「ラブ・ストーリーは鮮烈に」ミニー&モスコウィッツ 近大さんの映画レビュー(感想・評価)
ラブ・ストーリーは鮮烈に
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シーモア。男は、駐車場で働く。
ズケズケ物言い、何かと他人と面倒を起こす性格だが、悪い奴ではない。
ミニー。女は、美術館で働く。
美人だが、プライド高く、恋人から暴力受けたりと男運が無い。
同僚から嫌々デート誘われ罵声浴びせられていたミニーの窮地を、シーモアがたまたま救う。
身分も価値観もまるで違う男女が出会って…。
何度か会うようになり、デートもするが、その都度性格が衝突し、言い合う。
でも、遠慮せず、さらけ出した自分のままでいられる。
いつしか惹かれ合うようになり、出会ってから僅か4日で結婚を…。
ロマンチックでも運命的でもない。
が、鮮烈で衝動的で刹那的なラブストーリーだってある。
米インディペンデントの名匠ジョン・カサヴェテスがそう言っている気がした。
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