはレインマンからヒントを得た気がする...
全70件中、21~40件目を表示