ベスト・キッド(1984)

劇場公開日:

解説

高校生ダニエルは好戦的なコブラ会の道場で空手を学ぶジョニーたちから目をつけられ、嫌がらせを受けるハメに。そんなダニエルは日系2世のミヤギと知りあい、彼のもとで働くうち、空手の基礎を身につけていく。やがてダニエルは学生空手大会でジョニーと激突することに……。少年の成長、そして彼と師匠との交流を爽やかに描いた大ヒットシリーズ第1弾。

1984年製作/127分/アメリカ
原題または英題:The Karate Kid
劇場公開日:1985年2月16日

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

受賞歴

詳細情報を表示

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

映画レビュー

5.0「素直な子は伸びるね♪」

2024年9月2日
iPhoneアプリから投稿

楽しい

興奮

萌える

…というのは、元職場にいた尊敬する先輩の口癖だったので、私もシノゴノ言わずにその先輩の背中を見て仕事を真似していて、いつのまにか自分も職場で大役を任されるくらいに成長したことを実感しました。もちろん、後輩や同僚達にも素直に頑張ってもらえるように努力もしました。

ダニエルさんがシノゴノ言わずにワックスをかけたり、ペンキを塗っていつのまにか見違えるように周囲がキラキラしていく過程も素晴らしかったし、直接空手チャンピオンになれるような練習ではないかもだけど、心の大切さを重んじる武道家らしい指導だなと、感心しました。

個人的にはシャワーの仮装がめっちゃ面白かったです♪あんなコスプレあり?www

「ミリオンダラーベイビー」のレビューでも書きましたが、最近のオリンピック競技は技術や力技ばかりが強調され、柔道なんか卑怯すぎて美しさのかけらもない選手が増えたのを実感してましたから、やはりこういう作品で、日本人の心の強さとか礼儀を強調して世界に発信してもらえるのは嬉しかったです。

まあ、最後にダニエルさんが優勝して(ネタバレ?)、実際の空手の試合ではあんなに喜ぶものかなとは思いましたが、なんだかんだで最後のカマキリ拳法(鶴の舞よりピンと来ません?)は良かったですwww

シリーズの中ではやはり1番高評価の7.3/10、推定予算800万ドル、総興行収入9100万ドルの大ヒット、なんだかんだで80年代は日米関係も強かったし、ジャパンアズNo. 1とか言ってた時代に乗った作品でした。

グラントリノはこの作品に影響されてないのかな?少年成長物語はやっぱり好きです!

コメントする 2件)
共感した! 6件)
ゆ~きち

3.5タイトルなし

2024年5月18日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:その他

単純

まだ10代中頃だったので見たいと思いながら今まで見られませんでした。映画はこれくらいの時間がちょうどいいと思ってます。内容は、詳しい人が見たら突っ込みどころは多いです。

でもまあこれくらいの方が「自分も強くなれるかも」と思って空手を習い始める人もいるかもしれません。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
rika

3.5シリーズ継続中‼️

2024年4月27日
スマートフォンから投稿

泣ける

笑える

楽しい

いじめられっ子の高校生ダニエルが、老日本人ミヤギから空手を学び、いじめっ子の連中と試合、ついに奴らをやっつける・・・‼️ミヤギから強いられるクルマ磨きや床の拭き掃除が、実は修行であることが判明するのもホントに愉快‼️この作品を初見した時ほど、人生で一番掃除した時はない‼️主演のラルフ・マッチオはマッチョでもなく、一生懸命空手を習って強くなっていく姿をうまく演じていて、好感持てます‼️そしてラストの鶴の舞‼️当時、ジャッキー・チェンが憧れだった私にとって激アツな決めワザですね‼️そんなラルフ・マッチオとジャッキー・チェンが共演するシリーズ最新作が楽しみでなりません‼️

コメントする 1件)
共感した! 5件)
活動写真愛好家

4.0【当時のアメリカ映画界に空手ブームを齎し、更に日系日本人のミヤギの存在を知らしめた記念碑的作品。ラストのミヤギに鍛えられた試合シーンは矢張り沁みます。】

2024年2月27日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:TV地上波、VOD

悲しい

興奮

幸せ

■カリフォルニアに引っ越して来たダニエルは、同じハイスクールに通う美少女・アリに恋をした。
 しかし、恋敵のジョニーはカラテの高校生チャンピオンで歯が立たない。
 ダニエルはカラテの達人である日系人・ミヤギ(ノリユキ・パット・モリタ)の元でカラテの特訓を受ける。

◆感想

・今更ながらだが、ダニエルがミヤギから指導される「ワックスかける、ワックスとる」のシーンは、ジャッキー・チェンの初期作品から着想を得ていると思われる。

・今作が、何故にヒットしたかは当時のアメリカ文化が背景にあると思う。
 武器で相手を斃すベトナム戦争に疲弊した人たちに、今作の身体一つで相手と戦う姿が斬新に映った事が響いたのではないかな。

<先日、劇場で観た映画でも日本のヤクザに対し、”ミヤギか!”と言う台詞が出る程、今作が後年の作品に与えた影響は大きいと思う作品である。>

コメントする 2件)
共感した! 7件)
NOBU

「ベスト・キッド」シリーズ関連作品