まわり道

劇場公開日:

解説

ビム・ベンダース監督が「都会のアリス」に続いて撮りあげた、リュディガー・フォーグラー主演による「ロードムービー3部作」の第2作。母親と2人で暮らす作家志望の青年ヴィルヘルム。スランプに陥り書くことができなくなった彼は母親に勧められ、作家としての才能を見いだすため旅に出る。ヴィルヘルムは道中で出会った大道芸人のラエルテスと口のきけない少女ミニョン、女優のテレーゼ、放浪詩人ベルンハルトたちと行動を共にし、様々なことを語り合いながら気ままな旅を続ける。やがて意外な過去が明らかになり、彼らの旅は思わぬ事態へと展開していく。「パリ、テキサス」「テス」などの女優ナスターシャ・キンスキーのデビュー作。後にノーベル賞作家となるペーター・ハントケが脚本を手がけた。

1975年製作/104分/G/西ドイツ
原題または英題:Falsche Bewegung
配給:東北新社
劇場公開日:2021年11月6日

その他の公開日:1977年1月(日本初公開)

原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。

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(C)Wim Wenders Stiftung 2015

映画レビュー

ツークシュピッツェ峰は最高峰。トーマスマンの魔の山?安易な発想

2024年7月15日
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鑑賞方法:VOD
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When I am 75♥️

2.5内省的なようで、オフビート

2022年2月23日
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鑑賞方法:映画館

ヴェンダースのロードムービー三部作の二作目。初見。 ゲーテの教養小説を、ペーター・ハントケが現代(当時は西ドイツ)を舞台に翻案したものとのこと。 「孤独」をテーマに、主人公の独白、旅先で出会った人たちとの会話、創作詩など、テキストが連なるが、正直ピンとはこない。 内省的なようで、オフビートな感じは面白い。猫のような眼つきのナスターシャ・キンスキーはいきなり逆立ちするし。ハンナ・シグラの連絡先はどうしてわかったの? 冒頭のヘリコプター、トロッグスのレコード(おなじみキンクスもチラッと写ってたね)、窓ガラスの流れは好き。車窓からの風景をオーバーラップさせるところも美しい。映像と音楽は良かった。

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山の手ロック

3.0ジャズ

2021年12月12日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

「鬱と不安感は持ち続けろ、そして旅に出ろ」 作家として生きるための助言をする母… かっこいい…笑笑 あたしもスパーンと息子に言いたいわ だけど渡すお金はないな どうも西洋の文化なのか? 詩の朗読が教養の要なようだ ラップバトルみたいだ… その人の能力や素養、性格やセンスが 詩によって分かるし、評価もされる ヴィムヴェンダースの映画が好きになったのも 「ベルリン天使の詩」で延々詠まれる詩に感銘を受けた…BSプライムの録画だったので、2度目の鑑賞の時にその詩の字幕をすべて書き取ったほどだ あたしは朝方起きたらすぐさま さっきまで見ていた夢をメモする習慣がある ストックがあるのでいつでも詩が詠めそうだ と、思わせるくらいカフェから付いてきた太っちょ男性自称詩人が可愛らしかった… ドキュメントもロードムービーもヴィムヴェンダースの映画の音楽の使い方が絶妙にカッコいい これは全編ジャズだ⁉︎とわかって 最後まであたしにこの映画を見せる動力になった ナターシャ・キンスキーの幼い顔がなんとも胸をキュンとさせる 「テス」で初めて見た時は気丈な女優だった 「パリテキサス」では最初同一人物と分からなかった、、、

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mamagamasako

3.0"よく分からない…"な映画

2021年12月9日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

『ヴィム・ヴェンダース レトロスペクティブ ROAD MOVIES/夢の涯てまでも』にて鑑賞。 面白いか?面白くないか?で言えば、200%面白くない(笑) 主人公の男が旅に出発するまでは、まあ、何かしらこの先、旅先でひと波乱もふた波乱もあって、観ている我々を楽しませてくれるんだろうとボッーと鑑賞していたが… ん〜、訳の分からん親父が変なタイミングでハーモニカを吹き始めてから、段々と不安になって来る…笑 あれッ?俺が今観てるの、ゴダールやったけ?(笑) (ドイツ映画だから、ホーナーのハーモニカかな?とか、もう映画とは関係の無い余計な事を頭の中で考え始めていた、俺は…笑) この作品の見所やメッセージが分かったところで、多分もう観ないと思う…(笑) *平日の21時ごろのレイトショーなのに、劇場はえらい一杯でした…みんな"ナスターシャ・キンスキー"見たさなんでしょうか?笑

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stoneage