赤い河
劇場公開日:1952年1月5日
解説
1851年、ダンソンと相棒グルートは、テキサス北境近くでカリフォルニア行きの幌馬車隊から別れて赤い河へとやって来る。間もなく幌馬車隊がコマンチ族の襲撃を受け、恋人フェンも殺されてしまったことを知る。2人は生き残った少年マシューを連れてリオ・グランデ近くの牧草地に辿り着く。それから14年の歳月が流れ……。ホークス監督にとって初の本格的西部劇。
1946年製作/133分/アメリカ
原題:Red River
スタッフ・キャスト
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大河を渡る大量の牛さんたちの迫力に◎。
開拓時代に牛を連れてトレイルする過酷さを知る。
2022年1月3日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
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逆らう者を許さない絶対的権力者の頑固親父は、群れの全権を息子に奪われ、息子を殺しに群れを追ってくるという恐怖映画。
ギリシャ神話と聖書の話が下敷きだろうか。
にしてはマグダラのマリアがどっちつかず、わざとらしい出現で消化不良。
全体として悪くはない映画だと思います。
アクションシーンのBGMはうるさい。そこはさすがに古臭い。
2021年3月24日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
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1.約1万頭の牛をテキサス州からミズーリ州まで、約1600㌔歩かせて売りに行く、
と言う発想が凄い
2.途中トラブルが発生、
①ミズーリに行くまでには、牛泥棒の襲撃が予想される
②鉄道開通の情報=ミズーリまで行かなくても良いかも?
③ダンソンの判断=「脱走者に絞首刑」が重過ぎて納得できない、等
3.マシュー(ダンソンに小さい時から育てられ、ダンソンの養子みたいな男)
が目的地をミズーリから(テキサス州)アビリーンへ変更の提案
雇人達がそれに賛成し、ダンソンから牛1万頭を奪い、
アビリーンへ行き、全頭売却
4.売却額は、ダンソンの予想価格:1頭15ドルより高い、1頭20ドル
5.契約成立後、追いかけて来たダンソンが到着し、マシューと乱闘
6.テスは、ダンソンから「元々、マシューに財産を渡す予定だった」
等の話を聞いていたので、発砲して2人の乱闘を制止
7.ダンソンとマシューが仲直り
ダンソンは、マシューに「テスを嫁に貰え」と提案、
マシューは了解
8.笑う所は少ないが、ハッピーエンドで良かった
主人公の心情の変化や心の葛藤を追ってもりあげていくと・・・いうのが映画のドラマである。 それがうまくいってればいい映画だし失敗すれば大抵つまんない映画になる。この映画ははっきり言うとつまんない映画の方だと思う。しかし、こういう男たちが実際にアメリカ開拓時代に生きていてこんな感じでアメリカを作ってきたんだと思いながら見るとそれなりに感慨深いものがある。またこの映画では当時の風景がふんだんに撮影されており、そういった歴史観やスケール感を味わうことができた。