「生命誕生」2001年宇宙の旅 everglazeさんの映画レビュー(感想・評価)
生命誕生
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壮大な物語を壮大なスケールで描いた傑作。
確かに凄い。
ファンが多いことに納得。
創り込んだ映像表現は、今観ても遜色ありません。
人類の祖先が初めて「道具」を手にしてから400万年後、人間は月に到達していた。
謎の物体Monolithを手がかりとし宇宙探索へ…。
水たまりを巡っての、初の「殺人」。
科学技術は進歩しても、人間の精神は
400万年前からそんなに進化していない(汗)。
そしてまた、人間が作ったコンピューターですらその生命(生存?)維持に躍起になる。
舞台がディスカバリー号に移ってからは、何を「考えている」か分からないコンピューターと無表情の乗組員が不穏な無機質に見え、Daveが一生を終える?最後の部屋の演出も、ずっと後に製作される“The Shining”のようなホラー感があります。
HALの質問時の言い回しが、宇宙ステーションでのソ連の科学者と酷似でゾッとします。
科学者: “..... well, ..... I hope you don’t think I’m too inquisitive, .....”
HAL: “Well, forgive me for being so inquisitive, .....”
原作を読んでいないし、真っさらな頭で観た後の一解釈ですが…。
惑星も生命。
その生命に宿る無数の生命。
惑星の誕生から、そこに住む生物の誕生と進化まで、荘厳なオーケストラと共に凝縮したような内容に感じられました。
Monolithは「神」なのか?
ご先祖様の屈伸運動の凄さよ!(^^)。
スターゲート?の映像は少し長過ぎて眼が辛かったです。
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