「一人三役は、見終わって知った」博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか 藤崎敬太さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0 一人三役は、見終わって知った

2025年8月10日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

喜劇的に描いてはいるが、内容は、シュール。

第二次対戦後、米ソの冷戦イコール核開発競争になり、世界の破滅が、多少なりとも

現実感を帯びてきた頃の作品。

当時、市井は、経済的な右肩上がりを謳歌していたが、人類の滅亡と背中合わせなのだ。

現在もどこかで戦争状態は続いており、今見る価値も大いにある。

それにしても、大佐と大統領と博士が一人三役だったとは。

藤崎敬太
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