ミュージック・オブ・ハート
劇場公開日:2000年9月9日
解説
1980年、ロベルタはニューヨーク、イースト・ハーレムの小学校でバイオリン教室の教員を務めることに。彼女は人種差別にも負けることなく、子供たちに音楽の素晴らしさを教える。それから10年後、ロベルタの教室が財政的事情から存続の危機にさらされる。そこで彼女は救済コンサートを開く決意をするが……。音楽教師ロベルタ・ガスパーリと子供たちの13年の軌跡を綴る感動作。ロベルタの活動を記録したドキュメンタリー映画に感激したというウェス・クレイブン監督がこれを映画化。
1999年製作/123分/アメリカ
原題:Music of the Heart
配給:アスミック・エース
スタッフ・キャスト
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2023年1月10日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
2022年5月25日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
主人公(メリル・ストリープ)は小学校の臨時教員で、バイオリンを教えている。
厳しいが愛情を持った指導は実績を上げつつあった。
しかし、教育委員会か補助金打ち切りの通達があり、独自にコンサートを開き、資金を集めようとする。
教育の成果は未来に。
2021年1月6日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
『スクリーム』シリーズやホラー映画を得意とするウェス・クレイヴン監督作品。作りは雑な感じもするのですが、メリル・ストリープの演技は最高だ。
クラス閉鎖させないために奮闘する彼女に飛びこんできた幸運なニュースはカーネギー・ホールでのコンサートだった。しかし、演奏が短すぎ。もっともっと楽しみたいところで終わるなんて~
2019年9月1日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
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ハーレムの小学校で長年音楽教育に尽くしたロベルタ・ガスパーリのドキュメンタリーの映画化である。彼女の活動は今も続いているのだが、小学校の臨時音楽教師に赴任するまでの私生活、授業での生徒との交流、芸術教育予算カット、教室の閉鎖に反対運動を起こしマスコミ、著名人を巻き込んだカーネギーホールでの救済コンサート、クライマックスを迎えるのだった。
音楽、特に楽器でご飯が食べられるひとは一握りだろう、教養としての音楽なら貧しい家には負担が大きい、では彼女の取り組みの目指すところは何であったのだろう。ロベルタの教育理念の礎となったのが鈴木メソードである、帝国音楽学校のヴァイオリン教授であった鈴木鎮一が唱えた教育方法で戦後間もなく立ち上げたソニーの井深大を名誉会長とする「社団法人 才能教育研究会」を通じて欧米にも普及、スズキ教室にはカーター大統領の愛娘エイミーさんも通っていたと聞く。理念はプロの音楽家の養成ではなく幼少期から楽器に触れ練習することで子どもたちに豊かな感性と自信をつけさせ、アンサンブル演奏を通じて協調性の大切さなどを体得してゆくものとされている。コンサートの練習にロベルタ教室の一期生が駆けつけるのだが成長ぶりが全てを物語っています。
メリル・ストリープは2か月の特訓でバッハの「二つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調」をマスターしたらしい、まさに女デニーロ!、素晴らしい。