劇場公開日 1982年7月10日

「振り幅が効いてる」ブレードランナー ジンクスさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0振り幅が効いてる

2017年11月2日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

知的

難しい

当時の映像技術だけでは物足りなくなるんでしょうが、撮り方や演技で補うことで、今見ても通用する映画になっています。
白塗りの娘の死ぬときの苦しがり方もサイボーグっぽくて良かったです。
かと思えば、最後は哀愁漂う人間っぽい死に方だったりと、振り幅を持たせることでこの作品のテーマを印象付けさせることに成功しています。

攻殻機動隊を観ていたおかげで、「人間と機械の境目って?」ということを考えながら観れましたが、言葉少なな分、観る人によって色んな印象になる作品だと思います。
つまり良作!

ジンクス