ニコライとアレクサンドラ
解説
帝政ロシア最後の王朝であるロマノフ家滅亡の悲劇を「猿の惑星」のフランクリン・J・シャフナー監督が描いた歴史スペクタクル。20世紀初頭、日露戦争の影響で政情不安が広がるロシア。皇帝ニコライ2世と皇后アレクサンドラの間に生まれたアレクセイは重い病を患っていたが、怪僧ラスプーチンの不思議な力によって奇跡的に回復する。これがきっかけでラスプーチンは皇后の寵愛を受けるようになり、次第に政治にまで干渉を始める。
1971年製作/189分/イギリス・アメリカ合作
原題:Nicholas and Alexandra
スタッフ・キャスト
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2022年7月3日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
おそロシア🇷🇺
最後の皇帝の話。アレクサンドラって妻のことか、てっきり息子のことかと。怪僧ラスプーチンは他作で見てなんとか知っていた。それくらい世界史オンチの私にとってラストはかなりの衝撃だった。ああ、おそロシア🇷🇺
歴史がわかってない私などには、やや分かりにくい。後でいろいろ調べた。おかげでいい勉強になりました(笑)
長かった(笑笑)
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ロシア革命に興味がありレンタル屋にないので購入して観ました。家族には良い父親母親でしょうが、本で読んだ通り無能ですね、夫婦揃って自身の立場、危機管理能力なし向いてない。親の暗殺まで見てるなら予測可能な事の連続で、ニコライが母マリアに叱責されるシーンがなんかスカッとした。巻き込まれた子供達が不憫で仕方なかった。しかし革命って恐ろしいなと思いました。日本の皇室は政治関係なくてつくづく幸せですね。
まぁタイトルがそれだから仕方ないけど、子供達のエピソードがもう少しほしかった。ラスプーチンはまんまっぽくて、大変良かった。全体的にとても解りやすい映画でした。
2021年6月28日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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皇太子アレクサンダーの誕生~ロマノフ王朝の滅亡を描いた歴史映画
他人の意見を聞かず国のかじ取りを誤ったニコライ二世によって生み出された共産主義勢力によって殺されて因果応報のような展開にも見えるけれど、そのあとにできたソヴィエト連邦も同じようにひどい国家だったから皮肉めいたものを感じた。
ニコライ二世は無能な暴君と「坂の上の雲」に書かれていたが後半は家族思いのいい父ちゃんのように見えたのが意外だった。
2021年1月2日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
ブルボン王朝もロマノフ王朝も通じるところ、無能な君主に嫌気がさして人臣の心が反発に変化する。凡庸な君主だと皆が不幸になる、の典型か? 立憲君主制に移行しなくても、官僚の意見も受け付けなくても、君主に能力があれば... 悲劇は、自身が公開するように皇帝自らが招いた判断ミスの連続だった。明治天皇のカリスマ性と薩長出身者の能力で難産しながらも立憲君主制を固めた日本と見比べてしまう。
日露戦争、第1次大戦といった歴史的イベントと、ウィッテ、ラスプーチン、レーニン・トロツキー・スターリン、ケレンスキーなど、世界史で習った史実が分かりやすく、ロシア近代史のおさらいになる。