劇場公開日 1999年12月11日

ファイト・クラブのレビュー・感想・評価

全256件中、21~40件目を表示

4.5デビッド・フィンチャー監督の華麗な左ストレート

2024年7月11日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

難しい

以前に「セブン」のレビューでも書いたけど、監督のデビッド・フィンチャーが大嫌いだった😮‍💨
人のデリケートな部分を塩付きの爪楊枝で刺すかの作品がどうにも気に入らなかったからだ💨
「セブン」のレビューに彼女と喧嘩したエピソードを書いたが、あの映画が公開されてた時点ではマ王は監督としてデビッド・フィンチャーを認めてなかったのである😤
だから、懲りずに「ファイト・クラブ」なんて映画を作りやがって、と公開初日にケチを付けてやる気満々に腕を捲くって映画館へ赴いた次第だった😑
昔はそういうワケの解らん正義感を引っ提げて生きていたのよ💦

で、映画館で食らったのは反対にデビッド・フィンチャーからの見事なパンチだった👊
ほぼほぼ完璧なストーリーと先の読めない展開、ブラット・ピット、エドワード・ノートン、ヘレナ・ボナム=カーターの狂気の演技が融合して稀に見る名作となっていた✨
デビッド・フィンチャー監督が嫌いだったからマ王は腐すタイミングを見計らっていたんだが、悉くカウンターを頂き最後は美しい左ストレートを貰って139分後にマ王TKO負け🌀
以降、デビッド・フィンチャーが新作を作る度に映画館にせっせと足を運んでいる😅

手のひら返しと言われそうだが、彼の作品は今でも粗も波もあるのを否めない🫤
「ゾディアック」は確かに面白かったけど「ゴーン・ガール」はマ王的には「いや、そういうもんだろ」としか思えなかった(胸クソ悪い映画に挙げられてたけど)
最近は映画の宣伝も巧妙になり、いよいよ外からは良作と駄作の区別がつき難くなっている😶
このサイトでも【ネタバレ】のレビューが目立つけどしかし、我こそは映画好き、というのなら映画館で映画を観てから歓喜や後悔をすれば良いだけなのだ🤔
そもそも感想なんてのは個人差が著しいからして他人の評価で観る観ないを決めてはアカンと思うのよ、マ王としては😬

ちなみに「ファイト・クラブ」は女子にはウケが悪い🥸
デート向けの映画ではないという事だ👍

映画館での鑑賞オススメ度★★★★☆
この映画はネタバレ止めて度★★★★☆
ネタバレしても理解出来ないわ度★★★★☆

コメントする (0件)
共感した! 4件)
マ王

4.0【これぞ見る劇薬。だが一時的なもの。】

2024年7月3日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

単純

興奮

※ネタバレを含みます※

僕自身、ネタバレ等を危惧し、あまり事前情報は入れず、名前から連想できる暴力的映画なのか?と予想して、鑑賞に臨みました。
暴力シーン等で奮起しない自分にとっては、途中迄の鬱々としたシーンの数々が退屈に感じましたが、主人公『ジャック』が、もう1つの自分『タイラー』に気づくシーンで思わず声が漏れてしまいました。
確かに、作中で「おや?」と不思議な感覚に襲われるような伏線シーンは多く盛り込まれていましたが、まさか『タイラー』が主人公の別人格とは、驚きました。
ですが、別人格とは説明付かないくらいタイラーが剥き出されすぎてて、少し違和感を持ってしまいましたが、全然目を瞑れる範疇なので、そこは無視します。

今作は、社会風刺映画と言われ、消費社会や、人々が物体に操られているように、物体で個々を着飾っている社会を皮肉った映画だと思うのですが、それにしても暴力と紐付けるのは少し無理があるのかなと思ってしまいましたね。
まず、暴力(ファイト)に関しては、人を痛め付けるのが目的ではなく、自分をいたぶり生を実感するという事に関しては一貫していたので良かったです。が、社会に鬱屈とした感情を抱いている男達が、“殴り合う”という事で何か開放感に似たものを感じているのだとしたら、非常に薄っぺらく感じますね。
それに、『ジャック』の「彼の名前はボブだ」という意見に、それまで『ボブ』を人として扱っていなかった『タイラー』の信者達が、流されたように、口々に貫いてきた芯を曲げるシーンは、非常に滑稽で面白かったです。
「校風なんかに従うかよ〜!」と言って暴れるヤンキーのようにも見えました。もしかすると、この“馬鹿げた皮肉”を意図的に演出しているのかもしれません。

それにしても、作中に散りばめられたサブリミナルや、タイラー演じるブラピの無骨さは、何処か男の厨二心を刺激されますね。あぁ成れたらいいなと誰もが思いそうです。

他の方々も仰られている通り、『消費社会』を皮肉っているわりには、映画製作で多額のお金を使っていたり、今作をブランド的に利用し、社会を達観した気になっている鑑賞者も多い点を考えると、今作もただの『消費映画』のようにも感じますね。
現実でスーパースターのブラピが「着飾るのなんてクソだぜ!」みたいな発言してる事自体、皮肉なのでしょうか。考え過ぎですかね笑

コメントする (0件)
共感した! 0件)
芥

3.0楽しめたけど汚い

2024年6月14日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 0件)
まる

4.0ネタバレ禁止の『真実の行方』で好演したエドワート・ノートンが主役

2024年4月14日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

興奮

リチャード・ギア主演の『真実の行方』でデビューしたエドワート・ノートンの演技力を堪能できる今作も、どんでん返し系のためネタバレ禁止。
途中から登場するブラッド・ピットのカッコよさが見どころ。
ラブストーリー要素が強めで、アクションシーンも本格的。

コメントする 1件)
共感した! 18件)
どん・Giovanni

4.5ルールその1 ファイト・クラブのことを決して口外するな

2024年4月9日
iPhoneアプリから投稿

これは、完全にやられた、、
たしかに口外してはいけないわ、
ルールに則り深くは言わないが、
ネタバレなしで見たほうが絶対にいい

2回目観るのが今から楽しみだ

コメントする (0件)
共感した! 1件)
k elow2

3.0何度も観てると‼️❓色褪せていく心象風景‼️❓

2024年4月5日
PCから投稿

テレビの録画、初めて映画館で観て衝撃を受けて何度かの鑑賞。
この手の仕掛けは、他でも使われるパイオニア的パラノイア映画🎞️🎟️
驚きの連続だが、何度も観てると、ファイトとテロに関連性が無いことを思い知らされる。
二重人格も後付け感が強い。
でも、だからこそ、二人の演技が超凄いことも思い知らされる。
演技と当時の映像音響の先進性が相まり独特の世界観。
極まれりは、新興宗教的な人々の求心力、ああ、苦しい時は藁にも縋る、神や超人に縋る、この時代にこそ似つかわしい危うさに愕然とする。
何か、心の底の苛立ちが掻き立てられる、神を道標とした終期末を招きたいと思わせる危険⚠️な映画🎬

コメントする 2件)
共感した! 23件)
アサシン5

4.0エンタメ映画としては最高

2024年4月4日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 2件)
盲田里亭

3.0みんなでファイト☆ドMクラブ

2024年4月3日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD、TV地上波

怖い

興奮

知的

チャック・パラニューク原作による同名小説の映画化。
監督は『ドラゴン・タトゥーの女』のデビッド・フィンチャー。

【ストーリー】
不眠症に悩む男(エドワード・ノートン)は、睡眠薬がわりの難病患者の会でマーラ(ヘレナ・ボナム=カーター)と出会う。
不眠で記憶が飛ぶ男。
あるとき意識をとりもどすとそこは旅客機の中で、隣の席のタイラー(ブラッド・ピット)と出会う。
タイラーは面白い話をする男で、妙に引っかかりを覚える。
自分の高級アパートにもどると、部屋はガス爆発でめちゃくちゃにふきとばされていた。
男はタイラーに連絡をとって2人で場末のバーで飲む。
店を出て、タイラーは言う。
「今夜泊めてほしいんだろ? いいぜ、ただし俺を思いっきり殴れ」
理不尽な要求をはねつけきれず、タイラーを殴ると腹を殴りかえされる。
それ以後、男は毎夜のようにタイラーと殴りあいながら、飲むようになる。
そのようすを見ていた酔っぱらいたちも加わり、やがてバーの地下では毎夜1対1での殴りあいが行われるようになる。
イベント参加の条件はたった一つ——「ファイトクラブ」と呼ばれるようになったこの集会を秘密にすること。

ファイトクラブです。
ガチンコじゃない方のファイトクラブです。
ガチンコの方がガチンコ(真剣勝負)かというと、まあご存じとおりですが、ともかく名前の由来になった映画です。
フィンチャーの痛みを際立たせる描写に、ゾッとする人も多いでしょう。
そしてある程度殴りあいの安全が保証されたこの手の決闘に、心惹かれる男子もいるはず。
健全にストレス解消したいならジムに通って格闘技でもすればいいんですが、それでは満足できない者もいる。
タイラーのカリスマは、法や社会からはみだす冒険と秘密主義の危険な空気に誘いこまれた彼らを、強力に結束させます。
これがただの大人のヤンキーマンガに終わらないのは、痛みにフォーカスして勝ち負けに意味をもたせず、主人公が破滅するまでその行為に没頭させるから。
「僕」がもっとも壊したかったのは、自分自身だった。
その欲望がルールのあるケンカに、まるで麻薬のような依存性をもたせる。
つまりこのクラブは反社会的ドMのコロニー……や、怖すぎでしょ、その価値観。
原作者はこの物語を「『華麗なるギャツビー』のアップデート」と語っています。
アメコミで続編が2つ発表されているそうですが、残念ながら未邦訳とのこと。

退屈な日常から脱却したい、むしろその日常を完膚なきまでに破壊したい、そんな破滅願望の充足ならフィンチャーの右にでるものはいません。
そういう鬱屈を解消したいなーとハミングしながら物思う午後、みなさんそんな時にはこの映画ですよ。
すっごい痛そうですけど、それを悦びに変えてくれそうなファンタジーが、ここにあります。

コメントする 2件)
共感した! 25件)
かせさん

5.0会話やナレーションが面白くて飽きない。ラストシーンも良い。 2回目...

2024年3月20日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

会話やナレーションが面白くて飽きない。ラストシーンも良い。
2回目がとても楽しかった。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
どドンとす

5.0これ作った人って天才っすよね

2024年3月6日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

怖い

興奮

知的

不条理で滑稽で洗練されていて
とにかくセンスがヤバいお話でした
これ面白くない人はいないと思います

コメントする (0件)
共感した! 4件)
まんぞう

3.0うーん…

2024年2月6日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

面白かったけど、
殴り会う意味や、何とかの会に集まる意味が
理解できないので、今一つのれなかったです

エドワードノートンさん、
初めて知りました。

良い役者さんですね。

コメントする 3件)
共感した! 14件)
seiyo

3.5ブラピより主人公の方が好きだった。他人事なナレーションが面白かった...

2024年1月22日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

ブラピより主人公の方が好きだった。他人事なナレーションが面白かった。

食べ物に汚物混ぜるのは本当にやめて欲しい。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
かなこ

3.0殴り合いが泥臭くて好き

2024年1月12日
PCから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 2件)
大学生1

3.5対極の二人の関係性

2024年1月4日
Androidアプリから投稿

二重人格作品の最高傑作
二重人格をテーマした作品の中で
非の打ち所がない。
大抵は尻すぼみで終わるところを
最後まで走りきるストーリー構成が
見事です。

自分をも欺くため念には念を入れ
周りにルールをかせ、真相へと
たどり着けないようにする見せ方が
見ている側を翻弄させる。

二重人格ものではないが、
世の中を変えさせるテーマでいったら
邦画のスクラップヘブンも似た
感じで思い出した。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
to

4.0タイトルから想像もつかないほど奥の深い面白い映画

2023年12月12日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 3件)
Oliver

2.5さすがにトイレが汚すぎる

2023年11月4日
スマートフォンから投稿

興奮

ラストシーンは好きだし、ヘレナ・ボナム=カーターは美しいし、ブラピもカッコいい。大どんでん返しの部分も綺麗に決まってた。
でもちょくちょく本当に不潔な描写があって不快さが勝っちゃった!

コメントする (0件)
共感した! 3件)
みぞれ

5.0タイラー、きみを伝説にしてやるよ‼️

2023年8月30日
スマートフォンから投稿

笑える

楽しい

興奮

これは夢遊病患者の方への警告ビデオか❓それとも「ジキル博士とハイド氏」を現代的にリメイクした作品か❓はたまた常識や価値観をぶっ壊すエンターテインメントなのか❓違います、違います‼️この作品は一人の平凡な男の欲望・妄想・願望、自分とは180度違う理想の男性像への変身願望をスタイリッシュに映像化したブラックなコメディなのです‼️理想の男性像=タイラー・ダーデン=ブラッド・ピット‼️とにかくタイラー、いやブラピがとんでもない男‼️ルックス良し、セックスは強い、そして何より自由奔放‼️映写のバイトでファミリー映画の中に1コマのポルノ画像を挿入したり、ウェイターなのにスープの中に小便したり、人間の脂肪を使って石鹸作ったり、とにかくやる事がブッ飛んでる‼️そんなクレイジーな男なんだけど、これがチョーカッコいい‼️キマッたヘアスタイルもブラピ史上ナンバーワンだと思うし、あのオレンジのイカしたジャケット‼️欲しかったなぁ‼️そして主人公とタイラーの2人で、殴り合いによって心を解放する秘密組織「ファイト・クラブ」を創設するんですが、タイラーのカリスマ的魅力で、なんとテロ組織と化してしまう‼️タイラーを止めようとする主人公は、タイラーが自分自身の別の人格、つまり同一人物であることを知る‼️やはり「ジキル博士とハイド氏」の物語‼️ここから自分自身を止めようとする主人公の戦いの中に、物質・情報化社会への批判、すなわち物欲と所有欲にまみれた現代人への批判と文明破壊というテーマがあって、チョー危険な現代社会が浮き彫りになっております‼️そして、脳細胞を駆け巡りにめぐって口に突っ込まれた銃口の映像になるカッコいいオープニングや、タイラーとマーラのセックスシーン、まるで神の視点のように主人公とマーラが崩れゆくビルを眺めるラストシーンなどの、エッジの効いた素晴らしい映像‼️が、しかし‼️そんなテーマ性や映像センスにゴマかされがちですが、やはりこの作品の本質は優れたコメディ‼️前述のタイラーの所業や、主人公に扮するエドワード・ノートンと上司の会社でのやりとりを頭に思い浮かべるとおかしくてニヤニヤ笑ってしまう。デヴィッド・フィンチャー監督のオフビートな笑いのツボにハマるというかグッと来ちゃいます‼️切れ味鋭いテーマをブラックコメディーのオブラートで包む‼️まるでスタンリー・キューブリック監督の「博士の異常な愛情」ですね‼️ホント、デヴィッド・フィンチャー監督は天才‼️一生ついて行きます‼️

コメントする (0件)
共感した! 20件)
活動写真愛好家

2.0一度ではさっぱり分からない。

2023年8月11日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

一度ではさっぱり分からない。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
masya

2.0記録用

2023年7月30日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 1件)
千恵蔵

4.5最後に残ったのは誰か

aさん
2023年6月25日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 2件)
a
PR U-NEXTで本編を観る