フィールド・オブ・ドリームスのレビュー・感想・評価
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独特の雰囲気を持ったファンタジー映画。 どこまでが現実で、どこから...
独特の雰囲気を持ったファンタジー映画。
どこまでが現実で、どこからがそうでないのか、なんとも不思議な世界。そしてそれがとても心地よい。
野球の素晴らしさもよく描かれている。アメリカもそして日本も、野球が根付いている社会にはたまらないだろう。
ラストシーンにそれは集約されている。そう、親父とのキャッチボール。我々世代はほぼ全員が経験があるのではなかろうか。
死んだ親父にあえたらな。誤りたいこと、伝えたい感謝、山ほどある。
反則映画だ、これ(笑)
夢を見て
熱量溢れる60年代から冷めて、もはや元の時代を取り戻せないと気付き始めた80年代への焦燥感を感じさせる。ファンタジー性が高く、今見ると行き過ぎ感もあるが、それも時代ゆえのことではないだろうか。ケビンコスナーは当時、飛ぶ鳥を落とす勢い。今見ると若い。
●天の声に従うのもいいね
なんとも不思議な映画だ。天の声に導かれ、畑をつぶして球場を作る。理解のある妻がエライ。まったく荒唐無稽だが、やさしい雰囲気に包まれた作品。信じる人にだけは見えるってことか。
映画館によって、見えるのと見えないのってやったら、オモシロイだろうな。
ラストのセリフが最高だ。
やっと見れた夢のお話
某映画でこの映画にちなんだものをやっていたので借りた作品。
確かに誰のためでもなく心当たりもないのに借金背負ってまで野球場作るのは…と思ったが、
一番最後の結果をみて大納得。
自分の夢、自分の人生後悔するのならやはりどんなことにでも向かうってのはいいことだなと思いました。
全て会ってくひとが繋がっていく、その展開を見るのが楽しかったです!
みんなそれぞれが持つ、夢
結論から言うと、とてもいい映画でした。
奇跡を信じようと決心したある農家の父親が、聞こえてくる謎の声、お告げに従って行動を起こす。
ファンタジー要素というか、空想の設定を取り入れているのですが、そこから起こる出来事がすべてとても楽しくて、思わずにやりとしてしまいます。
若い僕らと同じように大人たちも幼い頃は夢を見ていて、その夢が叶わなくともそれはずっと人生と共に存在し続けます。そのみんなの夢が集まったのが、あの野球場なんだなと思います。
ラストシーンの、主人公が父親とキャッチボールをするシーンが印象に残りました。あのシーンは、主人公の父親への色々な強い想いがあって実現したものだし、それは監督自身の想いでもあったのではないかと思いました。
話もきちんとまとまっていたし、なにかこう温かい気持ちにさせられるような、そんな映画でした。
20151221 ファンタジー?
タイトルは知っていたけど、初鑑賞。声に導かれてトウモロコシ畑に野球場を作ったら、往年の野球スターがやってくるというなんだか不思議な物語でした。感動系ファンタジーな感じです。ケビンコスナーの父親っぷりもステキだけど、娘役の子が素直で可愛い!奥さんも心広いねー。ただ野球好きというわけでもないので、イマイチググッと来なかったのは致し方あるまい…。
狂気を感じた
野球に興味がない私のような人間にとっては、何がいいのか理解できない話。
天の声と言うけれど、普通に考えればあれは幻聴だと思うし、主人公の考えになびく者にだけに選手の姿が見えるのも単に幻覚と妄想の賜物ではないかと疑ってしまう。狂気を狂気として描く映画なら恐怖を感じるのだが、狂気を狂気の側から肯定的に描いているとすれば実に薄気味悪いように思う。
荒唐無稽を押し通す力
最初から最後まで、荒唐無稽ともいうべき画空ごとを、覆すことなく描ききっている。
どこかで現実に引き戻される場面を描いてしまうのが、どちらかといえばセオリーだろうけれど、夢と現実を共存させたまま映画は幕を閉じる。どこか冒険的で、でも確信に満ちたシナリオには感服する。
ベースボールはアメリカの良心を鏡面のように反射する、いわば最後のカード、切り札のようなもの。
ラストも美しい。
あえて傷は見せないということ。それは現実との対比において逆説的でもある。
父が求められる数少ない映画
人は主に母親を求め、父は倒すものである。
心理学的には。
しかし、失われてしまっている場合には、逆もありうる。
父の求め方が曖昧で抽象的であるからには、やはり大がかりな舞台が必要になるだろう。
舞台を用意するためには、あいつどうかしているんじゃないか?と思われることもしばしばである。
なぜなら、本人にもその目標が見えないのだから。
そんなカタルシスをきちんと描いた上に、野球好きなら、そうそう、それそれ、と思わずにはいられない求められ方がされている。
もう理不尽だろうが、不自然だろうが構わない。
なぜならそれを求めていたのは本人にも分かっていなかったのだから。
そして、得られたのだ。
抽象的すぎて、伝わらなくても構わない。
私はこの映画が大好きで、大好きすぎて何回もは見ることができない。
偉大な選手と野球をやっていた父親への昔年の想い
総合55点 ( ストーリー:50点|キャスト:65点|演出:70点|ビジュアル:70点|音楽:70点 )
野球場を作れば、彼らがやってくる。身銭をきって畑を潰して破産の危機に陥りながら、自分でも何をやっているのかわからないけれど天の声のままに行動し続ける。そしてそれは悔いの残る別れ方をしたまま会うこともなかった亡き父親へ繋がるものであったという話。
だけど要するにその父親に伝えられなかった思いを伝えて過去の家族の関係をすっきりさせただけ。父親とキャッチボールをして孫娘を会わせるためだけに、こんなことまでわざわざしなくてはいけなかったのでしょうか。人それぞれ過去にやり残したことはあるでしょう。でもやっていることがまどろっこしいし、やたらと綺麗に劇的に盛り上げようとするあざとさも感じます。
そもそもシューレス・ジョーとか往年の野球選手が幽霊になって出てきて野球をしたからといって、それがどうしたのか。彼らは八百長でメジャーリーグを追放されても、その後に他の独立団体で野球をやっていたのだから、何故今更死んだ後にもアイオワくんだりで野球をしなければならないのか。幻想奇譚なんだから何でもありなんだと言えばその通りだけど、製作者の独りよがりのように思えました。その当時の偉大な野球選手に敬意がある人にはいいのでしょうが、作品としてそれほど必然性も感じませんでした。
若いときにはよさがわからなかった
不思議です。
ロードショー時の高評価。
20代で見て、面白いけど、、、
そこまでの評価???って思ってました。
40代になって、先日たまたまBSで遭遇。
あれあれ???確かに見た事あるんだけど、若い頃見た退屈感をまったく感じない!それどころか、涙と感動が止まらない!!
20年の歳月により、若い頃の肩肘張ってた気持ちが取れて、素直にすうっと入っていけたんでしょうかねえ。人の心は育つものです。自分自身に驚かされた映画でした。
「選択」することの大切さ
昔懐かしい雰囲気が持ち味の作品です。ケヴィン・コスナーにも注目!本作では家族思いの優しい父親を見事に演じています。
自分を信じて「選択」することの大切さを知りました。とても温かい気持ちになります。
素敵な時間をありがとう!
幸せが満ち溢れている映画。
野球に詳しくなくても楽しめます。特に「あれが良かった」「これが良かった」といったような具体的な点は無いけど、とにかく本当に幸せな気分になれる。うまく説明できないけど、この映画全体を通して 温もり。夕焼けの温もりのような"温かさ"が伝わってくる。そんな作品でした。
フィールド・オブ・ドリームス
中学入学前に父を亡くした私にとって、映画のシーンと父の思い出が重なり合って現在の3Dのように見せてくれる不思議な映画でした。
誘ってくれた友達に、父親の生き方をもう一度学ぶよう背中を押されているようで、「ほろり」と来た事を覚えています。
周りの状況も重要なんだと感じさせてくれました。
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