バートン・フィンク

ALLTIME BEST

劇場公開日:

解説

コーエン兄弟が個性派俳優ジョン・タトゥーロを主演に迎え、カンヌ国際映画祭でグランプリ、監督賞、主演男優賞の3冠に輝いた異色のサスペンス作品。1941年、ニューヨークで活躍する新進気鋭の社会派劇作家バートン・フィンクは、その実力を認められ、ハリウッドに招かれることに。不気味なホテルにチェックインした彼は、薄暗い部屋で早速脚本の執筆に取りかかる。ところが、彼の周囲で次々と奇怪な出来事が起こりはじめ……。

1991年製作/116分/アメリカ
原題または英題:Barton Fink
配給:KUZUIエンタープライズ
劇場公開日:1992年3月14日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第64回 アカデミー賞(1992年)

ノミネート

助演男優賞 マイケル・ラーナー
衣装デザイン賞 リチャード・ホーナング
美術賞  
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映画レビュー

4.5誤訳を補えば氷解するテーマ 〜「精神の生活」とは〜

2024年4月2日
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ソドム対ゴジラ

3.0暑い

2023年8月11日
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最後は魔界転生みたいに炎が暑くて若山富三郎でてくんのかな思うたよ

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filmpelonpa

3.5人の話を聞け

2023年4月23日
iPhoneアプリから投稿

金に魂を売った者が、自分勝手に告白し、罪まで犯すも、最後は赦され、型に嵌められた平安を得るに至ったようである。解釈はさまざまあってよいのだろう。
グッドマンの湯気が出るような笑顔が印象に残る。ホテルのロビーに入った画が美しい。

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Kj

4.0【”夢か現か・・”悩める映画脚本家バートン・フィンクが執筆作のホテルで経験した不条理な出来事。ジョン・グッドマンの怪演が印象的でもあり、コーエン兄弟が世に認められた作品でもある。】

2022年6月13日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

怖い

難しい

■1941年のニューヨーク。ブロードウェイで成功を収めた社会派劇作家、バートン・フィンクにハリウッドから声がかかる。
 悩みながらもレスリング映画の脚本を書く契約を結んだバートン。
 ロサンゼルスでも活躍を期待された彼だったがスランプに陥り…。

◆感想

・バートン・フィンクを演じたジョン・タトゥーロの変な髪型が印象的である。
ー ”ノー・カントリー”のシガーとは髪型は違えど、コーエン兄弟は変な髪型に拘っているのかな・・。髪型って、人格を表しているよね。-

・バートン・フィンクが、脚本を仕上げるために逗留したホテルの装飾が、スタンリー・キューブリックの”シャイニング”を彷彿とさせる。
ー 特に、最後半のチャーリー(ジョニー・グッドマン)が、殺人鬼ムートンだったと分かるシーンでの炎に包まれるホテルの回廊のシーン。-

<やや、難解ではあるが不条理映画としては、魅力ある作品。
 コーエン兄弟が、世に認められるきっかけになった作品でもある。>

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NOBU