リリイ・シュシュのすべて

ALLTIME BEST

劇場公開日:2001年10月6日

解説・あらすじ

「Love Letter」「スワロウテイル」の岩井俊二がインターネットで展開した実験的な同名小説を、岩井自ら映画化。中学2年の雄一は、かつては親友だった星野からのいじめを受け、つらい日々を過ごしていた。彼は、唯一の救いである歌手、リリイ・シュシュのファンサイトを運営し、そこで仲間を見つけるのだが……。出演は市原隼人、忍成修吾 、伊藤歩、蒼井優ほか。

2001年製作/146分/日本
配給:ロックウェルアイズ
劇場公開日:2001年10月6日

スタッフ・キャスト

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映画レビュー

1.5 映像と音楽と中学生のリアルの科学反応らしい

2012年1月25日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

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しんざん

5.0 期待度◎観賞後の満足度◎ 初めての岩井俊二監督作品鑑賞。率直に言って感心した。実に映画である。思春期で大人として今を生きると同じくらい生死も苦楽も希望/絶望も善悪も美醜もあったなあと追い出す。、。

2025年12月29日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

①はじめは見事に「映画」であることにひたすら感心。テレビでも演劇でもない正に「映画」としか呼べないものがスクリーンに写し出されていることにただただ感心。
だから物語への感心・興味・理解は後から追いかけてきた、
したがって、

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モーさん

2.5 この閉塞感と空虚さは確かに地獄…

2025年12月28日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

難しい

美しい田園風景とドビュッシーのピアノ曲をバックに描かれる少年たち少女たちの世界は限りなく残酷で空虚。
人を傷つけるにしても確たる目的はなく、だから誰かに耐え難い痛みを与えたとしても加害者の鬱憤は晴れない。

見逃していたので再映に飛びつきました。若い観客で満席だったのが意外でした。
この世界観が岩井俊二らしいといえばらしいのですが、曾て衝撃を受けたスワロウテイルほど心に刺さらなかったのは、私が歳をとってしまったせいなのか…
物語性が私には読み解けなかったためなのか…

ニュータウンで平和に成長した自分には、ちょっと理解できない文化であることも刺さらなかった一因かもしれません。

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さとうきび

3.0 汚らしく、無節操な「中学生」のドタバタ映画、だからこそ映画らしい

2025年12月26日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

単純

斬新

2001年公開と言うことですので公開後25年目にしてはじめて見ました。「中学生」の設定になっていますが、どう見ても中学生には見えないのは仕方がありません。本当に中学生を使ってあの内容にしてしまったら「犯罪」でしょう。勧善懲悪でも無く、教訓垂らしでも無く、ただただ中学生という「灰色の季節」を汚らしく、無節操に描いています。映画で無ければ出来ないことでしょう。見ていて楽しくなるような、気持ちよくなるような映画ではありませんが、良く作ったと思います。
ただし、内容的にはどうと言ったものはありません。汚らしく、無節操なドタバタ映画です。空の青さとドビッシーの曲だけしか印象に残りません

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PAK UNTIK

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