劇場公開日 1986年12月6日

「来年、続編が公開?見てない方は今のうちにチェック!敵が映らない空中戦が新鮮!!」トップガン YuuuuuTAさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0来年、続編が公開?見てない方は今のうちにチェック!敵が映らない空中戦が新鮮!!

2019年7月10日
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鑑賞方法:VOD

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アメリカ海軍の艦上戦闘機 F-14 通称トムキャットのエースパイロットであるマーベリック。直感で動き作戦を逸脱した行動を取ることも珍しくなかったが、腕だけは買われていた。
マーベリックは上位パイロットの辞退を機に、全国の精鋭パイロットの1%のみが参加できるエリート航空戦訓練学校、通称トップガンに参加するチャンスを得る。ドッグファイト(空中戦闘機動)における国内最高峰の英才教育を受けるのだ。ここで出会ったのがどんな状況でも冷静な判断ができるアイスマン。成績トップを競いながらお互いの腕をぶつけ合う。訓練も佳境に入ったある日、マーベリックの相棒が不慮の事故に見舞われる。マーベリックは自責の念にかられ・・・。戦闘機パイロットの青春を描いたスカイアクション作品。

アメリカ空軍の協力を得て、実際にF14を飛ばして撮影しているだけに、飛行シーンにリアリティがある。あの空中チェイスは今見ても古さを感じない。斬新だと思ったのは、敵方のパイロットが全く映らないこと。表情が映るのは味方のみ。敵方を黒子として扱っているから、その分、味方に感情移入できた。今まで見たことのない見せ方だったので新鮮だった。

昭和の時代に今でも楽しめる映画を作るとは、トニー・スコット監督には先見の妙があったのだろう。亡くなってしまったのが実に惜しい。来年に続編が公開との噂が。マーベリックが教官として帰ってくるらしい。まだトップガンを見てない人は今のうちに見ることをオススメする。

Trinity