どですかでん

劇場公開日:

解説

山本周五郎の小説『季節のない街』を映画化した黒澤明監督初のカラー作品。戦後のスラムを舞台に、電車バカの六ちゃんを取り巻く市井の人々のエピソードが、互いに入り組みながらユーモラスかつ幻想的に展開してゆく。木下惠介、市川崑、小林正樹そして黒澤明という日本を代表する巨匠4人で結成した“四騎の会”の第1回作品。これまでギラギラした人間像を描き続けてきた黒澤監督が、本作では彼本来のやさしさに立ち戻り、市井の人々へ向けて温かいまなざしを投げかけ、見る者の心を和ませる。

1970年製作/126分/日本
配給:東宝
劇場公開日:1970年10月31日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第44回 アカデミー賞(1972年)

ノミネート

外国語映画賞  
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映画レビュー

3.5不完全な人たちの生活劇。その生活の色味。

2022年5月16日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
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すっかん

5.0今なら分かる

2024年10月1日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

人は意外と真実から目を背けても生きていける 図々しいのでもなく強がりやもちろんプライドなんかでもないと思う 生きることに前向きなだけ 「人はどんなことにでも慣れられる存在だ」 こんな言葉を聞いたことがある 今を変えられなくてそこで生きるしかないものは辛く厳しい今に慣れてゆくのだろうか 石川県の人達のことを思ってしまう 何事もない毎日がどれほど素晴らしいのかこんな時にやっと思い出します この映画を見たのは何年前だろうか 軽く三十年は前だな とにかくその時は見ていて退屈で面白くも何ともなかったように思います なぜ今見たのか 宮藤官九郎さんのドラマ知ってますか? 『季節のない街』 映画の元の小説をドラマ化してたんですよ あっ『どですかでん』だっ! って直ぐに分かっちゃう でも映画を見たら細部まで似ていて驚きました、ほとんどの内容を忘れているんだから あの頃手当たり次第に黒澤明作品を見ていてさ、ただ見たいからってだけで見てるから意味も何にもわからない 今なら少しは理解できる、でも特別な空間の特別な生活なんでしょうね あの井戸端会議の人々がその時代の普通ってやつなんでしょうね 『どですかでん』ふか〜い映画でした。

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カルヴェロ

3.0乱を観た後で

2023年3月22日
iPhoneアプリから投稿

黒澤の自主映画作品。 幸せは、自分のみぞ知る。

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りょう

1.5何なんだろうこの映画。高尚の側に立てば何とでも言える気もするけど、...

2020年5月26日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

何なんだろうこの映画。高尚の側に立てば何とでも言える気もするけど、何なんだ。とは言え、よく欧州の巨匠もこういう何なんだ系のを撮るけど、職人から何なんだ路線に行き着く人は珍しいかも知れない。

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kazuyuki