都会のアリス

劇場公開日:

解説

ビム・ベンダース監督が、ひょんなことから一緒に旅することになった青年と少女の交流をモノクロ映像でつづったロードムービー。ドイツ人の青年フィリップは旅行記を書くためアメリカを旅していたが、執筆に行き詰まり帰国することに。空港で足止めをくらった彼は、同じくドイツへ帰国しようとしていた女性リザと9歳の娘アリスに出会う。リザはフィリップに一方的にアリスを託し、行方をくらませてしまう。仕方なくアリスを連れてアムステルダムへ飛んだフィリップは、アリスの記憶を頼りに彼女の祖母の家を探す旅に出る。「まわり道」「さすらい」と続く、ベンダース監督&リュディガー・フォーグラー主演による「ロードムービー3部作」の第1作。

1974年製作/112分/G/西ドイツ
原題:Alice in den Stadten
配給:東北新社
日本初公開:1988年11月19日

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(C)Wim Wenders Stiftung 2014

映画レビュー

3.0雰囲気オシャレ映画

2022年2月18日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

メッセージ的なことや学びを受け取るとか、
ストーリー云々は、思いっきり横に置いといて、
ロードムービーとして、街の風景を眺めるのと、
とても魅力的な少女アリスと、
二枚目気取りの中二病みたいなルポライターの
交流を楽しむ感じかなぁ…。

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hkr21

3.5根無し草のような

2022年1月9日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

フリーライターはアメリカの風景を書けず、ドイツに帰りたかったのに、言葉もわからないオランダのアムステルダムに子どもを連れていくハメになる。
その子のおばあちゃんの家を探すのだけど・・

主役二人の表情が中々素敵。世界の中で迷子になっている感じ、ファンタジーとして観てました。

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Momoko

3.0良い映画

2021年12月18日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

『ヴィム・ヴェンダース レトロスペクティブ ROAD MOVIES/夢の涯てまでも』にて鑑賞。

今回公開される作品群の中で、製作年が一番古く1973年の作品。

人生に半ば絶望しかけてる男と母親に置いて行かれた?捨てられた?少女の旅物語…少女の祖母の家を求めて見知らぬ土地を右往左往…どこかで見たことのあるようなストーリー…(笑)

妙に湿っぽくなることもなく…(母親に捨てられたと思った少女が泣きはしますが)…物語と言うよりも、正に旅する映像が淡々と進んでいきます…。

観た後に、ずっと心に残るような感じがしない…笑
この旅で特に得たものも失ったものも無く…笑…なんかそんな作品でした。

喪失感というか、明るい未来は来ないのかなという、変な漠然とした悲しい気持ちにさせられました。そういう意味では、なんとも不憫な物語の映画でした。

…「こんな映画も観たよ」ぐらいの感想です。

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stoneage

3.0モノクロなんだな〜

2021年12月12日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

ヴィムヴェンダースの作品を見るときは最初から諦めているので、最後まで辿り着くとほっこりな感動が味わえる…
最初はカッコ悪い男も、可愛くない少女も
最後には愛おしいったらありゃしない

それにしてもこの子役は魅力的♡

途中のジョン・フォード死亡の記事にズームされるが
ジョン・フォードって誰?となるあたし…
この間見たばっかりの「わが谷は緑なりき」の監督だった

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mamagamasako
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