フィールド・オブ・ドリームスのレビュー・感想・評価
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評価の高い
この作品。ハズレはないと思ってましたが、微妙です...
悪くはない、とは思います。が、感動作なら他にもたくさんあると思うし、野球界追放もそれほど不幸指数が高いとも思われないし。
ただ自分がアメリカ人だったならもっと共感できるなにかがあったような気がします。
外国の映画を観る以上、大なり小なり立ち塞がる言葉、文化、歴史、伝統の壁。
その壁を意識しないで済むことも多いですが、そうでないこともあります。
この映画のテーマは普遍的なものですが題材である野球が根付いてないイギリスやフランスの人が、アメリカ人と同じ感慨をこの映画から受け取れるとは思えません。日本人にとっては、野球は馴染み深くはあるものの、やはり歩んできた道程は異なり、文化として見た場合の位置付けも異なります。
この映画はアメリカ人とそれ以外の国の人とで、感情移入の度合いが大きく異なるタイプの映画だと思います。
地味だけど、
心の声を聞け
父親に会いたくなりました
農場を潰してまで野球場を建てようとする夫の背中を後押ししてくれる奥さんは偉大。
独特の雰囲気を持ったファンタジー映画。 どこまでが現実で、どこから...
夢を見て
●天の声に従うのもいいね
やっと見れた夢のお話
みんなそれぞれが持つ、夢
結論から言うと、とてもいい映画でした。
奇跡を信じようと決心したある農家の父親が、聞こえてくる謎の声、お告げに従って行動を起こす。
ファンタジー要素というか、空想の設定を取り入れているのですが、そこから起こる出来事がすべてとても楽しくて、思わずにやりとしてしまいます。
若い僕らと同じように大人たちも幼い頃は夢を見ていて、その夢が叶わなくともそれはずっと人生と共に存在し続けます。そのみんなの夢が集まったのが、あの野球場なんだなと思います。
ラストシーンの、主人公が父親とキャッチボールをするシーンが印象に残りました。あのシーンは、主人公の父親への色々な強い想いがあって実現したものだし、それは監督自身の想いでもあったのではないかと思いました。
話もきちんとまとまっていたし、なにかこう温かい気持ちにさせられるような、そんな映画でした。
20151221 ファンタジー?
タイトルは知っていたけど、初鑑賞。声に導かれてトウモロコシ畑に野球場を作ったら、往年の野球スターがやってくるというなんだか不思議な物語でした。感動系ファンタジーな感じです。ケビンコスナーの父親っぷりもステキだけど、娘役の子が素直で可愛い!奥さんも心広いねー。ただ野球好きというわけでもないので、イマイチググッと来なかったのは致し方あるまい…。
狂気を感じた
荒唐無稽を押し通す力
最初から最後まで、荒唐無稽ともいうべき画空ごとを、覆すことなく描ききっている。
どこかで現実に引き戻される場面を描いてしまうのが、どちらかといえばセオリーだろうけれど、夢と現実を共存させたまま映画は幕を閉じる。どこか冒険的で、でも確信に満ちたシナリオには感服する。
ベースボールはアメリカの良心を鏡面のように反射する、いわば最後のカード、切り札のようなもの。
ラストも美しい。
あえて傷は見せないということ。それは現実との対比において逆説的でもある。
父が求められる数少ない映画
人は主に母親を求め、父は倒すものである。
心理学的には。
しかし、失われてしまっている場合には、逆もありうる。
父の求め方が曖昧で抽象的であるからには、やはり大がかりな舞台が必要になるだろう。
舞台を用意するためには、あいつどうかしているんじゃないか?と思われることもしばしばである。
なぜなら、本人にもその目標が見えないのだから。
そんなカタルシスをきちんと描いた上に、野球好きなら、そうそう、それそれ、と思わずにはいられない求められ方がされている。
もう理不尽だろうが、不自然だろうが構わない。
なぜならそれを求めていたのは本人にも分かっていなかったのだから。
そして、得られたのだ。
抽象的すぎて、伝わらなくても構わない。
私はこの映画が大好きで、大好きすぎて何回もは見ることができない。
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