劇場公開日:2019年3月16日
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解説
イタリアの巨匠ベルナルド・ベルトルッチが1972年に手がけ、公開当時、大きなセンセーションを巻き起こした一作。ベルトルッチの名を世界に広め、同監督のフィルモグラフィーを代表する一作でもあり、アカデミー賞にもノミネートされた。ある冬の日、中年男のポールはアパートの空き室で偶然出会った若い女性ジャンヌを衝動的に犯し、その後、2人は何事もなかったように別れる。ジャンヌには婚約者がいたが、再びポールとアパートで逢瀬を重ねてしまう。そして、やがて2人は悲劇的な結末を迎えることになる。妻が自殺したことで人生に絶望していた中年男ポールをマーロン・ブランド、ジャンヌ役を当時フランスの新進女優だったマリア・シュナイダーが演じた。過激で生々しい性愛描写が世界中で議論を巻き起こし、ベルトルッチの故国イタリアでは上映禁止処分になったほか、アメリカなどでは一部がカットされた。後年、劇中のレイプシーンがシュナイダーの合意なしに撮影されたと明かされ、波紋を広げた。2018年11月にベルトルッチ監督が死去したことを受け、追悼企画として19年3月に4Kデジタルリマスター版でリバイバル公開。
1972年製作/129分/R18+/イタリア・フランス合作
原題または英題:Last Tango in Paris
配給:コピアポア・フィルム
劇場公開日:2019年3月16日
その他の公開日:1973年6月23日(日本初公開)
原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。
スタッフ・キャスト
- 監督
- ベルナルド・ベルトルッチ
- 製作
- アルベルト・グリマルディ
- 脚本
- ベルナルド・ベルトルッチ
- フランコ・アルカッリ
- 撮影
- ビットリオ・ストラーロ
- 音楽
- ガトー・バルビエリ
受賞歴
第46回 アカデミー賞(1974年)
ノミネート
監督賞 | ベルナルド・ベルトルッチ |
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男優賞 | マーロン・ブランド |
第31回 ゴールデングローブ賞(1974年)
ノミネート
最優秀作品賞(ドラマ) | |
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最優秀監督賞 | ベルナルド・ベルトルッチ |