ミニー&モスコウィッツのレビュー・感想・評価
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ラブ・ストーリーは鮮烈に
シーモア。男は、駐車場で働く。
ズケズケ物言い、何かと他人と面倒を起こす性格だが、悪い奴ではない。
ミニー。女は、美術館で働く。
美人だが、プライド高く、恋人から暴力受けたりと男運が無い。
同僚から嫌々デート誘われ罵声浴びせられていたミニーの窮地を、シーモアがたまたま救う。
身分も価値観もまるで違う男女が出会って…。
何度か会うようになり、デートもするが、その都度性格が衝突し、言い合う。
でも、遠慮せず、さらけ出した自分のままでいられる。
いつしか惹かれ合うようになり、出会ってから僅か4日で結婚を…。
ロマンチックでも運命的でもない。
が、鮮烈で衝動的で刹那的なラブストーリーだってある。
米インディペンデントの名匠ジョン・カサヴェテスがそう言っている気がした。
情緒不安定が忙しない
シーモア・カッセルの立派な口髭がウザったく、そんな口髭が大変な顛末に爆笑する、冒頭では映画帰りのダイナーでウザいオッさんに絡まれる場面が長尺、自らすれ違う他人にウザい位のダル絡み、出会ったジーナ・ローランズにもウザい程に猛アタック、気付いたらソコに居た?ジョン・カサヴェテスはビンタの嵐から返り討ちでジーナ・ローランズの圧勝!?
心身共に疲弊したような登場人物たちの激しい感情がぶつかり合う様子を傍観しながら疲れてしまう感覚を、デカいサングラスが印象的なジーナ・ローランズの色気とワイルドな態度から漏れちゃう弱々しさ、けれども男前に佇む存在感がセクシーで格好良い、笑える場面がてんこ盛りの中でリアルに感じる男女の関係や互いの気持ちを理解する為の口論が突発的で破天荒な行動の繰り返しだったり、下手なアクション映画を観ているよりも迫力があり楽しめる、人間ドラマとして娯楽性を感じられる面白さが爽快にも。
何とも言えない
2022年1月1日
映画 #ミニーandモスコウィッツ (1971年)鑑賞
#ジーナ・ローランズ って力強くて怖い女性というイメージしかありませんでしたが、この映画を見ると綺麗な人だなあと認識しました
人間の性がむき出しのような生き方を見せられた力強い映画でした
人によって評価は別れるでしょうね
DVですか?
恋愛映画だろうと思って見てたら
これDVじゃん、、、て感じ
激しいのよ、男女の会話や表現がいちいち(笑)
そこがこの映画の目的のような
ストーリーはないわけで
男女の結びつきの運命や必然の単純さを
まーストレート
ミニーとモスコウィッツの母たちが見どころ
(監督夫妻の実母らしいがまるで女優…)
(?ミニーはたしか監督の奥さん…)
身内を使う小規模映画は好きだなーなんとなく
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