フィラデルフィアのレビュー・感想・評価
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人としてどう生きるか
病が進行し、痩せ衰え衰弱していく主人公…真摯に生きるその姿が切ない。主演のトム・ハンクスの演ずる事に対する凄みを感じた。恋人(アントニオ・バンデラス)とのダンスシーンが美しい。
有能な弁護士を演じたデンゼル・ワシントン、誠実で家庭的な役柄が似合いますね。
主人公を深い愛情で支える家族の姿がいい。
ー誰が何と言おうと、恥じる事はない
BS-12を録画にて鑑賞 (字幕版)
436位/480 2021.11.03現在
30年近くも前のことですが
この映画を観る前に
グローリーを観て
とても感動したんですよ。
中3のわたくし。
それで、デンゼルワシントン
大好きになって
そして
レンタルビデオ屋さんで
この映画を借りましたが
まぁ、、、、、、
中3のガキンチョには
さっぱりでしたわ。
眠かった記憶もある。
今観れば違うかもしれませんが
まぁそれは
もし機会があればでいい。
でも
デンゼルワシントンは大好き。
外れな作品も多々あるけど。
備考 点数は自分が
生まれてから現在まで
観た映画をランキングにして
相対評価で点数付けてます
上位と下位から順番に
感想書いてます
初回鑑賞年齢→15歳
(2021年時点40歳)
初回鑑賞場所→自宅VHS
鑑賞回数→1回
記憶度→0.1%
マイ映画ランキング
2021年時点
全映画中→436位/480
洋画部門→362位/403
名演技に惹きつけられる
初めて見たときのような衝撃はなかったけど
エイズと戦い続けた弁護士。だが…
優秀な弁護士ベケットはある日突然、エイズにかかりクビとなってしまいましたが、かつてライバルだった弁護士ミラーと共に訴訟を求め続けるもベケットの体は徐々に弱まってきます。
そしてついに勝訴する日が来ましたが、法廷で、倒れ病院で亡くなりました。
エイズと戦い続けたトムハンクスの姿がすごく役作りしてきたんだなと思いました。
トムハンクスの熱演!
【”兄弟愛の街”で起きた出来事。HIVに対する偏見に身を呈して闘った”二人の弁護士”の物語。】
内容は人口に膾炙していると思われるので、簡単に記載。
新進気鋭の弁護士、アンディ・ベケット(トム・ハンクス)は、高名なウィラー弁護士事務所に雇われ、建設訴訟で活躍し、上級弁護士に昇格するが、”ある理由”である日、いきなり”重要な訴状を紛失した”として、馘首される。(訴状は直ぐに書類室で見つかる・・)
アンディは、訴訟を起こすべく弁護士を探すが、9人に断られ、10人目にジョー・ミラー弁護士(デンゼル・ワシントン)と出会う。ジョーは同性愛者を嫌い、最初はアンディの弁護を断るが・・・。
■印象的なシーン
・ジョーに弁護を断られたやせ細り、青白い顔のアンディが自ら訴訟を起こすべく、図書館で調べものをするシーン。図書館職員から本を手渡された後に”個室を使いませんか・・”と何度も言われるが、断り必死の表情で作業をするアンディ。
偶々居合わせたジョーは最初、本で顔を隠していたが、アンディの姿を見て弁護を決める・・・。
・ジョーを励ます家族や”友人”ミゲル。その際の母の言葉。”私は偏見に負ける子は育てていない・・”
・法廷での、ジョーと被告側女性弁護士ベリンダ(メアリー・スティーンバージェン:最近、お見掛けしないが遣り手のベリンダを好演。)の駆け引き。
ー今作は訴訟モノとしても見応えがある。ー
・ウィラー弁護士事務所で働く有色人種の女性の発言。”アメリカ製のアフリカ風のアクセサリー・・・”
-ウィラー弁護士事務所で働く白色人種たちの偏見性が見事に暴露される。-
・法廷で、アンディが自らの胴体の痣を陪審員たちに見せるシーン。どよめく人々。ジョーはアンディに”ウィラー弁護士事務所で働いていた時には顔に幾つか同じような痣があったのか?”と確認するシーン。
そして、とうとう法廷で倒れ込むアンディ。
・陪審員たちの”決”を取るシーン。478万2000ドルの損害賠償を勝ち取るアンディとジョー。だが、ウィラー弁護士事務所側は上訴へ持ち込む・・。それを横目にアンディとジョーはお互いの”弁護士”としての力量を称え合う。
・病床に横たわるアンディ。死期が近い事が分かるほどの衰弱の状態。
ー当時、トム・ハンクスの役作りが激賞されていたなあ・・。ー
アンディが元気だった頃から言うジョークを口にする。”弁護士1000人を海に沈めたら、世の中良くなる・・。”
そして、皆がアンディをハグし去る中、一人残ったミゲルに振り絞る様に言うセリフ。
”これで、もう逝ける・・・”
ー最初に鑑賞した際には、彼のこの一言で落涙した・・。-
<映画館で鑑賞した時には、トム・ハンクスの激やせ振りに驚かされ、涙した作品。
今にして思えば、”差別”をテーマにした先見的な作品の一つでもある。>
納得の主演男優賞。
トムハンクス、デンゼルワシントン主演。
エイズに侵された役柄を演じる、トムハンクスの変貌ぶりに衝撃。言われなきゃトムハンクスだとわからないレベル。アカデミー賞主演男優賞獲得も納得。
俳優陣が豪華だし、シリアル感は伝わってくるんだけど、どうせエイズとかゲイとかの題材を扱うなら、もっと深くまで追求できたんじゃないかなぁ…。より面白い作品になり得たのではと凡人ながら思います。
アカデミー賞、受賞
偏見…建前と本音
名優の共演が見ものです。
エイズに感染し事務所を解雇された弁護士と、その不当を訴える裁判を請け負った弁護士の物語。
トムハンクス、デンゼルワシントン主演の法廷ドラマ。と言うよりは、ヒューマンドラマですね。
法廷バトルを少し期待していましたが、それは控えめ。ストーリーとしてもやや起伏や意外性に乏しい印象を持ちました。ただただ、二人の名優の素晴らしい演技に見惚れる、そんな作品です。
中盤にあるオペラのシーンはトムハンクスの熱演が光りますが、私の贔屓目にはデンゼルワシントンの表情の変化に驚かされます。
今ではゲイも表立って差別されることも少なくなり、そしてエイズも不治の病ではなくなりました。そんな時代の移り変わりも感じさせる映画です。
デンゼル・ワシントンの溢れる正義感!
裁判映画好きにはたまらない!
AIDSやLBGTへの偏見や差別。30年前の現実。私はミラー弁護士...
弁護士もいろいろ
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