ニューヨーク1997のレビュー・感想・評価
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【ちょっとご愛嬌】
※ ジョン・カーペンター・レトロスペクティブ
この作品は、マンハッタン島が凶悪犯の収容施設になるってところが斬新なアイデアで、でも、制作された1981年から思い描いた1997年の未来は、テクノロジーについて、イマジネーションが不足していたのかなって思ったりする。
1970年代のアメリカは、2度のオイルショックと、ウォーターゲート事件、ベトナム戦争の敗北、スリーマイル島の原発事故など、社会不安につながる大きな出来事を経験すると同時に、実はもう一つ興味深い出来事があって、1977年に落雷でニューヨークで大停電が発生、復旧まで3日もかかり、900万人もの市民が影響を受けたとされている。
僕は、社会不安と同時に、このニューヨークのだ大停電が、81年公開のこの作品の着想に繋がっているのではないかと思う。
まあ、古い作品だし、近未来のテクノロジーについて、もう少しイマジネーションが欲しかったなと思ったりするけれども、それはそれ。
当時の時代背景とか出来事を合わせて考えて楽しんだらどうかと思う。
当時のニューヨークで、3日も停電したら、生命の危険を感じる人も多くいただろうし、ジョン・カーペンターの着眼点は、そうしたところが面白い。
今みても面白いけれど…
何故か?今になっても私的ベスト1の作品です。
はっきり言ってなんてことはない、ただのB級映画なのですけれど、不思議なことに今現在も私にとってはベスト1の作品です。
とにかく主人公のキャラが立ちまくっていました。聳え立ちまくっていました。
こんなにカッコいいアウトロー、ダークヒーロは後にも先にもスネーク・プリスキンだけかも。
それだけでこの評価がありえた感じです。
東京ビックサイトで開催のワンダーフェスティバルでコスプレ遊びをやらかしたほど大好きなキャラクターです(笑)
なのに…しょうもない続編で「背が低い」とか自虐ネタで貶めやがって!
本来ならスネークブランドでもっと面白いシリーズを作れたものを!
夜の街のコンクリートを歩くと、あのテーマ音楽が脳内再生されずにはいられません。
そう!音楽がとにかくいいのよ!奇才の本領発揮といったところですね!
「スネークと呼べ」
雰囲気が良かった
・主人公もスネークだしメタルギアソリッドを見ているようだった。眼帯してるし潜入とか時間内で解決しないと死ぬとか内容は全然違うけど。
・舞台美術や小道具の感じが凄く良かった。
・刑務所として囲った意味あるのかなと疑問が凄くあったけど、そういう事をする発想が良かった。
ただ無茶だなぁとも思った。
・囲われた世界の人たちがスネークの事を知ってて、生きてたんだって皆いってて有名なのかぁって思いながら簡単に仲間ができたり、トレンチコートの男と恋人とか何でスネークについてってるのかなぁとか曖昧な感じが多くてわかりにくかった。多分、外へ出たくて利用してたんだろうけど。
・囲いの境界にある橋に地雷が多数埋められてるっていう話になり、トレンチコートの男だけが何故その地図を持っているっていう話になっているのかがわからなかった。後半、そこを超えようとしてて地図でここには地雷がっていったところに地雷があって一体、その地図なんだったんだとか疑問が凄かった。
・全般的になんだかわけがわからなかった。でも雰囲気は凄くよかった。
・勝手に22時間で死ぬ薬を打ち込むのは良かった。酷いけど。
・警察側が大統領にあんな目立つ生命管理装置で生死を判断しているのが滑稽だったのとスネークにつけたタカの腕輪についてるスイッチも簡単にカバーが開くのに、あれを推せるのはスネークだけだっていう話も無理あるなぁって思って、そっちはもっと固くいかないとって思った。
でもああいう大掛かりな無線とか不便そうに使ってるのが良かった。今みたいなスマートさのない機器の世界の良さが面白かった。
・囲いの世界に女性がいて驚いた。食料も供給されてるっぽかったし。あと、囲いの壁がそんなに高くなくて簡単に逃げられそうだなぁと思った。
脇役陣がシブい
近未来の話。ってか、もうその年越えてる(笑) こんな務所、作って欲...
造形は最高なんだけどね
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