トップガンのレビュー・感想・評価
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酔いしれた
Who's the best? 全てはここから始まった!
一人で勝手に「トム・クルーズ強化月間」の第二回は「トップ・ガン」です。トム・クルーズの出世作とは知りつつ今まで観ていなかった本作を「午前10時の映画祭」で観賞。古い映画ですし、80年代ってカルチャーが独特過ぎてその時代を生きてなかった人から見れば何だか敷居が高いんですよね~。でも本作は面白かったです!所謂青春映画のひな型と言った感じで、今日まで続く青春映画の基礎が全て詰まっている作品でした。
当たり前ですがトム・クルーズがメチャクチャ若い!出てきた当時って歯並びちょっと悪かったんですね。それでもメッチャ鍛え上げてて、いやー、トムさんが人気になったのも納得でした。
ヴァル・キルマー演じるライバルのアイスマンがマトモで良い奴でしたね。ライバル・ポジションなんで嫌な奴だったりするのかな?なんて勝手に思ってたらマーベリックより全然常識人!後、若い頃のメグ・ライアンにもビックリしましたが、正直ティム・ロビンスには気が付きませんでした。みんな若かったんですね。
戦闘機のドッグファイトはあんなCGもない時代にどうやって撮ったんだろう?と不思議に思うぐらい迫力満点です。カメラを戦闘機にくくり付けてたのかな?でも今だったら映画とは言えどロシアの戦闘機落としたりしたら問題になりそう。その辺、当時はまだユルい時代だったんだろうなぁ。
何はともあれ、その後のトム・クルーズの快進撃の始まりとなる本作。いかにも80年代な作品ですが、一見の価値はあると思われます。でも、せっかくまとまってるのに続編いる?
再鑑賞履歴
2022/5/7
続編公開前の予習
愛と青春の旅立ち
王道
かっこいい!
スタイリッシュな映像と音楽
そうさ、アイス・・マン、俺は危険なんだ!
【トップガン:おすすめポイント】
1.若かりし日のマーベリック(Maverick)役トム・クルーズのカッコよさ!!!
2.チャーリー(Charlie)役ケリー・マクギリスの色気!!
3.マーベリック(Maverick)役トム・クルーズとグース(Goose)役アンソニー・エドワーズ&キャロル・ブラッドショウ役メグ・ライアンとの会話!!
4.アクションシーン&艦長との会話!
【トップガン:名言名セリフ】
1.マーベリック(Maverick)役トム・クルーズの名言名セリフ
→「そうさ、アイス・・マン。俺は危険なんだ。(That's right! Ice... man. I am dangerous.)」
→「バカ言うな!お前が俺の僚機だ。(Bullshit! You can be mine.)」
2.チャーリー(Charlie)役ケリー・マクギリスの名言名セリフ
→「彼が飲んでいるものをもらうわ。毒薬?(I'll have what he's having. Hemlock, is it?)」
→「あなたの操縦は本当に天才的だって分かってるわ。でも、あそこでは言えなかった。心を見透かされるのか怖かったのよ。あなたに恋してしまったことは、誰にも知られたくないの。(I see some real genius in your flying, Maverick, but I can't say that in there. I was afraid that everyone in the tax trailer would see right through me, and I just don't want anyone to know that I've fallen for you.)」
→「マーベリック、この色男・・・。ベッドに連れていきなさい。さもないと私を永遠に失うことになるわよ。(Maverick, you big stud... Take me to bed or lose me forever.)」
アイスマンが単なる嫌味なやつになっていない良さ
カッコイイ映画、カッコイイ王道、カッコイイトム・クルーズ!
言わずと知れたトム・クルーズをスーパースターダムへ押し上げた青春航空アクションの快作。
レビューを書けるぐらいがっつりと見たのはいつ以来だろう。本当に久し振り。
まるで初めて見た時のように、何だか新鮮に、ワクワクしながら見た。
話はTHE王道、THE定番。
腕はいいが無鉄砲な主人公。
ロマンス。
ライバル。
陰のある過去。
友の死。
挫折。苦悩。再起。友情。成長。
パイロット版『愛と青春の旅立ち』と言った所だが、邦画の『海猿』なんかは『愛と青春の旅立ち』より本作の影響特大なのが分かる。
ドッグファイトは迫力あり。昔見た時はサクセス&ラブが色濃い印象だったが、改めてこうして見ると、スカイ・アクションの醍醐味充分。
スタイリッシュな映像、編集、テンポのいい展開、それらに最高にマッチした音楽。
特に、空母からオレンジ色の空へ飛び立つOPシーンと音楽はカッコイイの一言に尽きる。
これぞドン・シンプソン&ジェリー・ブラッカイマー!
これぞ故トニー・スコットのエンタメ職人手腕!
そして、トム・クルーズ。
他の方々のレビューと言葉を重ねるようだが、トム・クルーズがカッコイイ。
革ジャン、サングラス、白シャツ、ジーンズ、バイク…THE80年代スタイル。
上半身裸でビーチバレーをするシーンなんてあざとく女性ウケ見え見えだが、それでも全部引っ括めて、同性から見てもやはりカッコイイ。
この時からアピールしまくりのトムくんのナルシスト気質だが、今も変わらぬキラースマイル、若々しさ。
スターがスターであり続けるとは、こういう事か。
ケリー・マクギリスのいい女っぷりに惚れ惚れ。現在の彼女の姿は衝撃的ではあるが…。
ヴァル・キルマー、ティム・ロビンス、メグ・ライアン…。皆、若かった!
にしてもメグ・ライアン、今何処へ…。
30余年。続編の企画が本格的に始動。
気になる話はどうなるのか。
ちょいと期待するのは、
マーベリックが教官もしくは本作のトム・スケリットのようなレジェンドになってて、昔の自分に似た腕はいいが無鉄砲な若いパイロットを育てる。
「俺も昔はお前みたいだった」
ベタっちゃベタだけど、やはり『トップガン』はカッコイイ王道路線であればこそ!
トップガン・アメリカ海軍戦闘機兵器学校の存在
総合70点 ( ストーリー:70点|キャスト:70点|演出:70点|ビジュアル:80点|音楽:85点 )
世界最優秀の操縦士を育てるトップガンと言われるアメリカ海軍戦闘機兵器学校の存在を娯楽感覚で世間に知らせ、アメリカの偉大さをも知らせる映画。
若さで美貌と自信に溢れるトムクルーズが随分とちゃらい。これで海軍の優秀な操縦士でなければただのちゃら男。中盤までは軽薄にした『愛と青春の旅立ち』のような雰囲気もあるが、本作のほうが娯楽性が強い。終盤のとってつけたような戦闘と恋愛の行方は強引だが、結末をまとめるにはこれも1つの手段。
アメリカ軍全面協力で縦横無尽に高機動で飛ぶ本物のF14トムキャットをはじめとする戦闘機・MA1とレイバンの服装・カワサキGPZ900とポルシェ356と、視聴者をひき付ける派手さがある。空母艦上でアフターバーナーを点火して発艦するトムキャット、夕闇にGPZ900を走らせる場面など撮影も格好いい。音楽もいい。
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