もののけ姫のレビュー・感想・評価
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大人になって観たら、細やかな演出に驚かさせた
久々に観たら、やっぱりスゴイ映画でした。
・話のスケールの大きさ
・アクションシーンのスピード感と迫力
・程よいグロシーン
・世界観の作り込み
など、言い出すとキリがないぐらい良いところが沢山ある。
中でも、私が感心したのが繊細な演出の数々。オープニングの呪われた大猪を退治するシーンからして、櫓の建築具合や、ヤックルの仕草など、目を見張る演出のが様々見える。
こんなスゴイ映像を作りつつ、ふつーに楽しい映像なんだから、やっぱり宮崎駿はスゴイ!としか言いようがない。
オッコトヌシサマアー ダマレコゾウ
予告ですでにグロシーンもあり、だいぶオトナ向けにシフトしてきた印象で、公開日まではまさかアレだけのメガヒットになるとは思いませんでした。
個人的には「押し通る!」のあたりがクライマックスなんです。
終盤までは非常に楽しめたのですが、最後もちろん変化はしているのだが、解決していないように感じられて、以後ジブリ作品を素直に観られないめんどくさい人になってしまった。
アクションのスピード感など映像面の迫力は素晴らしいし、タタラ場での何気ない描写などおおっと思わせるところも多々あるのですがね。
全人類見てほしい
何年ぶりに見たのかわからないけど、すごいな、やっぱりジブリは格別。
内容もそうだけど、とにかく風景画が綺麗。美しすぎて風景ばっかり見てた。森の中で差し込む日光が顔に当たる感じとか、走ってその光と影が動いていくかんじとか、とっても綺麗でリアル。
手描きでこんなにリアルな動き出すって、どんだけの工数かかってるのやら…と恐ろしくもなりました。
効果音もすごい。映画館ならではの臨場感、この作品はやはり映画館で一度は観るべき。
全人類見てほしい、というのは、自然界に敬意を払って共存していくことを真剣に考えるべきだよね、という当たり前だけどできていないことへの思い。
近代って、まさに自然界からのしっぺ返しを受けていると思うのです。
タイトルなし
画が美しい
室町時代を舞台にしているらしい
厳しく儚く美しい世界
様々な立場が対立する様をありのままに描く
誰もが信念を持ち、己が正しいと信じている
風来坊としてやって来たアシタカは優しく礼儀正しいうら若き青年
中立的な立場でありながら、争いが生まれる現状にもどかしさを感じる
帰る場所を失ったアシタカに孤独はないのだろうか
限りある命を他人の為に燃やすアシタカ
そんな姿に皆が動かされる
救いのある物語
最後はそれぞれ別の道を歩む
しかしそれでもいいと思える
間違えたのならそれを認めてまたやり直せばいい
何度観ても良いんだけど
良いものは何度観ても良い、「ナウシカ」も「千と千尋」も良かった。でもどうせならAKIRAやパトレイバーみたくIMAXとか4DXとかでやって欲しかった。「トトロ」「ラピュタ」はなぜ再映しない?
自然と神と人間
乙事主の言った、我々一族も小さくなって馬鹿になってきている。という言葉。
昔は自然や動物が人間より大きな存在で、狼がその秩序を守っていた存在だという事。
馬鹿な人間がその偉大さに気付かず文明を開花していくが、そこでの暮らしにもそれぞれの人間の生い立ちなどがあって、どう折り合いをつけるのか…
そして、干渉せず、自然に、神々しく存在するシシ神様。
なんとも神秘の国日本的な映画だと思います。
一生に一度は映画館でジブリをPART2
千と千尋の神隠しに続いて観賞。これはテーマ性も強く驚くべき情報量を自分なりに解釈していかなくてはならないためにかなりの疲労感を伴います。子供にとっては勧善懲悪の線引きされていない作品だけになおさら難解な作品と感じるはずです。人間たちもエボシらだけではなく、浅野公方傘下の侍、野武士、唐傘連のジコ坊たち。また、もののけ側もサンらの他に乙事主率いるイノシシたちもいて各々価値観が違ってます。これらの間で主人公アシタカが奔走するのだが、彼のみがベビーフェイスでそれ以外は各々持論の正義を振りかざし戦い続けるカオスな状態。今でいったら宗教観の違う民族が互いに主張をまげず対立している中東情勢のようなカオス感を表してます。
これを室町時代を舞台につくる宮崎駿の世界観はお見事以外ありません。ちょうど混沌としたカオス状態は応仁の乱から戦国時代に突入する時代背景と合致します。観れてよかったコロナ禍のジブリ企画に感謝!!
ヤックルってこんなに可愛かったっけ?
キャンペーンの飛びついて、はじめて映画館で鑑賞。
映画館でみると、ドロドロしさより自然と大地の美しさが際立ってました。
映像はもとより音楽の力がすごい。映画館って音いいんだなぁ。
久石さん天才です。
東山動物園でシルバーバックのゴリラを見た経験により、シシガミ様やおっことぬしなど群れの中の大きい個体の神々しさを強烈に感じました。
感動すら覚える衝撃。
駿監督も近い原体験があったのではないだろうか。
人生の体験は映画鑑賞を豊かにするなぁ。
もののけ姫自体、しっかり観たのは10年ぶりとかになるのかな。
展開を全然覚えてなかったから新鮮な気持ちで見れました笑
ただモブキャラの細かいセリフをしっかり覚えてたりしました。
「あらっ、いい男じゃない」とか「わたしらもたたかいますゆえ!!」とか。
記憶の種をポンと芽吹かせた感覚。妙な気持ちよさがありました。
こだまってこんな人間ぽい体つきしてたっけ?
ヤックルってこんなに可愛かったっけ?
なんて再発見も。
深くて溺れる
これまた、風の谷のナウシカに続いて、
大画面で観れることに感謝です。
いやぁ~、深い、深すぎて溺れそうになって苦しくなる。
人間の業の深さが痛い。
その痛さを噛みしめて、
アシタカの真っ直ぐな善を受け止めつつ、
人の愚かさ、自然の大切さ、奥深さ、共存を
自分に出来うることから考えていこう。
アニメを超える、ジブリ作品
ずっと残したい映画です。
テーマはアニメの枠をはるかに超えていて、でもその世界観をパワフルかつスリリングに描いています。自然と人間の営み、その断絶と新しい世界の悲劇的な訪れ。
私たちが住んでいるこの世界は、その新しいほうの世界。小さくなってしまった世界。
物語が勧善懲悪ではないところが、また素晴らしい。
でも普遍的なものを追い求める存在であってほしい、という願いも伝わってきて素敵です!
ラスト、アシタカ(主人公)のさらなる旅路を描くのは、つい今しがたまで観客であった自分たちだという不思議な感銘を余韻にして、颯爽と劇場を後にする・・・。
感動できます! (公開当時、3回観に行って・・・また)
あれ?ラブストーリー?
かっこいい女性が昔から好きで当時映画館でみたときに衝撃をうけ、そこからなんとなくジブリではもののけ姫が一番好きなつもりでいました
今回見たらイケメンアシタカとツンデレサンの恋愛の話でびっくりした
いや、エボシ様はやっぱりかっこいい、憧れる、、。
コダマもかわいい、忠犬ヤックル最高に泣ける。
森林破壊で動物が里に降りてくるわかる。
違う環境にいる人と一緒に生きるのはたいへ、、、ん?
いや、別々に生きればよくない?ん?
ジブリの中では珍しく男女!という映画でした。
わたしは
記憶違いでした、、、。
生きてりゃなんとかなる
アニメーション作品ではあるけれど、決して単純な話ではない。
エボシさまは完全な悪人とは思えないし、人間と森の共存はとても難しいことだと思う。
でも、見終わったあとにじんわりとこの先への希望を感じられる。
数々の名台詞にもグッときたけど、一番刺さったのはトキさんの「生きてりゃなんとかなる」でした。
最高!ジブリで1番だ!
30代後半のおじさんだが、映画館で観るのは初めて。公開当時はチケットが買えず。今みたいにシネコンはなく、座席も交代制でなかったため、立ち見で少しみた程度しか覚えていない。
だから座って映画館で鑑賞は初めて。ジブリで1番好きな映画だが、最高だった。サントラも買っているだけあり、スクリーンと音響で迫力ある環境はさらに最高。
人間が生きていくこと、自然との関係、愛情、妬みなど人間の泥臭いところが描かれている。まさかスクリーンで見れる機会が訪れるとは思っていなかった。
それだけ感慨深いものがあった。
サンとアシタカのその後とか気になるな。
あいかわらず・・・
あいかわらず、かっこ良かった。
アシタカ大好きです。
どうしても、アシタカとカヤちゃんのこととか、アシタカ、サンに一目惚れ?などばかりに注目してしまう。
映画から伝わるメッセージがたくさんありすぎて、結局、アシタカ大好きだー!で終わる
うかつにも眠くなってしまった
トトロや魔女の宅急便ほど単純では無い映画。
森の精霊たちや森の神と言った、自然界に
居るのであろう目に見えぬ者たちと少年、少女の
触れ合い。獲りし者たちと獲られる者たち。
ストーリーは素晴らしいはずだが、三日間の
旅行疲れからだろうか、途中眠気が襲って来て
しまった。これはいつかもう一度観直して、
きちんと評価しよう。その時は星4つ以上は
間違いないはずだ。
劇場の重厚感
物心ついたときからDVDでは何回も観てきたけど
やっぱ映画館違うわ~
最高だわ~
子どもの頃には理解できてなかったことが思ったよりもたくさんあって
大人になってから観るジブリは得るものしかなかった
アシタカイケメンだし
サンかっこいいうえにちゃんと女の子だし
最後のシシガミに首返すとき腰回して守ってるの萌える
ヤックルの腰に矢が刺さって必死でついていく感じがもう号泣
ジブリ万歳
小学生の頃映画館で観て以来の映画館での鑑賞。 あの頃は、???が頭...
小学生の頃映画館で観て以来の映画館での鑑賞。
あの頃は、???が頭に浮かんで終了したけれども、改めて見るとやっぱりもののけ姫ってすごい。
日本アニメーション映画の最高峰、その壮大さと濃密なドラマ性
日本アニメーション映画の最高峰と思う。勿論「風の谷のナウシカ」「天空の城ラピュタ」「となりのトトロ」も素晴らしいが、この映画の壮大なスケール感と、自然と人間の関係に対するメッセージを含んだ物語の濃密なドラマが特別な感動を生む。その意味で、ディズニーのアニメーション映画を超えた映画の品格の境地にあると思う。特に森繁久彌と美輪明宏が声優を担当した猪神と犬神の、人間と互角のキャラクターの存在感が素晴らしい。それに対して主人公アシタカとサンの勇壮にして繊細な人格表現も負けていない。人間と動物と精霊の命を懸けた戦いと調和。そして、主題歌を歌う米良美一のカウンターテナーが妖しげで美しい。映画の世界観を見事に表現したシンプルにして純美な名曲だ。
1997年 7月18日
当時小学2年生の息子のリクエストで再度劇場鑑賞したのが懐かしい。
23年ぶり
試写会でみてから23年ぶり。いろいろ語られすぎてるけど、シンプルに楽しめた。
人や自然の描写がいいな。当時、ものすごくブームになったことを思い出しながら見ていた。
自然との共存も当時ほど自分の中で関心がないみたい。それなりにバランス取ってる気でいるし。
タイトルはもののけ姫ではなかったのでは?と思った。
蝦夷の村の描写がよくて、もっとみていたかったな。
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