ブロークン・アローのレビュー・感想・評価
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ジャイルズは?
大作だけに厳しい評価
核を強奪した元同僚を追う、主人公パイロットの活躍を描く物語。
Jトラヴォルタが悪役を演じるアクション巨編。
お金をしっかりとかけていることが分かる、とても贅沢な映画です。
ただ、映画全体が薄っぺらで話に入っていけません。
キャラが薄っぺらです。
Jトラヴォルタが何故国を裏切ったのかが明確ではありません。
女性のレンジャーも、最初は逃げるのを拒否してついて来たにも関わらず、肝心なところで怖気づいて腰が引けて・・・最後にまた無謀なチャレンジをして・・・意味が分かりません。
分析官のように意気揚々と現場に踏み込んだ官僚は、何の為に登場したのか分からず仕舞い。
物語展開も同じく薄い。核爆弾が強奪されたにも関わらず、奪還に係る部隊はごく少数。情報封鎖するにせよ、理由つけて警察組織や州兵を動員して砂漠に封じ込めるはず。電子パルスで混乱した・・・という理由付けなのかもしれませんが、それなら描写が決定的に足りません。
「スピード」や「ザ・ロック」、「ダイ・ハード」シリーズ、「エグゼクティブ・デシジョ」など、アクション大作が続いた90年代。同じような作品を作りたかったのかもしれませんが、まったく期待外れの作品でした。
私的評価は1.5にしました。
テリー・カーマイケル‼️
わが敬愛するジョン・ウー監督が、ハリウッドでその実力を開花させた痛快なアクション超大作‼️盗まれた核弾頭をめぐる二人の男の凄絶な戦い‼️冒頭のボクシング・シーン‼️タバコを吸うトラヴォルタの指使いがカッコいい‼️ステルス墜落と核弾頭紛失のスペクタクル‼️トラヴォルタの悪の表情‼️ヘイルとテリーが銃とナイフを向け合うシーン‼️嘘をつくテリーが可愛い‼️核弾頭を積んだトラックによるカーアクション‼️巨大火炎瓶‼️地下坑道での銃撃戦‼️出ました、二丁拳銃‼️地下での核爆発‼️電磁障害や波打つ大地がリアル‼️そしてラストの列車を舞台にした凄絶アクション‼️テリーのピンチにヘイルがヘリで参上‼️ヘリからの列車へ大ジャンプ‼️ヘリでの散髪‼️列車の上からのターザンキーック‼️人がホントに落下してるように見える‼️そして爆発解除リモコンをめぐってのボクシング対決‼️列車から飛び降りながらの解除‼️列車衝突のスペクタクル‼️ヘイルがテリーに "逮捕" されるエンディングまで、ジョン・ウー監督らしさは希薄だけど、しかしこの作品に鳩が翔ぶ余裕はないし、凄まじいアクションの連発で、見事なハリウッド大作を完成させたジョン・ウーの仕事ぶりは素晴らしいと思います‼️不安とワクワクが入り混じったハンス・ジマーの音楽も印象的‼️出演者ではクリスチャン・スレーターのヒーローぶり、トラヴォルタの見事な悪役ぶりも際立っているのですが、ヒロインのテリーを演じるサマンサ・マシスが出色‼️フツーの公園監視人の彼女が一生懸命頑張る姿はホントに好感度バツグンで、その魅力は「スピード」のサンドラ・ブロックに匹敵すると思います‼️
CGの無い実写の迫力
これぞ気軽に楽しむ王道のアクション映画
トラボルタは
ザ・アクション映画
細けえことはどうでもいい
一周回って、かっこいい!!
クライマックスシーン(トラボルタVSスレーター)は克明に覚えていたのですが。
結構内容忘れてました(3回目なのにw)。
ブロークン・アローとは「核兵器紛失」の符牒。
いやいや核兵器そんなにぞんざいに扱っていいのか、云々。
登場人物にしても中途半端なキャラもいるなど。
ちょっとツッコミどころはあるのですが。
いいんです、だってジョン・ウー監督だもの!。
ド派手な爆破シーンや、スローモーションの多様、ガンファイト。
こてこてB級テイストこれでもか〜もたまんないし。
ストーリー自体も、難しくない。
核兵器を盗んで売る、じゃなく。アメリカが「核を買い戻す」お金を狙ってる。
トラボルタの悪役っぷりが、もう痺れる。
目は優しそうなのに、その奥がめちゃくちゃ怖い。
そうスターが悪役をする、っていうのも新鮮でした。
公園監視員の女性とスレーターが、タッグを組んで立ち向かい(ここも覚えてなかった)。
トラボルタをやっつけて、のラスト。
普通だと、男と女が危機を乗り越えて→抱擁&キスシーン。
今作では腕を組み交わして、The End。
粋だねえ。
そうそう見終わって思い出しました。
この作品で私は、洋画の面白さにハマったんでした(wowowでしたが)。
1時間50分ほどと、尺も短いので。おすすめです。
⭐️今日のマーカーワード⭐️
「負けるのは、勝とうという意思がないからだ」。
トラボルタは悪役向き
アメリカ軍に不満を抱く男(ジョン・トラボルタ)に核ミサイルを盗まれてしまう。
同僚だった男(クリスチャン・スレイター)が、公園監視員の女性(サマンサ・マシス)と共に、ミサイル奪回に頑張る。
アクション満載のジェットコースタームービーで、ジョン・トラボルタは悪役が似合う。
最初の一発は地下爆発!ハリウッド映画では被爆の扱いが無茶苦茶だけ...
核爆弾を前に壮絶な口喧嘩
総合65点 ( ストーリー:65点|キャスト:70点|演出:65点|ビジュアル:75点|音楽:65点 )
ぶつぶつ言っていないでさっさと殴るなり撃つなりすればいいのに、主演の二人はその前にやけに口喧嘩をして自分の正義と分析と理論を主張してからでないと気が済まなくて行動に移れないらしい。そんな二人の関係を軸に展開される見せるための理屈っぽい活劇は演出にやや古臭さを感じるが、ジョン・ウー監督はこういうのが好きみたいだ。たいした内容でもないが、派手だし娯楽として適当に見るにはいい映画。ユタの独特の自然を生かした撮影も楽しめる。
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